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寮管理人の呟き

広島県の教育を回想する(その1)

昭和62(1987)年3月、入学手続きを済ませた子どもに親は真顔で忠告した。

 「大学は垢が多いけー気をつけにゃーいけんで」

腐臭のする過激派を侮蔑的な漢字一文字で表現してしまう冷淡さに私は苦笑したが、心配無用と返答した。

 「屑高校であれほど仰山の愚かな垢教師を見てきたワシがスッカラカンの左翼思想にかぶれる可能性は皆無じゃ。己の言い分を通すために物をさんざん破壊した田分けが能書きを言ったところで誰が相手にしょーにー」

息子の厳しい口調に親は安心したようだった。私の家では全共闘時代の残党に対する評価は極めて低かったのである。大学の同期の殆どは時代遅れの我侭な連中を歯牙にもかけていなかった(笑)

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