敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

2018年04月30日 | 制作公演関連
劇団俳優座『首のないカマキリ』の
「い」っ週間をざっくり振り替える。



日曜日に休んだばかりなのに、
23日(月)の稽古の翌日、つまり火曜を
急遽オフにして、客席を組むとともに
舞台に仮のセットをこしらえた。

(月)に美術プランがあがったのを受け、
また役者が本を離した稽古が
深度を増す中、それを加速させるには
「新しい刺激」が必要だったし、
同時にそろそろ実際のミザンス
(ミザンセーヌが正しいらしいが
日本では「ミザンス」が定着。
役者の立ち位置や動線を指す言葉)で
相手に台詞を掛けたい時期。

そんなこんなが複合的に絡み合い、
『~カマキリ』は次のステージに
「い」っ歩、確実に踏み出した。



上はその作業のヒトコマ。
舞台監督助手と演出助手を船頭に、
俳優座の養成所生たちにより、
概ね八時間程で造りあげられた。

25日。
午前中に毎日新聞の取材が入り、
午後から本番にかなり近い
「舞台」での稽古となる。


(取材後、演出眞鍋と作者の横山氏の
ツーショットを撮る記者、を撮パシャ)

同日の読売新聞夕刊には、
iakuの旧作の連作公演に関する横山氏の
インタビュー記事が出て、
同じ作家の新作書き下ろしを
老舗の俳優座がほぼ同時期に上演、
ということで少し紹介された。

金曜日、美術プランの微調整。
杉山至氏が四度目の来団。

28日(土)には衣裳プランがあがる。
樋口藍氏のラフスケッチは、
役者の顔も似せてある(^-^)v

夕刻には照明の仕掛けのため
桜井真澄氏がやって来た。

制作はそろそろパンフレットの準備。

そして日曜日はお休みで、今日。
ゴールデンウィークは演劇人にはない。
ただ今日は、少しスペシャルな日。
出演者の安藤みどりの誕生日だ。
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あに・おとうとseason2

2018年04月28日 | 身辺雑記
『ウルトラマンR/B(ルーブ)』
はシリーズ初の兄弟がともにが変身し、
兄がカツミ、弟はイサミ。
・・・と前回書いたのだが。
実は。
〈兄がカツミなら弟はヨウジだろ〉
という展開もしたかったのである。



上のチラシは、只今絶賛稽古中の
俳優座公演『首のないカマキリ』。

その劇中に登場する姉妹が幼い頃、
姉の理恵、その友人ミハナ、妹の奈緒、
の三人で遊んだエピソードがある。

小さい頃は一つでも歳が違うだけで
「大人と子供」くらいの差があり、
と同時に(というか、だからこそ)
世代差のあるグループで遊ぶのは
楽しかったし、また少しの緊張もあり、
今思えば授業とは別の、いやむしろ、
座学以上の大変有意義な場であった。

で。
兄の志田克己は僕と同年で、
小学五、六年が一緒だった。
同じグループに属していて、
クリスマス会では私が主筆の
紙芝居で、声の高かった彼には
ヒロインを演じてもらった。
掘り炬燵のある彼の暮らす旧家にも
チャリでよく遊びに行き、
そこに三つ下の洋二がいた。

中学。僕はバレー部に入り、
克己は秋くらいに入部してきた。
けれど途中でフェードアウト。
弟の洋二は我らの卒業と入れ違いに
やはりバレー部に入った。
本来なら出会わないのだが、
前主将の私がOBとしてたまに
練習に顔を出して、指導。

顧問も、その中学に赴任して六年目。
私の次の代からは県大会常連にもなり、
チームとして乗っていた。

完全に言訳になるのだが・・・
僕が主将の年は新人戦県ベスト8が
地区内に三校ある激戦区で、
その前年は全国準優勝と県四本が
地区に大きな壁を築いていたのだ。
・・・言訳おしまい。

勢いに乗じ、夏休みには
〈強化合宿〉と、言っても
泊まりはせず、OBが集まり、
午前から夕方までの長丁場で
かなりのゲームをこなした。
(テレビゲームやボードゲーム
じゃなく6対6の15点マッチ)
毎年、最初はOBが圧勝するのだが、
高齢者から徐々にガソリンが切れ、
接戦になる展開だった……。

そんなこんなで、私の一個下の主将
黒木の開いた居酒屋に飲みに行き、
終バスを逃した時には、洋二を呼び、
タクシーがわりに使ったりした。

黒木も店を閉めて、洋二とも
最近はご無沙汰だけれど、克己より
今では弟の方が懇意である。

私の中学の同年のテニス部副将・
ツヨシとは思えば一度もクラスが
一緒に成らなかった。
けれども弟のアキラとは、
同じ演劇製作者として「製作協」理事を
互いに務めていて、さる3月も
ドラマリーディングの仕事をした。

人の縁とは不思議なものだ。
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あに・おとうと

2018年04月25日 | 身辺雑記
前回、僕ら兄弟の名前が、テレビ画面に
同時に映し出された、と書いた。

ネットニュースを読んでいたら、
ウルトラマンシリーズ最新作は、
史上初めて兄弟がそれぞれ変身する
『ウルトラマンR/B』だと。
「R/B」は「ルーブ」と読む。

そもそも〈ウルトラ兄弟〉じゃん!
とも思うが、血のつながりのない(?)
ウルトラマンもいて「にわか家族」
・・・ってのは言葉が悪いか?

まとまりのあるチームを、まるで
家族のようだと表現するのと同意の
『三國志演義』で桃園の契りを交わした
劉備・関羽・張飛的な「兄弟」と
言ったほうが角は立たないね。

さて。
その『R/B』はテレビ東京で放送。
え? 12チャン……おっと、
今やテレ東さんは7チャンネルでした。
てか。
も~7chになって久しいから、
むしろ東京タワーの下にあった
テレ東を知らない世代もいるのか(@_@)
閑話休題。

ウルトラマンといえば昭和人には
TBS、つまり6チャンなわけだが、
同じく仮面ライダーシリーズも
6から10に「移籍」したように、
我が国にも「コンテンツ」という発想が
成立して以来、珍しくはない。

昔は「就職」と言いながらも
実は「就社」で、会社に自らの人生を
捧げるのが当たり前田のクラッカー。
プロ野球もチームから移るのは
戦力外や、監督と揉めた選手など
ネガティブなイメージだったり……。

時は移り、選手側の権利に着目した
FAなど制度面、我がヤクルトが
呼ばれた「再生工場」に代表される、
トレードによるブレイクも増え、
移籍の垣根は低くなったけれど。

・・・ムム。やばいパターンだ。
スポーツにおける「移籍」論は、
長~くなっちゃうから、ここまで。

6チャンから5チャン(テレ朝)へ
ライダーは移り、ウルトラマンは
TBSからテレ東という話に戻る。

そういう意味では、新天地での
新たな設定は良いのではないかしら。

兄弟の名前はカツミとイサミ。
・・・勝利と勇気?
「少年ジャンプのポリシーか~い」
と、突っ込みたくもなる名前だ。
ある意味、昭和チックなのは、
7チャンのセンスなのか、
円谷の戦略なのか、はたまた、
一周回って新しいのかな?

7月7日、土曜の朝の放送らしい。
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ちいさな奇跡

2018年04月24日 | 身辺雑記
スポーツニュースにCMが入り
チャンネルを変えたらダウンタウン。

定食屋さんにレギュラー陣と
一般のお客さんが数人いる場面。
右上には「第三位・食堂としお」
とクレジットされていた。
松っちゃんが素人に向かって
「じゃ、あなたはとしおさんの息子の
としやさん? としやさんなの?」
といつもの調子で突っ込む。

ちょうど、そんなタイミングで
日本テレビを映したわけだ。
画面左下には「としや 」と出た。

素人さんが答えたのは「ひろしです」。
恐らく本当にそうなのでしょう。
んで、画面右中に「ひろし」と。

最近のテレビジョンはすぐに、
発っせられた言葉を文字にする。
聴覚障がいの方への対応であったり、
演出としてのテクニックだったり、
色々絡み合った上でのことらしいが……。

2018年4月22日23時過ぎに、
テレビ画面に「としや」と「ひろし」。

何が小さな奇跡かといえば・・・
私が俊也で、弟が宏だということ。
たまたまザッピングしていて、
ドン!と出たということ。


ツヨシとアキラ、平右衛門と甚平、
ヒエップとチュ、でもなく。
我が二人兄弟の名前だったという。

そして今日、4月24日は宏の誕生日。
何歳になったかは、すぐには出ない。
自分の歳からある数を引くと出る。
が。
「五つだったか六つだったか」と
一瞬、躊躇する自分がいた。
弟との歳の差に思いを巡らすなど
余りに久方ぶり過ぎる……。

最近は没交渉だし、ぶっちゃけ
仲が良いわけでももない。
まぁ「アラフィフ」ですからね。

※※※

こんな歳まで生きてきたのも
「小さな奇跡」なのかもしれない。
一人立ちするまで育ててくれた
両親には、あらためて感謝である。

その親の面倒もまるっきり弟任せ。
その点では弟に深謝しないと……。

お誕生日おめでとう

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2018年04月23日 | 制作公演関連
スーパーやコンビニに並び始めた
「冷やし中華」……例年通り、
この時期には出ているのだろうが、
ここ数日の夏日を含む暑さは
「冷やし中華」を欲する気候で、
思わず手が伸びてしまう。

さて一方で。
わかっちゃいるけど手が出ない、
ってやつも多いのである。

散らかった部屋の片付けとか、
自分の住む街から立候補した者の
選挙公報をちゃんと読むとか。
やらなきゃいけないのは重々承知、
な・ん・だ・け・れ・ど
大晦日を越したり、投票日を過ぎたり。

「政治はしっかり、不倫もがっつり」
とは公報には書かないわけで、
綺麗事(って言い方は酷ですね)を
透かして読み解くことが大事……。



政治の話がしたいのじゃない。

劇団俳優座『首のないカマキリ』も
真剣に考えなくてはならないと
解ってはいるけれど、普段の生活で
視界の中に入れることが難しい
「骨髄移植」「献体」が登場します。
大切な問題ゆえに、多くの方が
よく知り、深く考えるべきテーマ。

ただ「骨髄バンクに登録すべし」
と大上段から振りかざす芝居では
まるでない作品です。念のため。

ごく平凡な家族の日常。
姉は結婚を控え父には海外赴任の辞令。
そんなワタワタを冷静に見つめる妹。
そこにもたらさせた幼なじみの死。



そろそろ美術プランがあがります。
何度かの打ち合わせを経て、
ほぼほぼ方向性は定まり……、
金曜夜には初回の衣裳打ち合わせ。

着々と進むスタッフワークに
追い付かれないようにと、
役者の芝居はグングンと加速する。

いや、競争しているわけじゃなく。
キャストとスタッフの仕事の進行を
客観的に見て、そう感じるという……。

初日まで25日。
5月29日の完売に続いて、
25日も残席僅かとなりました。

一般5400円、学生3780円。
俳優座(03-3405-4743/チケット専用)
のほかカンフェティでも取り扱い有り。
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いろいろ落ちている、結文

2018年04月21日 | 身辺雑記
川崎市川崎区。

遠い昔は「公害の街」だったけれど。

日本最大の「ハロウィン」イベントが
開催されるなど近年はイメージ好転。
アイドルやバンドのリリースイベントの
聖地として完全に認知された
「ラゾーナ」などなど人気スポットも
数を増やした、東京と横浜に挟まれた
多摩川に沿った細長い街「カワサキ」。

そんなカワサキの顔とも言える
「ラゾーナ川崎」は2006年、
東芝の跡地に開業した
スペインの風吹く複合施設。
一方。
おじさん世代には「アゼリア」の
誕生もかなりのインパクトだった。

1986年・・・あれれ?
わりと最近と思っていたのだが
昭和にできたのかぁε=ε=┏(・_・)┛

当時、日本最大の地下街だった
「アゼリア」の広さとともに、
いや面積よりむしろ我ら市民には



この「カプセル」こそがアゼリアだ。
まぁ言っちゃえば、00分になると
演奏が始まる、大きなオルゴールな
だけなんだけど(^_^;)
あの頃「何かが変わる」と予感させた。

そんな地下街のできる前の
「川崎の顔」と言えば銀柳街。
いやいや、ベテランとして今尚
存在感を示しています、はい(^^)v



ゆるキャラも出来たようだ。
その銀柳街とも接した「川崎モアーズ」。

川崎産の「さいか屋」のあとに、
お隣ヨコハマからやってきた
「岡田屋モアーズ」から名を代えた
駅の真ん前の一等地の商業ビルは
川崎市民から愛された「場所」のひとつ。

そこに、久しぶりに入って吃驚。
(@ ̄□ ̄@;)!!

1~2階がゲーセン、3階はBOOK-OFF、
4~5階にダイソーと……
他にも店舗は入っちゃいるけれど、
各階の主要テナントを見れば・・・

いや勿論、商いに貴賤も善悪もない。
ないのだけれどもさ……、
アーケードゲームに百均に古本と、
庶民には嬉しい「安くて楽しい」
お店ではあるのですが。

・・・着物だの和菓子だのお茶だの、
何代にも渡って商いをしているような
処に収まっていて欲しいのだ。
その街の顔であるビルにはさ。

でも、これが日本の現状。
川崎に限った話ではない。
地方都市の老舗百貨店も、いや、
大都市ですら起きている「経済」の、
それが悲しいかな「今」である。



「人」の、落ちているっぷりを
昨日は書いたけれど、目を見開けば
暮らしにおいても結構な落ちっぷり。
(T-T)(T-T)(T-T)

誰のせいでもなく。
でも、諦めることはない。
一人ひとりの力で変えていこう。
落としたものは拾って、
まだ見ぬものは見つけて、ね。

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いろいろ落ちている、本文

2018年04月20日 | 身辺雑記
昨日、懐かしい町を歩いていて
色んなものが落ちていた件を書いた。



ちいさい頃、勉強も運動もできて。
すごいな~と思っていた級友が
夏、プールでとてつもなく駄目(> <)
・・・そう僕のように何やっても
中の下な者ならいざ知らず、
あのスーパーマンみたいな彼が……
(@ ̄□ ̄@;)!!

或いは逆に。
教室で声を聞いたことがなく、
体育はたいがい見学って子が、
ピアノを弾いたら先生より上手
\(^_^)/

あの頃は知るよしもないが、
小学校の先生で音楽専攻でない
担任のピアノなんてのは、
たかが知れていたわけだけれども。

・・・とにもかくにも。

人には得手不得手があり、
その力が合わさって大きな力になる。
1+1+1…でなく、1×1×1……
って、
それじゃ足し算のほうが
大きい数になっちゃうよ~
ε=ε=┏(・_・)┛



冗談は事務次官のコメントで充分。

話を戻すと。
人は、てなわけで少しずつ成長
……していくはずなんだけれど。
得手不得手がどーしてもあって。
勉強ができて、仕事ができて、
でもセクハラはやめられない。
そーゆーこともあったりする。

何かが「欠落」してしまうのだ。



それにしても。
その「何かが落ちている」人の
「落ちっぷり」が最近甚だしいのは、
本当に質の低下なのか、または
任命者のセンスのなさなのか、
はたまた過度な情報社会がゆえに
今はバレちゃうことが表に出ず、
任期を終えていただけなのか……。

本日の写真は。
僕の生まれた川崎市川崎区に
昨日久々に行き、撮った「今」の
川崎駅周辺の街並みであります。

この街自身も沢山のものを落とし、
かわりに、多くのものを手にした。


【結文、に続く】
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いろいろ落ちている、序文

2018年04月19日 | 身辺雑記


現在は『首のないカマキリ』という
俳優座の第336回公演についている。
・・・ので、ここ最近のブログも
その話題が多いわけである。

10:30~18:30は基本拘束されていて、
プチサラリーマンな感じだ。
とはいえ。
制作という職種ゆえ、事務所の椅子に
ず~っと座ってパソコンを叩く、
てなわけには当然いかないわけで。
宣伝やらで外を歩くことも多い。

某日。
文京区のこぶりな商店街が切れて、
住宅街に景色のかわる辺りの、
歩道を歩いていたら、グローブ。



手袋というべきか?
防寒ではなく怪我などから手を守る
作業用の厚手のが落ちていた。

近くで、コインパーキングを壊し、
建物を建てる工事があったから、
そこで使われていたものだろう。
ただ左右揃いということだから、
ガードレールに干していたのが
落ちた可能性もある。
……捨てたんじゃなく。

少し行くと、今度は可愛いサンダル。



自転車の後ろに乗っていた女の子。
ママの後ろで足をブラブラさせて、
ポロリ。

家から目的地までの距離が長く、
まだ捜索半ばなのか?
僕の発見が紛失間もない時で、
ママはまだペダルを漕いでいるやも。
・・・と、様々な空想が湧く。

実はその界隈は大学の四年
(教養学部は別キャンパスだったが
それでもサークルや学園祭など
ちょいちょい訪れていた)、
さらに卒業後のフリーター時代も
バイトをしていた街だったりも……
余計ノスタルジーも増すのだ。



公園のベンチ脇にシャトル。
遊んでいて、忘れて帰ったのか。

この小さな公園の先には、
昔よく通った定食屋さんがあった。
まだ健在だろうか?
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山手線の数字

2018年04月18日 | 身辺雑記
国際化ニッポンなのである。
街のあちこちでフォリナーに優しい
トウキョウだったりするのだ。



例えば、交通機関。
西洋人には余りに難解な「漢字」に
頼らない「英字」と「数字」による
案内が街には随分増えました。
早かったのはサブウェイで、
最近はジェイアールも後続。

で。
山手線の各駅にもJYと数字が
駅名とリンクするようになった。

それをぼんやり見ていたら……

山手線は品川が始点だと、
電車には詳しくないながらも
「小耳」な情報として薄ら覚え、
なのだが。
栄えあるナンバー1は何故だか
品川じゃなく東京。
野球なら投手。サッカーならGKで、
「守護神」とも言われるポジション。
まあ、東京都の東京駅だからな、
中心で間違いないでしょう。

都庁の建っている新宿は17。
都知事のいる街は奇しくも、
サムライブルーの主将の背番号。

年配者が集う巣鴨は11。
レジェンド・キングカズの
永遠のナンバーと合致していた。

おぉ、偶然にしても愉快だぞ。

現チームの中心選手の一人
長友といえば、背番号は5。
左サイドを駆け上がる人気者。
JY5は、日本の北へ駆け上がる
玄関口の上野。パンダもいて
アメ横に美術館と人気スポット。

さて、所属クラブと代表で
背番号が異なるプレーヤーは多い。
山手線では13の池袋は、
湘南新宿ライン(JS)では21。
東京メトロ有楽町線(Y)では9と
点取屋のセンターフォワード。
丸ノ内線(M)ではオオトリの25
と、さまざまな数字を背負う。

ちなみにはM1は、荻窪。
池袋と荻窪では、前者が大きな街ゆえ、
逆じゃねーの、と思わないでもないが。
同様に。
有楽町線の1は埼玉の和光市、
チャキチャキの江戸情緒を感じさせる
新木場が24と、そもそもの基準が
わたしには判らない(T-T)

そうそう。
JYには欠番がある。
品川と田町の間にできる新駅を
睨んで26はブランクだ。



国際化ニッポンなのである。
街のあちこちでフォリナーが闊歩し、
例えば仕込中の居酒屋に、
灯りがともっていると入店したり、
コンビニのコーヒー100円で、
大きなサイズを押してしまったり、
些事の多いトウキョウであります。
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2018年04月17日 | 制作公演関連
野球大国のひとつに数えられる
ドミニカ共和国の子供たちには
「野球肘」が少ないそう。

民族の持つ肉体的ポテンシャルも
異なると個人的には思うけれど、
その記事では練習時間や方法の
差異が大きく違うためだと言う。

そりゃまぁそーだわな。
根性論の時代ではないのだ、もう。
そして実際。
日本のこどもたちの野球では、
イニングや球数、或いは連投など
ルールでの制限に加えて指導者への
教育や啓蒙が進み、かなり改善されて
・・・いる印象だったけれど、
数字は、まだ足らないことを
示しているのだそうだ。



iakuの横山拓也さんの主な受賞は・・・
第72回文化庁芸術祭新人賞、
第15回日本劇作家協会新人戯曲賞、
第1回せんだい短編戯曲大賞などなど
・・・である。
乗っている作家の一人と言える。
さて。
最近の演劇界は人気作家が生まれると、
前世紀的スパルタ野球よろしく
その「劇作家」に次々と依頼して、
せっかくの「宝の腕」を無きものに
してしまう傾向がなくはない。

劇団俳優座第339回公演
『首のないカマキリ』は、
そんな横山さんの最新作である。
本作も、これまで以上に評価され、
活躍の場がさらに増えるのは
嬉しいことに決まっているが、
「劇作」の肘が、無理な消耗により
砕けることは防がねばならない。

と。
遥か中米の話題から六本木へ
話の舵は切られております。

さすが老舗劇団。
テーブル稽古にたっぷり時間も掛ける。
六日目で漸く荒立ちになった。

少し丁寧に説明するなら。
立って、実際の距離で台詞を発しつつ、
まだ読み合わせにも重心を残した形で
いわゆる「荒立ち」ではない。



今日で8日目。
じょじょに本を離す役者も出てきた。
明日は、本番一ヶ月前になる。
そして、チケットの一般発売日でもある。


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