敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

晴れのち雨、天神。

2019年03月10日 | 俳優座
我が家の近くの小さな公園は、
フェンスに囲まれた
区立の自由に使える場だ。

軟式テニスに興じるカップル、
野球のノックをする父と受ける子、
友人数人でサッカーをする小学生
・・・狭い空間を上手に川の字に。

そんなのどかな土曜日の午前を横目に
羽田空港へ向かった……。

思えば、実に久しぶりの「羽田」。
フリー時代、主戦場が東京に集中。
時折あるツアーも陸路ばかり。
(ベトナム公演は成田だったし……)
てなわけで。
昨秋、劇団所属に返り咲き、
全国規模で動くようになり、
博多の九演連総会*に出席すべく
スカイマークの椅子に体を沈めた。


*九州演劇鑑賞団体連絡会の略称



三月九日、晴れ・・・のこと。
鑑賞会会員約百八十名。
劇団制作者約二十名が集い
(博多のアークホテルにて)
総会一日目を終えた。

明けて二日目
三月十日・日曜日は雨。

相変わらず志の高い会議。
九州各地から結集した団体
(全県下に十八団体)は、
規模や地域の風土も異なる中、
抜き身の刀で平場で向かい合う
「非常に厳しい」論戦である。
積極的に発言が出るし、
内容が具体的なのが凄い

どの団体も難しい状況にあるが
反省も踏まえ、前向きだ。

他地域では、言訳が多くなるし、
そんな互いを慮ってか、
ついつい峰打ちになるものだ。
一方、九演連は血飛沫が飛ぶ。

我々の劇団は、聴くのみだが、
それでも突き刺さるものが多い!



・・・血飛沫といえば。
劇団俳優座第三三八回
『血のように真っ赤な夕陽』
昨日最後のオフで今日は稽古。
いよいよ十五日開幕だ!

思考が東京に向いたついでに。

二月二十八日に上野公園内の、
東京都美術館小ホールで開催の
「東京都ホール・劇場連携フォーラム」
・・・あの日も雨だったな
こちらは緩い空気のなか、
しかし内容は突っ込んだもので、
刺激的だった

タイトルから分かるように
東京都のホール同士が連携しよう!
と。こちらはホール主体ゆえ、
演劇に留まらず、音楽や舞踏など
「ステージアート」全般に関わり、
その部分も勉強になった。
閑話休題。

再び、話を博多に戻す。
白熱の総会はまだまだ続いています。
コメント
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