韓国初代大統領である李承晩は、アメリカに対して、竹島が韓国の領土だと認めるように要求した。
その要求に対して、当時の米国のトルーマン大統領は激怒して、のちに半島にいたアメリカ軍を全部撤退させてしまったほどだという。
その後、戦後の日本の領土を確定したサンフランシスコ講和条約において、日本が破棄する領域(済州島、巨文島および鬱陵島)に竹島は含まれていない。
つまり、竹島はこれまでどおり日本の領土だと認められたのである。
しかし、サンフランシスコ講和条約が発効となる3ヶ月前の52年1月18日、韓国は一方的に「李承晩ライン」という軍事境界線(漁船立入り禁止線)を引いたことが、現在に至る争いの元になっているのだ。
52年から65年までにかけて、韓国軍は「ライン越境」を理由に日本漁船328隻を拿捕し、日本人漁師44名を殺傷している。
海上保安庁の巡視船への攻撃も15件あり、16隻の船が襲われた。
いずれにしても、これまで日本が国家として何も発言しないのが大きな問題だ。
個人間の優しさは美徳だが、国家間では一切通用しない。
特に韓国のような国にはまったく通じない!