敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

はつか

2023年03月28日 | 身辺雑記

はつか。

今日を20日と勘違いしているわけではない。

昨夜、いやもう27日になっていたから今夜、

でもそう書くと火曜の19~24時に思われるか?

……言いたい一番は「初夏」である。

 

プ~ンと夏におなじみの音に襲われた。

今年はあったかくて各地の桜も記録的に早く咲いた。

それは春のことがらだから許すとして。

さすがに蚊はいくらなんでも。

と、半世紀以上ボーッと生きていると、

ついそんな風な考えに及ぶわけだけれど。

チカイエカとゆー種類は一年中活動しているらしい。

くだんのプ~ンは、それだったのだろう。

 

 

はっか。

小さい頃、スーッとするやつは「ハッカ」だったが

ミントと洒落た名前に押されて最近見かけない。

北海道に行くと目にするのだけれど。

これまたボーッと生きてきて違いが曖昧だ。

ミントが総称で薄荷やペパーミントなどの仲間がいる、

とぐぐったら出てきた。

 

検索ついでにハツカネズミ。

語源は当然、20日くらいで生まれる、だと思っていた。

でも他にもあって・・・

家ネズミの中、ドブネズミなど多種に比べ小さく、

生後20日程の大きさしかないという「はつか」絡みの説。

「僅かネズミ」が転じて「ハツカネズミ」。

小形でちょこまかと動き「はしかい(捷い)ネズミ」から。

古称「甘口鼠(あまくちねずみ)」の書き誤りと見誤りで

「廿日鼠(はつかねずみ)」。

・・・とバラエティーに富んでいる。

 

 

となると『二十日鼠と人間』につい飛びたくなる。

1937年に発表されたジョン・スタインベックの小説で、

映画化もされているが、彼が最初に演劇を意識して書いた

作品として我々は心に止めている。

 

ジョン・スタインベックの蛇足。

1940年『怒りの葡萄』ピューリッツァー賞

1962年ノーベル文学賞

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童話の花束

2023年03月25日 | 鑑賞

ガソリンスタンドのENEOSの店頭に

この季節並ぶのが楽しみなのが、

『童話の花束』だ

「ENEOS童話賞」の入賞作品を束ねた一冊。

累計40万編の応募、1023編の入賞を生み、

今回で53回を数えるが、残念ながら

1973年「共石創作童話賞」に始まる歴史を

閉じることが巻末に知らされた。

 

 

一般、中学生、小学生以下の三部門あり、

それぞれの面白さが、魅力的な絵とあいまって、

桜の季節の楽しみのひとつだったのだが……。

 

数行前に「共石~」と記した。

1965年に誕生した共同石油が

70年、販促品として童話集を作ったのを機に

その3年後からスタートした企画だ。

92年に日鉱と合併。翌年ジャパンエナジーとなり

ブランド名をJOMOとすると「JOMO童話賞」に、

2010年には同様の理由から「JX童話賞」……

以後も社名変更のたび名称を変えながら継続。

 

その間の選考委員も華やかだった。

星新一、岸田今日子、立原えりか、いもとようこ等、

作家、女優、童話作家に絵本作家らが並んだ。

 

ちなみに。

今回の一般の部・佳作のひとりが清水邦夫。

演劇界の巨星と、同姓同名の方がいた。

(74年『ぼくらが非情の大河をくだる時』で

岸田戯曲賞受賞。1958年~2021年)

 

 

個人的には、中学生の部・佳作『キリコさんの窓』の

スケール感に可能性を見いだした。

 

童話賞、その作品集、売上を基金とした奨学助成制度と

活動の翼を広げてきていたが既述のように

賞と『童話の花束』は、おしまい

ただ、形は変えつつも進学支援は継続とのこと。

 

日本では、社会福祉やスポーツに関して随分と

企業に頼り過ぎた感がなきにしもあらず。

もちろん社会貢献には大いに期待するのだが…

バランスも大切だとも思う、土曜日。

 

桜満開ながら雨模様の昼下り。

 

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6543

2023年03月20日 | 身辺雑記

6543・・・ファミレド的に降順した数は、

弊blogの開設からの日数だそうです。

指折り数えても、カレンダーに印すでもなく。

gooさんが表示して知っただけなのです。

 

そんな節目ごとに過去にも綴ってはきました。

本数とか日数とか。

6543日・・・年にすると、約18年?

ほかには何かあるかしらんと検索。

6543は「目覚め」を表している!

というエンジェルナンバーがヒットした。

 

車のナンバー、時計の時刻、レシートなどで

なぜか気になる数字の組み合わせ、

わかりやすいのはゾロ目、誕生日や電話番号等々……

身の回りの数字に秘めらた「エンジェルナンバー」。

・・・たまに目や耳にするな~。

まるで詳しくはないが。ので、もう少し掘ってみた。

 

エンジェルナンバーは基本3桁らしく、6543は

1桁(6,5,4,3)、2桁(65,54,43)、3桁(654,543)

を総合的に判じるようだ。

てことは、ジャッジする者によりさまざま?

 

とにかく、この節目を境に「目覚め」たいと思った。

 

 

目覚めの一杯・・・というわけではなく。

昨日書いた街ブラで手にした余りみたことない缶コーヒー。

台湾で高いシェアを誇る「MR.BROWN」。

沖縄に本社を置く「ミリオン」の自販機で購入。

〈安い、面白い、美味しい、うれしい〉を掲げ、

社会貢献を目指す企業。

全国に4000台以上、あの目立つ黄色のボディを設置。

さらに、業務用飲料(コーヒーサーバ等)の提案や

M&Aにも参入しているそうな。

 

次の節目は6666かしら。

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パンどろぼう

2023年03月19日 | 鑑賞

 

日曜日、近くの本屋さんに行ったら『パンどろぼう』が

エスカレータの正面にどどーんと。

シリーズ本のみならずグッズがところせまし。

 

最近インプットができていないと自戒していたけれど、

「第11回リブロ絵本大賞」大賞ほか数々の受賞に加え、

シリーズ累計150万部超の大ヒット作品を

今日の今日まで知らずにいました。…トホホ。

 

フィギュア、カレンダー、トランプ、帽子、傘、

めがねケース等々、グッズの数がハンパないのに、

どうして今まで知らずにいられたのかが逆に不思議。

 

      

 

こどもがいないからか? いや。

2020年に発売されて以来、こどもから大人まで

虜にしているとのこと。

書店に足を運んではいたが、ついエレベータで

演劇コーナーのある階に直行していたのが仇か。

 

 

『パンどろぼう』に触発され、思い出したのは、

小さな商店街にあったパン屋さん。

東日本大地震の際に大手スーパー、コンビニから

食品が消えたとき自転車を漕ぎまくって見つけた

高齢のご夫婦が営む店で焼く食パンに助けられた。

流通が戻ってから足が遠退き、忘れていた。

暫くぶりで、入りくんだ路地に少し迷いながら

辿り着いたそこは倉庫になっていた。

 

倉庫前の自販機で、パンの代わりに缶コーヒー。

飲みながら足を伸ばしたのは小劇場。

演劇ユニット「ピタパタ」の『痕ーkonー』

(作・演出/今井一隆)を上演した小屋だ。

そこもなくなっていた。

その場で検索。2018年末に閉館とのこと。

 

刮目せねば いろんなことに。

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ゆうきゅうの、ぬ

2023年03月17日 | 身辺雑記

有休休暇で家にいて、ふとテレビをつけたら、

生津徹が取調室で犯人と断じられ、

お馴染みの灰色の机で悶絶する場面が、

目に飛び込んできた。

生津さんとは、演劇ユニット「ピタピタ」の

旗揚げ公演『ジョマクノギ』(作・演出/今井一隆)で

ご一緒した縁……とはいえ、もう10年以上前だが。

 

そのシーンのあとにはサックス奏者役の

葛山信吾がメインになり……あっ

順番が逆さになったがドラマは『遺留捜査』。

上川隆也主演のドラマの再放送。

 

すぐ『相棒』になり、こちらにも葛山信吾。

たまたまだろうけれど。

 

信吾といえば。

筆者的には「ぬ企画」というユニットの

主宰を思い出さずにはいれない。

その1~6(1993年~97年)、とんで

その10と11(2012年~15年)に制作として参加。

 

その10『赤い羽毛』より

 

今時「ぬ」といえばヌートバーだ。

ヌーイングも定着。

いやはや大活躍

 

WBC。

おかげさまで、我がヤクルトの村上も

不調から脱し・・・というか必ずや、

アメリカラウンドには間に合うと3月5日に

きっちり書いていたことが証明され、

ホッ

 

一方、国内リーグはオープン戦真っ盛り。

でもなかなか話題にはなりません。

ちなみに我がヤクルトは4勝5敗3分で

順位は9位だけれど、問題ありません。

てか「侍」に主力を出す出さないで

当然ペナントに影響はあるわけで……

はてさて、どんな戦いになるのやら。

 

燕は心配ないけどJ2のジュビロ磐田が心配。

ゆーてる筆者自身、10日以上のご無沙汰でした。

その間に3.11があり、ホワイトデーがあり、

同日、東京は最速タイの桜の開花

・・・春やな~。

って、久しぶりなのに、なんて実のない。

そうだ、有休と悠久を掛ける予定だったのに

明日以降頑張ります。

 

【文中敬称略】

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アゲンストに向かって走れ!

2023年03月06日 | スポーツ

〈Q〉神、早、駒、駒、東洋、龍谷、

國學、中学、東洋、東洋な~んだ?

 

こんななぞなぞに即答できる人は稀だろう。

〈A〉日本マラソン男子十傑の出身大学【後述】。

 

昨日約束した通り、改題して似たような話を。

 

3月5日開催の東京マラソン2023は、

女子が日本歴代5位の一山麻緒(資生堂)、

同6位松田瑞生(ダイハツ)、

同8位の細田あい(エディオン)がエントリー。

 

一方、男子は十傑(同タイムあり11人)中6人

・・・鈴木の辞退がなければ7人、

高岡、藤田は引退しているので現役9分の7。

もう少しいえば。

先月26日の大阪で歴代7位に名を刻んだ西山が

一週間後に走ることはないから8分の7・・・

WBCに勝るとも劣らない夢のレースと言えた。

 

結果は、皆様ご存知のように駒沢OBが快走。

新しいベスト10が生まれた。

 

1)鈴木健吾/神奈川大~富士通

2)大迫傑/早稲田大~ナイキ

3)山下一貴/駒沢大~三菱重工⭐

4)其田健也/駒沢大~JR東日本⭐

5)設楽悠太/東洋大~HONDA

6)高岡寿成/龍谷大~カネボウ◇

7)土方英和/国学院大~旭化成

8)細谷恭平/中央学院大~黒崎播磨

9)高久龍/東洋大~ヤクルト

9)西山和弥/東洋大~トヨタ自動車

⭐東京マラソン2023によるランクイン。

◇引退。他は現役(3月5日現在)。

 

土方が昨年、HONDAから移籍したことにより

現所属が鮮やかにバラけた。

10位タイだった富士通・藤田敦史(駒沢)と

ヤクルト・小椋裕介(青学)がこぼれた結果でもある。

意外や意外、出身大から青山学院が消えた。

9位だった山梨学院大・井上大仁も11位となり、

プルシアンブルーの名前もこぼれた。駒沢は一減二増。

 

マラソンは個の闘いではあるけれど、

こんな視線からも楽しめます。

さて、出身大でくくると10分の3を誇る東洋。

しかし、設楽悠太はこのレースも棄権。

「沢山のご声援ありがとうございました。

HONDAのユニフォームで東京を走れて幸せでした。

ありがとうHONDA! ありがとうファンの皆さん!」

と、レース後SNSに意味深なツイートも。

31歳。

昨日のレースは双子の兄・啓太(日立物流)も走り41位、

三年後輩の口町亮(SUBARU)は56位と

鉄紺勢は厳しい戦いを強いられた。

 

箱根は辛うじてシード権を確保。

前述の西山のビッグランは嬉しかったけれど、

現役OBともに全体としては向かい風の走り。

アゲンストに負けずに一秒を削り出せ!

 

 

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人気スポーツと中継の関係性

2023年03月05日 | スポーツ

きのう、WBCの壮行試合第2戦

侍ジャパンvs中日が地上波はもとより

BS、CSでも中継されなかったことに

驚いたのは私だけではないだろう。

テレビの時代ではないことは知っているが、

そのテレビ各局が煽っているイベントが、

「2009年以来の世界一奪還」なわけで…。

そりゃ、本戦は放送するのだろうけれど、

まさかの壮行試合第2戦「放送なし」。

あ、初戦も途中で「さようなら」だった。

昨今、野球の放送延長なしは珍しくはないが。

さすがに本戦は最後まで、なのかしら?

 

かつてほどの人気がないって側面と、

壮行試合まで放送する予算がない、等々

要らぬ想像をしたくもなるけれど、

メジャー組が出場可能になる強化試合も

6日は中継ありで、7日はなしなのだ。

 

余談になるが「壮行」と「強化」が

メディアによって違うのは何故なのだろう。

閑話休題

 

さて、金曜日は敗れた侍J。

土曜日はサポートメンバーの活躍もあり勝利。

個人的には、我が燕の山田と村上に当たりなく、

でも心配はしておりません。

開幕には間に合います

 

とボールゲームから、本日開催された

東京マラソン2023に話は変わります。

 

女子は青森山田高卒業、昨年までスターツ所属

ローズマリー・ワンジル(ケニア)が世界歴代6位の

2時間16分28秒で優勝

日本勢では、東京五輪出場を惜しくも逃した

松田瑞生(ダイハツ)の全体6位がトップ。

オリンピックの最後の一枠を掴み8位入賞の

一山麻緒(資生堂)は14位で完走し意地をみせた。

が、故障明けで万全ではない出走には疑問だ。

夫の鈴木健吾(富士通/日本記録保持者)は

右脚股関節故障のため出場辞退。

 

男子は新星誕生

山下一貴(三菱重工)が全体7位。

日本歴代3位の2時間5分51秒で丸の内に駆け込んだ。

其田健也(JR東日本)が続き、歴代4位のタイム。

ともに駒大OB。かつ其田はワンジルと同窓の青森山田。

 

こちらは地上波でたっぷり放送

(9:00~11:50。関東ローカルでは8:30~9:00も)

ボカロのテーマ曲も流れたり……。

TOKYOらしい演出(?!)

この手のコンテンツへの注力は凄いもの。

 

【文中敬称略】

改題して似たような内容に続く。

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ドボチョン

2023年03月04日 | 身辺雑記

遠い昔のアニメ『ドボチョン一家』の

テーマ曲が脳内に渦巻いたのは一昨日だったかな。

♪ドボチョンドロドロ ドボチョンドロドロ

 出てきたぞ♪♪と。

 

なんたって半世紀以上も時が経っているから

ポチっと確認してみたら「出てきたぞ」じゃなく、

「出て来いよ」が正解らしい……。

むむ? 正解???

 

冒頭、『ドボチョン一家』とくくったけれども。

1970年製作の『幽霊城のドボチョン一家』と

1971年製作の『ドボチョン一家の幽霊旅行』の

それぞれ異なるアメリカのアニメーション作品が

日本ではともにNET系(現テレビ朝日系列)で

前者が70年11月~翌3月、後者は71年4月~9月と

連続して放映されたそう。

で主題歌にいたっては同じメロで詞が異なる曲。

 

そりゃ、こんがらがるのもごもっともだ

 

『幽霊城~』の歌い出しは・・・

♪ドボチョンドロドロ ドボチョンドロドロ

 出てこいよ♪♪

『~幽霊旅行』のそれは・・・

♪ドボチョン伯爵 ボヨヨンヨロヨロ

 出てきたよ♪♪

つまり私の記憶は微妙に混じりあっていたのだ。

 

「脳内に渦巻いた」後半は、

♪幽霊が ああややこしい

 幽霊が ああややこしい♪♪と

リフレインしていたのだが、正解は・・・

♪幽霊が ああややこしい

 何でもいいからやっつけろ やっつけろ♪♪

で、ほぼ『~幽霊旅行』。

 

ちなみに『幽霊城~』は・・・

♪ワン・ツー・スリー いい調子

 お化け一家のお出ましだ お出ましだ♪♪

 

嗚呼、これメロディもだし、絵世界が

浮かばないとまるで何だかな話ですね

 

と書きながら、めげずにさらに記すると、

『幽霊城~』は、『かわいい魔女サブリナ』から

スピンオフしたアニメだとWikipediaで知った。

ただおぼろげな記憶では『ドボチョン』の方が古い。

 

『~サブリナ』は71年9月東京12チャンネル

(現テレビ東京)で初放送。

朽ちかけた私の灰色の脳細胞も少しは正解するようです。

 

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ちちのたんじょうび

2023年03月03日 | 身辺雑記

三月一日は義父の誕生日であった。

先月、彼は愛妻の四十九日をおえたが、

独り暮らしが随分長くなっている。

八十一回目のお祝いくらいせめて、

と磐田から東京に招いて、お祝いをした

大学生の孫も横浜から駆けつけての

ささやかな食事会。

香港旅行の映像を見たりもした。

 

筆者の妻と、妻の実父母、実母の姉雛子さんの

四人で、雛子さんの御子息が勤務していた国へ…。

スマホではなく、まだムービーを回していた時代。

 

 

ちちの誕生日といえば、さる二月二十二日は

私の父の生まれた日であった。

鬼籍に入って久しいから祝うことはできないが。

 

写真は、私が知人から「オランダの王室云々」と

説明とともに頂いたジン。

本稿とは直結しないのだけれど、

父も義父もこの手の洋酒ではなく、

手頃な焼酎や日本酒を好んだと書きたくて

貼り付けてみたのです、ハイ。

 

 

横断歩道の向こう岸から渡ってくる親子。

長女が父と、次女が母と手を繋いで。

そんな風景を見たのは二月の終わり頃だった。

……そういえば、私は父と手を繋いだ記憶がない。

 

仕事柄(高度経済成長期の建設業に従事)、

徹夜が多く土日もなく働いた人だった。

たまの休みに家族で出掛けたり、

人並にキャッチボールやら将棋やらもした。

が、手は繋がなかった。……少なくとも記憶がない。

 

雛祭りにふさわしくない内容だが、

身辺雑記として書き留めておかねばならないと、

二人の父の誕生日を過ごして思った。

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街でも節電が拡がっています。

2023年03月01日 | 身辺雑記

エネルギー価格高騰が凄まじい。

電気、ガス等に限らず食品やら何やら

何もかも高くなっているわけですが……。

街のお店も看板の灯りをつけない所が

ジャンジャン増えています。例えばコンビニまで。

恐らく直営店では無いのなのでしょう。

商品は値上がりし、お客は買い控え、

でも上納金は変わらないから節約は必至。

本当に、オーナーは大変だ。

近所のよく行くコンビニYは、

やる気の感じられないオーナーと

かたや、しっかりものの奥様と

一番シフトに入っている中年男性、

数人のアジア国籍のバイト。あ、それから

金髪の若い日本人で回している。

          

彼女は普段、自分が買物をする際に

レシートを貰わない派なのだろう。

……たぶん。

何故なら彼女は頑なに渡してくれないのだ。

マニュアルでは渡すことが推奨されていて

「いらない」と言われたら渡さない、

という筈である。

自信はないが、他の店員は皆そうだから。

    

「レシート貰ってもどうせ捨てるんだから

いらないよね」という彼女なりの親切で、

意地悪や面倒臭いからではないと信じる。

 

そんな彼女が最近はレシートを差し出すようになった。

ん? 節電となるで関係ない話ですね。

関係ないついでに。

少し前に西欧人が数点買い物をし、

電子マネーで払おうとしたのだが、うまくいかなかった。

身振り手振りでのやりとりの末、

キャンセルして彼は店を出て行った。

後ろに並んでいた僕は炭酸水と中華まんをテーブルに置いた。

「ろっぴゃくうんじゅうえんです」

確かそれくらいの金額を言われて支払って、

レシートを受け取り店の外……に出る前に見直して「ん?」

やけに高いぞ、と。

 

賢明な読者諸氏はお気づきだろうが

西欧人キャンセルをしないでレジを打ったので

僕のお会計に誤差が出たのだった。

彼女への云々じゃなく、やはりレシート大事という話。

 

それはそれとして。我が家の節電にも心を砕く日々。

 

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