敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

再会と三階とマーヴィンと区民A

2007年01月30日 | 東演
 昨日は『マーヴィンの部屋』が3階から1階へ。
 先週も週の前半に一度降りたのですが、舞台を通常貸し出しの5間×4間(幅約9M×奥行約8M)の大きさで使って、木-日は外部貸し出しのため再度3階へ。
 そして月曜朝、改めて本格的なお引っ越しとなった
 客席の段差を埋めて、タテヨコを変換(?)して、できるだけ本多劇場のステージ原寸に合わせた幅約14M×奥行9Mの上に、セットを運び込み、発注している大道具はまだ出来ないので、仮のパネルを建てて、《家族の再会》によって起こる登場人物それぞれの心の動きに磨きをかけます。

 初日の来月21日(水)までは、あと23日
 
 さて。弊ブログは、奇しくもここ3回続けて“再会”にまつまる話になった。昨日一昨日の“伊勢崎”の短い再会は、けれど時間としては“白鷹”より長い16年の歳月を経てのもの
 彼とは、たった50人ほどの小さな学科で、僕の名前「高橋俊也」と3文字まで一緒の「高橋俊*」(個人情報保護法を鑑みて伏せ字にしました)という奇縁から始まって……、サークルも同じで、そこから派生した文芸同人誌も一緒、卒業旅行の中国も、という親しい間柄だった男だ。実は浪人した年も同じで、だから年齢も同じってこと。彼はストーンズで僕はS&G、おニャン子クラブは彼は新田や河合で、僕は名越だったけれど・・・。

 当時も着ていたというモスグリーンのジャンバーの襟元から、これまた昔通りにグレーのスエットのフードを出して、まるであの日のままの「まーさん」だった。
(「あえて狙った」とは本人談

 近々、伊勢崎名物の観覧車・・・マスコミを賑わす新設予定の方じゃなく(凍結になったそうだが)、既にある華蔵寺公園遊園地の方でも見がてら、また訪ねてみよう!
 今度はゆっくりと・・・。

 一方、あさってには小屋入りとなった世田谷区民上演グループAは、日曜日に公式の稽古を終了。長いことお世話になった小学校から、小道具や衣裳を運び出し、東演の3階の片隅へ。
 そして昨日、演出家に召集された役者だけで平日夜の最後の稽古をした。

 近々イベントがあるらしく、色紙でリングを作るお馴染みの装飾が施された視聴覚室。ホワイトボードには「ようこそ代沢小へ」なんてメッセージもある中、ちょいと変わった気分でラストスパート!

 シーンを区切って、いくつかの気になるところを細かく細かく紡いでいった。夕方4時から9時まで・・・みっちり。
 
『カレッジ・オブ・ザ・ウインド』。
  こちらも《家族》にまつわる舞台・・・。

 10月半ばから毎週土日祝日に稽古を重ねて、
 いよいよ2/3(土)19時~
      2/4(日)14時~ 本番です。
 北沢タウンホールにて。入場無料です。是非
 
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おすそわけと月光と、もう一つの再会と。

2007年01月29日 | 東演
 鹿児島からコーヒーやジュースが届きました

 昨年の12月7日、鹿児島県民交流センター「県民ホール」での『朗読劇/月光の夏』の上演を主催いただいた「共同の組織むぎのめ」さんから感謝の言葉と、アンケートの一部とともに・・・。
 「いきいきセンター麦の芽」さんが作っているイタリアンブレンド、「じゃがいものおうち」さんからはたんかんジュース、それから手作りのクッキーなど。

 タンカンとは「ポンカン」と中国最南部に自生する「みかん」が自然交配して生まれたもの。ミカンより少しすっぱい果実なんだそうだ。

 全国へ、北へ南へ・・・。
 『月光』の感動を届けている我々は、このような心のこもったプレゼントや率直なアンケートに、勇気づけられます!

 ちなみに届いたのは、先週のこと。紹介が遅くなりましたが、朝のコーヒータイムが少し豊かになった気がしています。
 
 そうそう、今朝のコーヒータイムは軽井沢チーズバーガー付きでした。
 伊勢崎の帰路、大学時代の友人がお土産にくれたもの。

 「もらい物で悪いけど…」と、知人から貰った3個入りの1つは食べてしまった残りをくれた。
 今や世界言語の“もったいない”の精神からなる、日本の偉大な文化=お裾分けと言えるでしょう。古き良き日本(?)では日常茶飯事の・・・
 
 「田舎からいっぱい林檎届いたから食べて」
 「ありがとう! あ、ちょうど良かった。うち今日煮物多く作ったから持っていって」
 ・・・数日後
 「こないだの林檎のお礼。親戚からホタルイカ届いたの。良かったら食べて」
 「かえって悪いはね。煮物美味しかったワ。…じゃあ、これ持っててヨ。娘がテレビ見てこさえたちょっと変わったコロッケなの」
 ・・・みたいな。

 話を戻そう。
 土曜日の、いせさき演劇鑑賞会の“新春の集い”でもお裾分けをいただいた。
 作品説明会と交流会の間に「抽選会」があって、創造団体はオリジナルグッズや色紙等を供出し、それが当たったりはずれたりしたのだけど、同時開催のいせさき演鑑のバザーに集まった品物の一部を、我々へ「お疲れさま」の気持ちを込めてプレゼントしていただきました。

 演鑑さんに、まーさんに、むぎのめの皆さん・・・。それから。
 これまでも多くの人たちから頂いた「お裾分け」を力に、東演は頑張り続けます
 感謝の心をこめて

    
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伊勢崎旅情と月光と

2007年01月28日 | 東演
 今年「いせさき演劇鑑賞会」の例会で『朗読劇/月光の夏』を上演するのに先駆けて、いせさき演鑑の“新春の集い”に行ってきました。

 この世界の大先輩。「山彦の会」の片山忠彦さんの車に同乗させていただき、一路北関東へ……1/27午前9時、セシオン杉並前をスタート!

 新春の集いは、今年の4月から来年2月の6例会の創造団体と会員の出会いの場だ。2時開会。

 まず4月は「山彦の会」の『母さん』。
 童謡『ちいさい秋みつけた』『うれしいひなまつり』、歌謡曲『リンゴの歌』『長崎の鐘』など多くの作品で知られるサトウハチローさんの生涯を描く音楽劇だ。(同乗の手前スペース多めの紹介です

 さて東京で本番を抱えている劇団もあって、「NLT」「こまつ座」「朋友」は、それぞれ博品館劇場、サザンシアター、俳優座劇場から駆けつけて、開会ギリギリの到着でした。
 順に6月『嫁も姑も皆幽霊』、10月『円生と志ん生』、2月『明日の幸福』が取り上げられています。

 そして東演の『ピアノソナタ「月光」による朗読劇/月光の夏』は、NLT-こまつ座の間の8月の登場となります。
『月光』にふさわしい季節での公演! いわずと知れた生ピアノと俳優との競演で、朗読劇後の全楽章演奏も見どころのひとつですが、今年のいせさきは、4、8、12月と音楽性の高い作品が並んでいて、12月は「スイセイミュージカル」の出世作品『夢があるから』・・・これが6作品の全貌だ!!!

 他の創造団体に負けないよう、我々も今から気合いが入る
 
 会員さんも100名近く集まった。
 部屋の前面には、上演作品の特徴を生かした会員さん手作りのポスターが貼られていて、10分間の作品説明に大きく貢献していました。

 また後方のスペースには絵画や書など、会員さん達の作品も展示されていて、“新春の集い”を華やかにしていた。単に作品の話をきく、だけではない交流の雰囲気が会場に満ちていた。
 夜には会場を移して交流会
 作品紹介を終えてすぐトンボ返りした夏川さん(朋友)以外の5人・・・前述片山さん、徳岡さん(NLT)、遠藤さん(こまつ座)、松田さん(スイセイ)に僕・・・が列席。
 大いに盛り上がったところで、まずタクシー~新幹線組の三人(徳岡、遠藤、松田)の帰京組が席を立ち、大学時代の友人に送迎を頼んでいた僕がさらに1時間後に退席。その時、時計は21時を廻っていた。
 片山さんはお泊まりだったので、さてどれほど盛り上がったのか・・・。
 帰りの車内、僕はバタンキューだった
 
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白鷹情緒とマーヴィンと

2007年01月26日 | 東演
 1月24日には、ちょいとした再会劇を堪能した。

 僕は大学4年の時、山形県は西置賜郡の白鷹町にある教習所の「合宿免許」で仮免までを取得している
 白鷹・・・と字面はとてもロマンチッックな、山形市の西側にあり、微かにその県庁所在地と接し、他の近隣の大きな街で言うと、鶴岡と米沢を結ぶ中間点に位置する約158平方㎞の町である。

 ただ残念ながら、大学生協の「合宿免許」のカタログが物語るのはあまりウキウキさせる情報ではなかった。
 バブル崩壊前でネコシャクでスキー!の時代だったから軽井沢とか妙高とか、はたまた南に下って九州や沖縄方面なんかが、イメージ=リゾートなんでソソラレるのだった。それは僕だけでは当然ないので、とっとと定員に達してしまい、結果的に“白鷹”に集まった面々は口を揃えて「本当は○○が良かったのだが…」と言っていた。
 ところが所詮はアサハカな大学生のオツムちゃん
確かに雪に閉ざされた何もない町ではあったが、教官はじめ町の人は温かく、宿の飯もうまく、何より同期の連中が気立ての良い奴らばかりだった
 ある部屋にはカメムシが大量発生し、トイレの鍵の調子は悪く、乾燥機は乾かなかったけれど・・・。

 大学1年から4年。大学も慶応、明治、法政、上智、青学(及び青短)、日大、東洋に國學院と幅広く、さらにまだ高校3年だったFとOの友達同士は、それぞれ早稲田と上智に推薦入学が決まっていた。そんな氏素性の違う・・・例えば、明治のSはバリバリの体育会の、しかもキャプテン。國學院の二人はともに神道学科・・・と普通では絶対顔を会わせないオモシロイ集結だった。
 91年の冬のことだ。
 白鷹を卒業して2年後に、一度同窓会を開いた。

 それから更に14年・・・
 今回集まったのは、前述の当時まだ高校生だった二人。。。早稲田商学部から国民金融公庫のF、上智の新聞学科から、巨人ファンなのに中日新聞に入ったO。。。と、青学の史学科から千葉興銀へ入行したIと僕の4人。

 皆、立派になっていた。
 名のあるところに勤務しているのは勿論、Fは体重が22㎏増えたというし、Oは既に通風を患ったという。これは笑える成長(?)だが、今やIは講演会を開くなど会社人事において一家言持つまでになっているという。
 全員結婚していて、僕以外は子供も持っていた。家を建てた野郎もいた。

 でも。まるで幼なじみみたいに、昔話に花が咲いた。
 それぞれ覚えていることが違うので、バラバラのピースを持ち寄って絵を作るような・・・お、こないだ役者のブログで小野が書いていたな、そんなことを。

 昨日のTDLは盛り上がったのだろうか?
 そう『マーヴィンの部屋』は血のつながりのある人々が、ギクシャクしてるお話。白鷹に偶然集った赤の他人の盛り上がりとは正反対。
 
 そして『マーヴィン』は舞台の上の話だけれど、オリジナル作品は1990年が初演だけれど、今の日本でも血縁によるむごい事件の報道は後を絶たない・・・。
 ちょうど僕が白鷹で、青春を謳歌していた頃の作品は、けれど普遍性を持って、《今》を射抜いている。
 そんな作品を座員一丸となって紡いで、観劇後、家族について、生きることについて考える端緒になってくれればと、残り1ヶ月弱、稽古に励みます。



 
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下町情緒とマーヴィンと

2007年01月25日 | 東演
       怒濤の折込だの外回りで
         ブログが2日も空いてしまいました。

 おとといは大山にいた。
 丹沢山系の神奈川の山ではなく、東武東上線が町を貫いている板橋区の大山である。
 モノが安い商店街が長~く連なっているというイメージはある。
 が、さほど降り立ったことはなく、僕が率いる演劇プロデューサーを中心に組んだバンド“Cool―P”のリハでスタジオ借りて以来だから、それこそ数年ぶりになる。それはともかく。

 商店街の中のミスドで一服してたら、いかにも大山チックな絵に出くわしたので紹介しよう。

 僕の隣の席に、今春小学校にあがる男のコとその母、母の友人の三人が座った。
 奥の席から帰ろうとした親子。。。小五で四月からは鼓笛隊の指揮棒を振ることが決まっている152㎝の女子と、辛うじてまだ2㎝勝ってる母。。。が寄って来て喋り始めた。
 前者は着席、後者は立ったまま。
 どうやら数年前まで懇意にしていたらしく152の母は「リョーくん久しぶり!」と気軽に声を掛ける。彼女にとっては昨日みたいなもんだが、6歳の数年前は余りにも昔すぎて無反応。それを大人三人がゲラゲラ笑いながら面白がる。
 さらには「ちっちゃいね」「ランドセルしょえる?」と露骨に突っ込んだりする。
 いかにも下町の風景って感じの、大変素晴らしい“ご近所ぶり”だ!
 こーゆーコミュニケーションは永遠に続いて欲しい(^-^)

 さて『マーヴィンの部屋』は、血を分けた人々の物語だが、交流がないところから始まる。その閉ざされたそれぞれの心や関係は…とゆー芝居である。

 で。主立った登場人物は血が繋がっている、という設定だが、勿論それを演じる役者達は他人。そうして何より、劇中に登場するディズニーランドに行ったことがないという今時珍しい人間が数名いるので(と書いている僕も、実は未経験な人ではあるのだが)、親睦も兼ねて今日は有志が集いTDLへ行っている。
 ロケハンに加え、新しい関係性が生まれることを期待しよう!
 なので稽古は休みだ。
 
 かわって稽古場は『朗読劇/月光の夏』が、来月アタマの公演に向けて使用中。
埼玉県は狭山での舞台だ。

 冒頭の話だが、言うまでもなく、あくまで僕のイメージする大山らしいなぁって絵であって、納得できないって方も多いでしょうが、マーヴィンだけに穏便に。

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新星★誕生

2007年01月22日 | 身辺雑記
 昨日、全日本卓球選手権大会が終幕した。
 
 看板の福原愛は、混合ダブルスこそ優勝したが、シングルスはまたも逃した。04年高校1年で女子ダブルスとミックスダブルスの二冠に輝き、あとは女王戴冠、あるいはそのシングルス含む3冠を、高校在学中に期待されていたが・・・。

 かわって、愛ちゃんと同じ青森山田高校の1年後輩、水谷隼(みずたにじゅん)が見事☆史上最年少で男子シングルスの頂点を極めた!!!

 日本のエース、吉田海偉(よしだかいい/日産自動車)の3連覇を阻んでの快挙であり、前日には男子ダブルスで岸川聖也と組んで優勝。さらに男子ジュニアも制しての3冠である。

     

 が、マスコミの扱いはイマヒトツ。
 注目は、女子ジュニアを中学2年で制した石川佳純だった! “愛ちゃん二世”と、福原同様小さい頃から注目されている選手で、“あぁ、あの眼鏡のヒョロッコイ娘がこんなに綺麗になったんだ”と思った人も多いことだろう。
 インターハイで福原を倒して優勝した宇土弘恵(就実)、団体3連覇の秀光(中等教育学校って名前が一瞬「?」と思わせる中高一環教育校だ!)の石垣や田中など高校生のお姉さん達を抑えて。
 マスコミはこの一等賞よりも、シニアで史上初の中学生四強を取り上げた。福原越え!として・・・。
 さあ、これで一気にスターダムに駆け上がるかしら?

 いずれにしろ男女とも世代交代の勢いだ。
 かつてのお家芸復活か???

 余談だが、男子ベスト4に入ったもう一人の高校生・大矢英俊も青森山田(3年)、97-99年インターハイ3連覇※を果たした吉田(厳密には当時まだ帰化前なので中国名の宋海偉だったが…)も同校出身と、卓球界における勢いを感じさせる。

 まあ、青森山田は卓球に限らず、ほとんどの部が全国常連ではあるが・・・。

     ※インターハイ3連覇(卓球男子)=
      当時はもちろん史上初の偉業であった。
      03-05年、今大会水谷と組んで男子複Vの
      岸川聖也(仙台育英/現在はスヴェンソン)
      も達成。
      岸川は、03-04年世界ジュニア卓球の
      男子ダブルスでも連覇を成し遂げている。

 さて。東演の『マーヴィンの部屋』でも新星の活躍が期待されている。
 前回公演『大地のカケラ』は、《次世代を担う演劇人育成公演》という文化庁の事業の一環として、新人の笹村香苗、2年目の姶良勇一の初舞台組を含む若手を中心とした座組だったが、この『マーヴィン』でも東演は積極的に若手を起用します!

 そのあたりをとっかかりに、明日から『マーヴィンの部屋』の稽古の模様をシリーズでお伝えできれば・・・と思います。
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スピッツ

2007年01月21日 | 東演
大きな力で 空に浮かべたら
      ルララ 宇宙の風に乗る

 ご存知「スピッツ」の出世作『ロビンソン』の一節ですが、今回のブログ表題は美術系の学校(ムサビ、造形、文化*)を卒業又は中退した4人組バンドの話ではありません。
 また犬のスピッツの話でもないし、その犬の特性が前述のバンド名の由来であるとか、そもそも犬の名前自体がドイツ語のSpitz(尖っているの意味)から来ているという話でもありません。

 現在稽古中の『マーヴィンの部屋』に、採血シーンが出てくるのですが、上は70代半ばからいる劇団ともなると、病院にお世話になっている人も多くて(苦笑)、採血という話題ひとつにおいても、あーだこーだと体験談が出てくるわけです。
 皆「注射器みたいので血を採って・・・」と詳しいわけです。

 が、さすがに血を採取して抜き取るシリンダー部分の名前は解らない。
 さあ、ようやくここで話が繋がるのだが、それを「スピッツ」というのだそうだ。
                             
 調べてみると、採血に限らず、医歯薬・理科系実験で使用する容器のことを広く指すことも解るわけだが、まずこの固有名詞にたどりつくのは専門家に聞くのが一番。

 昨日今日と、別の場所で稽古している世田谷区民上演グループAにも医療関係に従事するメンバーはいて、まどろっこしく僕が説明すると(しかも僕自身は経験がないから、劇団で聞いた話を曖昧に理解して、さしずめ伝言ゲームの3人目くらいな説明にもかかわらず)「ああ、スピッツでしょ!」と、さすが餅は餅屋なのだ!!

 さて、今度はそのスピッツを手に入れる作業である。
 「じゃ、使い終わったヤツ洗ってちょうだい」という訳には絶対に行かない。
 名前さえ解ればあとは業者を探して買うか、この業界得意のタイアップである。

 まあ、つまりはこんな小さなことを積み重ねて、一本の作品が出来ているわけである。

 本日、その『マーヴィン』の稽古はオフ。
 稽古場では『カレッジ』の大道具を、舞台監督を務める星野以下、奥山、原野、小野、安田、古田、江上で造っている。
 夕方にはアップして、そのあとは『マーヴィン』に明け渡す。明日から1階に降りていよいよ立ち稽古に入るので、本公演の舞台監督・古舘さんと大道具チーフの奥山らで、テーピング(舞台セットなどのおおまかな位置をわかるようにビニールテープでラインマークする作業)。
『マーヴィン』の初日は2/21。そう、何だかんだであっと言う間に一ヶ月前なのだ。

   *ムサビ=武蔵野美術大学
    造形=東京造形大学
    文化=文化服飾学院
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センター入試の天気と芝居の季節

2007年01月20日 | 東演
 今日はセンター入試だとか・・・
僕の受験の頃はまだ「共通一次試験」って名前でした。
  まだ国立受験のためだけの試験だったので、僕には無縁でしたが…。
 
 センター入試は90年から。
 前年に平成になったばかりの年で、海外渡航者が1000万人を突破する一方で、バブル崩壊が始まった年とも言われ、そんな空気を汲んでか「職業選択の自由アハハハーン」というサリダのCMキャッチが人気を呼び、レコード大賞は「踊るポンポコリン」・・・嗚呼、まさに爛熟って感じでした。

一方、普賢岳が噴火し大きな傷跡を残したもこの年。
 それから世界的な大きな出来事では、ドイツ統一があった。

 先程大相撲では、またまた朝青龍が千秋楽を待たずに優勝したが、90年は千代の富士、北勝海、旭富士がそれぞれ2度ずつ優勝している。日本人力士が強かった時代だ。

 さて。懐かしい話はこれくらいにして。
 センター試験に話を戻せば、なるほど昨日あたりから天気予報が言うように、悪天候が多い印象はある。今日は、少なくとも東京では俄雨が降った程度…、午前中は本当に微かに「雪」が舞ったが、落ち着いたものだった。

 そんな冬空の下、夏の芝居『カレッジ・オブ・ザ・ウインド』の稽古は、最後のあがきをしているところ。

 ファッション業界のように先回りして、夏に秋冬の撮影!なんて、我々芝居屋は必要ないわけで、素直に季節にあった出し物をやればいいはずなのに・・・例えば去年の今頃、東演は『八月の鯨』の稽古をしていた。タイトルから解るように、冬に夏の芝居をしたわけだ。『大地のカケラ』は9~10月の上演ながら、舞台の上は3月だった・・・。
                              
 で、『カレッジ』。
 そーゆーわけで、高校生一年生役ヨウタを演じるツネこと今井くんは、半袖のポロシャツに短パンで頑張っている! 姉のツキエは高校二年。花の17歳。。。おお! 彼女が誕生した頃にセンター入試は始まったってことか・・・。まあ、演じてるピグは、バブル崩壊どころかオイルショックの頃に、実際は産まれているはずなわけだが

 かたや『マーヴィンの部屋』は、多場面につき様々な季節が出てきます。

 どちらも“家族の絆”に大きなウエイトを置く作品。という目線で今日のブログをまとめると・・・1990年、『渡る世間は鬼ばかり』がスタートした年でもあるのだそうだ。
  
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本番まで15日

2007年01月19日 | 東演
【で、本番まで15日となった
 世田谷区民上演グループA
 『カレッジ・オブ・ザ・ウインド』
 1/17付のブログ・・・年明けにどん底を見た
 1月第2週のつづきのお話し】

 3連チャンの怒濤の特訓(?)で光明を見出して、迎えた1/13~14、目に見える出来は、むしろ先週以下だった。が内容は違った。
 ・・・と僕は思った

 前者は、全体がぼやけていたのに対して、後者はすべきことは解っていながら、スコッとある部分が抜けて、その動揺で雪崩式にグズグズ。つまり、良いバッテンだったと。

 数年の歳月をかけて失敗し続けた実験に、光が見える。ところが翌日には失敗。でもそれはAとBの配分から生まれるCが計算上より多く、結果Dに対して多かったという原因が解ってのもの。闇雲に組み合わせていた失敗とは次元が違うのだ。

 ただ、いずれにしろ「お客様に見せる状態でない」のは確か。
 これを残りの時間で、一気に仕上げてみせるわけです。
 ・・・毎年ネ

 あとはもう、これまでの自分たちの作ってきた、決してまっすぐではない轍を振り返って確認し、信じて、慌てずズンズン行くしかないのだ!

 これはプロアマ問わない最終コーナー廻った正念場だ
今年の区民Aは、ダンスあり擬闘ありの、エンターテインメントな舞台です! また直前に書きますが、下北沢演劇祭2007のオープニングアクトのひとつである『カレッジ』にご期待あれ

 そして第17回下北沢演劇祭のクロージングを務める東演の『マーヴィンの部屋』。一昨日、本番まで1ヶ月以上と書きましたが、文化庁の助成を受けた公演でもあるので、昨日が「1ヶ月前提出書類」の〆切日でした。16~17日と、PCに向かって何とかヤッツケました

 長かった冬休みが早くも懐かしいバタバタな1月中旬。
 昨日はお休みをいただいたので
 今日は元気
 今から、劇団委員会。。。


 
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本番まで17日

2007年01月17日 | 東演
 本番まで17日となりました。
 『マーヴィンの部屋』の話ではありません。世田谷区民上演グループA『カレッジ・オブ・ザ・ウインド』の方です。
 『マーヴィン』は初日までまだ1ヶ月以上あります
 勿論、のんびりしていられる時間ではありません。昨日は、午前に発送作業を、出演者はもちろんオフの座員も加わりおこなって、午後は家族役を中心にしたヌキ稽古でした。

 先週の金曜日に各プランナーが稽古終了後に集結。演出、演助、舞監に制作担当田中という面々で、2度目の大きなスタッフ会議を行いました。
 これで全体像は、ほぼ明確になりました。
 以上『マーヴィン』情報。
 さらにこまごました様子は、役者のブログを

 さて『カレッジ』。
 今日の午前に、演出・美術・舞台監督の3名で高津映画装飾(業界No.1の小道具屋さんですいつも無理言ってごめんちゃい)に顔を出し、午後には僕と星野(今回は舞監として区民を支えます)、ここまで皆を引っ張ってきた演出の千田嬢(青年座所属です)でタウンホールに打ち合わせに行きました。
 いよいよ大詰めという感じですが、それもそのはず、奇しくも1月17日に残り17日と言いながら、オフィシャルの稽古日数は2度の週末のたった4回。29日(月)~平日夜間の稽古も予定していますが、社会人が多いので、果たしてどのくらい集まれるか・・・。それだって最大3回で、2月1日には小屋入りである。

 実は、年末年始で2週間近くあいた1月6日の稽古は地獄を見ました。
 予想通りのデキナサ加減に、その日のブログでは“稽古再開”を記しただけで内容に触れなかったほどです
 けれどもそれはモノを創る上で必ず通らなければならない“試練”。。。いわゆるどん底。
 演出・千田恵子の熱意と役者たちの努力に、神の御加護か3連休でたっぷり稽古時間もあって、上昇気流に持っていくことができました。

【長くなったのでつづく】

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