ステージおきたま

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全力サポート!『泣いた赤おに』高畠町少年少女合唱団

2019-01-14 10:11:25 | 地域文化

 高畠町少年少女合唱団の定期公演、『泣いた赤おに』、追い込みの練習を見せてもらった。装置や道具、衣装のアウトソース引き受けてるからね、菜の花座。装置担当のT、小道具のF、衣装のH、それとプラン引き受けたこちとらと、4人でお邪魔した。

 合唱団創設20周年!気合い入っる。町の文化ホールまほらも共催ってことで、この日もホールの舞台を使って稽古、いいなぁ!菜の花座も20年目なんだけど、どこも共催なんてしちゃくれんだろうなぁ。日ごろの行いの差ってことだ。いやいや、指導者の人柄の違いってことね。

 ともかく、熱心なんだ、指導のK先生ご夫妻。どちらも音楽の先生やりながらの20年だから、大したもんだ。数年前、シニア演劇学校3期生の舞台に出てもらった子たち、まだ居るのかな?って聞いてみたら、なんと、大学生と専門学校生だって!その頃のメンバーは二人しか残っていないって!そうやって、年々入れ替わる団員を指導しつつの年月だから、これはもうお見事!の称賛あるのみ、だな。

 13時から17時まで、ほぼぶっ通しの稽古!大人の菜の花座だって、2時間通してのはしんどいのに、小学生メインの子供たち、集中を持続させるって生半可なことじゃない。リードする技量も当然だが、なんと言っても指導者の情熱なんだろうな。

 装置の方は、着々と進んでいるようだが、持ち込むことはできない。手作り自慢の背負子や自在鉤を持ち込んで、

子供たちに披露の装置屋さん。小道具さんは鍋、釜、食器など、青おにがひっくり返す品物を作ってくれた。

 衣装さんも、引き受けた赤おに、青おに、木こりなんかの試作品を子供たちに一つ一つ、当ててみて寸法の具合などをチェックした。こっちとしちゃ、プランできたし、それぞれ担当が頑張ってくれてるから、搬入や建て込みの打ち合わせ程度。それと、舞台の構造なんか具体的に指摘して、この先歌や動きの練習に活かしてもらうようアドバイスをした。

 合唱団関係、例えば指揮者、ビアノ伴奏、補助者、保護者なんかとは違って、見ず知らずの大人たちが顔出して、魅力的な小物や衣装を広げて見せて、さぞかし、「あっ、みんな応援してくれてるんだぁ!」って快く思ってくれたなら、行った甲斐、やった甲斐があるってものだ。自分たちの生活の多くを削って子供たちの合唱に賭けてる指導者やそのサポーター、そんな大人たちに支えられて、地域の文化は静かに育まれて行くってことなんだよ。

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