敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

3401の判子

2017年09月30日 | 制作公演関連

若手中心だった宮沢賢治の
公演を終え、三日が経つが、
J-Theaterはノンストップで
『三島由紀夫の世界vol.1』の
稽古を木曜から再開している。

下北沢の『MIYAZAWA~』で
艶っぽい海蛇と切ない窯猫を
鮮やかにじ分けた山崎沙織は
連投となり、『三島~』では
一転、眠り続ける葵などを演じる。

昨日は郵便で判子も届いた。

「新宿フィールドミュージアム」
に参加するだけでなく、今回も
スタンプラリーに参戦する。

昨今、数を増すスタンプラリー、
SFMも二年前から導入しており、
区内の銘菓、区内施設のチケット等
抽選でゲットできるのである。
しかも年々ハードルが下がり、
2017では、ついにスタンプ二つで
クリア……もはや「ラリー」じゃない、
と言えなくもないがC=C=\(;・_・)/

SFMの話はこれくらいにして。
今日は豊海で昼夜通しで追い込み。



月島地区の西端。
1963年に埋立が完成し出来た街には
水産埠頭があるので冷蔵倉庫が多い。
そんな運河に囲まれたエリアは、
ウォーターフロントの一角でもあり、
タワーマンションも次々に建つ。

最寄駅は都営大江戸線「勝どき」。
駅周辺は広いエリアが工事中だ。





有楽町線沿線に住む僕は、
月島駅から歩いたが、橋を二つ
渡って稽古場にたどり着いた。

橋を越えて次の町に至るのは、
芝居が出来上がるのに似ている。

すっかり秋めいた東京。
ベテランの多い『三島組』は、
お客様から「合格」の判子が
貰えるように汗を流しています。

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いろいろ終わった

2017年09月28日 | 身辺雑記
宮沢賢治『やまなし』『よだかの星』
など四篇を歌とダンスを交えた
舞台にしつあえたJ-Theaterの公演が
昨日無事終幕となった。

ご来場いただい皆々様に感謝m(_ _)m

⚾⚾⚾

プロ野球も大詰め。
両リーグの優勝が決まり、
CSの椅子はセに一つだけ。

それも確率的にはベイスターズ。
追う「盟主」は、球団通算本塁打
一万本目のメモリアルアーチを
中井が放ったのだけれど。

クライマックスが始まって以来
Aクラスを逃さなかったGが
初めて逸した瞬間だったと直感。

今は燕党。でも。
小さい頃は巨人ファンだった。
中井は、小林など一野球選手として
ジャイアンツの中でも数少ない
好もしいプレーヤーの一人である。
だから彼が球史に名を残したことは
とても嬉しく感じている\(^_^)/

ただこの時期に、記念の一打を
中心選手ではなく、地味な男が打つ
という天命を得た「チーム」の
命運は尽きたな、と。

🏁🏁🏁

一方、始まるのは衆院選。
そして。
一つの終わりを迎えた「日本の政治」。
つまり〈終わりの始まり〉とも映る。

《野党の消滅》という本来なら
ショッキングなはずのニュースが
そうは感じられない(その責任は
勿論消える野党自身にある)
悲しい今日この頃・・・
変わって立つのは「希望」。

まさに国民は希望を失いつつある。
だけれども。

スポーツシーンにおいて。
デビュー戦でいきなりゴールを決め、
続く二試合でもネットを揺らす
ストライカーが観衆を沸かせ、
はたまた、
初レースで日本新を叩き出し、
外国招待選手に続いて二位と
各メディアから称賛される韋駄天、
という電撃の登場を果たした
アスリートが、一夜の天体ショー。
瞬時に輝き、姿を消すように……
「希望の党」も流れ星に終わる、
そんな気がしてならないのは、
冒頭の公演が、収支でいえば
失敗に終わって、落ち込んでいる、
そ~ゆ~精神状態だからかしら?
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GSD~学年主任、執権、ドラマトゥルグ

2017年09月27日 | 制作公演関連
J-Theater〈日本人作家シリーズ〉
『KENJI MIYAZAWA. GALAXY
SPECTACLE DRAMA ACT LIVE 』は
いよいよ千秋楽を迎えます。

ギャラクシーのG、スペクタクルのS、
ドラマのDを使って、本作連動の
ブログタイトルを捻ってきて。
まぁそもそも無謀だな~とは
踏んではいたのだけれど。にしても
・・・グゴガガガとかドドドドド
と擬音に逃げた昨日は酷かったと、
我ながら猛省しております。

さて、それはそれとして。

代替わりの季節となったJ-Theater。
経験の浅い役者たちを見ていると、
文化祭みたいなノリも見受けられる。

主宰で構成と演出、さらに出演の
小林拓生が校長だとすれば、
音楽監督の小森広翔はさしずめ
学年主任というポジションだろうか。

振付・三浦小季、語り指導・原きよ等
「先生たち」と連絡を取りながら、
歌やダンスに留まらずに、
生活指導にも目を光らせています。


(中央の背中が小森広翔)

バレーボール〈火の鳥ニッポン〉の
中田久美監督はタブレット片手に
必要最低限しか口は出さず、
タイムアウト時もヘッドコーチが
もっぱら指示を与えていたけれど、
そんな絵面にも似ている現場。

さらに例えるなら。
鎌倉時代の、都にいる将軍と
執権の北条氏みたいな関係?

もちろん小林が監督と将軍、
小森がHDと執権である。


(脚立前で指示を伝える小森広翔)

と、二つ(GとS)までは頑張れた。
けど、最後の「ドラマトゥルグ」は
ドンピシャとはいえないっす……
ほかに思いつかず、無念。


ドラマトゥルグとは、演劇作品の
作家のことや時代背景などを
現場にサジェッションする役割で、
わりと最近、海外から導入された役職。
実はその仕事は、まだ完全掌握とまで
至っていなかったりもする。

小森はむしろ映画における
ラインプロデューサーっぽいのだが、
それだとDじゃないんだもん。

いずれにしろ。
役者たちは皆懸命にやってくれている。
それにも増して大車輪のナイスガイに
ちょいと焦点を当ててみました。

千秋楽。
13時、16時、19時と3ステージ。
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GSD~グゴガガガ、小劇場が、ドドドドド

2017年09月26日 | 制作公演関連
東京2020に向けて工事が
至るところで展開されている。
もちろん全部が五輪じゃ~ない。

下北沢は小田急線の複々線化と、
それに伴う駅前再開発がリンクして
十年以上、ひたすら工事が続く。

さて。
「劇」小劇場という名前の、
本多劇場グループ五番目の小屋にも
ただいま手が入っていて・・・
こんな感じであります。







上)二階。これまで舞台と
客席だった部分に一階事務所の
机等々が上げられた状態。

中)で、客席の座布団と
電子レンジが並んでいます。

下)劇場掲示板には休館の張紙。

その向かいの、小劇場「楽園」で
昨日、初日を開けたのが
J-Theater〈日本人作家シリーズ〉
『KENJI MIYAZAWA GALAXY
SPECTACLE DRAMA ACT LIVE 』
(構成・演出/小林拓生、
音楽監督/小森広翔、振付/三浦小季、
語り指導/原きよ)である。



劇小は、耐震強化を行うべく、
グゴガガガ、ドドドドドと
工具が勇ましい音を奏でている。

かたやJ-Theaterは。
ここ数年、コアなメンバーとして
作品に携わった面々が「卒業」し、
新たな局面を迎えている時期。

そもそも小林の個人ユニットで、
作品ごとにキャストスタッフが集い、
プロデュース公演を打っている。
いわゆる「劇団」ではない。
が。
小林が講師を務める養成機関の
若手がここ数年、その中心で活躍。
彼ら彼女らがJ-Theaterで経験を積み、
それぞれ声優事務所所などへの
所属というステップアップを遂げた。

実際に、『ラブライブ!』の南ことり役、
『けものフレンズ』のかばん役などで
大ブレイクした内田彩らを輩出する
JTBエンターテインメントアカデミーを
巣立って行ってもいるわけだが、
そんな一連の流れを「卒業」と表現した。

卒業があれば入学がある。

この秋の太宰治、宮沢賢治の
二作品における大型オーディション。
そこを勝ち抜いた面々が、
これから数年間のJ-Theaterを支える
可能性は大きい……。その意味で
グゴガガガ、ドドドドドは
このカンパニーにも訪れている。

あ、そーいえば。
昨日は、2014-16シーズンの
J-Theaterの代名詞ともいえた
戸田梨恵の誕生日だった。

と。まるで何か運命的な雰囲気も
漂わせながら・・・
仲日の準備、準備、と。
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3401の折込

2017年09月23日 | 制作公演関連
『三島由紀夫の世界vol.1』が
「新宿フィールドミュージアム2017」
に参加することは何度も書いてきた。

いよいよSFM2017が、10月1日開幕。
そのオープニングプレイベント、
さらにはオープニングイベントと
立て続けに開催される。

そこで配布する団体のチラシを
折り込む作業が昨日あった。
かなりの数が並んだ。

我々の会場(近江楽堂)もある
東京オペラシティの大ホールでは
エマニュエル・パユのソロ。
世界的なフルーティスト、
らしい(11月28日)。

なぎら健壱、ビリーバンバン、
山崎ハコら豪華な顔触れによる
「フォークソングが流れる街」は
新宿文化センターで10月7日。

音楽ばかりでなない。
東郷青児美術館、演劇博物館など
ミュージアムも多数参加して、
帝国データバンク資料館では
「歴史に残して伝えたい社内報」
というユニークな企画を打つ。

もちろん演劇も。紀伊國国ホール、
矢来能楽堂、プーク人形劇場等、
現代演劇から古典、人形劇と
幅広く網羅している。

・・・これはほんの一例で、
とにかく膨大な参加団体による、
緩やかな連帯……いやほぼほぼ
ゆるやかにすら連帯していない
イベントである。と書くと、
中心的役割の芸団協に悪いな(^_^;)

巨大な規模で、かつジャンルも
前述のように幅広すぎるなか、
横の繋がりを作ろうと、毎年、
少しずつだが繋がりは築れている。

そもそも。
秋の新宿でのアートという括り。
だから毎回、カンパニーも異なり、
まとまるのが困難なのである。

継続的に参加する団体を中心に
ヴィレッジ化をはかっている。
と。
SFMの話に終始しているな。



『三島由紀夫の世界』は、
長年『近代能楽集』に取り組んだ
J-Theater(小林拓生)が、
三島の他作品にも触手を伸ばして、
かつストレートプレイ、朗読、
ドラマリーディングと表現方法も
さまざまに取り込んむ公演だ。

その辺りは次回、たっぷり。
まあ、その前に『宮沢賢治』が
25~27日にある(小劇場「楽園」)
それが終わってからになる。




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GSD~がっつりと、総仕上げ。団結して!

2017年09月21日 | 制作公演関連
J-Theater〈日本人作家シリーズ〉
『KENJI MIYAZAWA. GALAXY
SPECTACLE DRAMA ACT LIVE 』

略して「GSD」に絡めたブログの
タイトルもかなり無理が出てきたよ
(^_^;)

だけれども。
初日まで四日となった稽古場は
順調に歩みを進めております。



特にダンスは、J-Theater初出演の
若い役者が多い中で、上々の出来。

また歌の方では、音楽監督
小森広翔の指導のもと挿入曲にも
数人がチャレンジした!
なかなかアグレッシヴp(^^)q



三横綱が休場した九月場所。
千代大龍などの台頭もあり、
世代交代期とも言われている
大相撲さながら、J-Theaterからも
新しい星が誕生する公演になる、
予感が・・・あっ!

「ほし」といえば昔「保志」という
力士がいたことを思い出した。
そう、後の第61代横綱北勝海。
彼の本名であり、また大関までの
四股名だ(一時期、富士若)。
今や日本相撲協会の理事長!

「花のサンパチ組」の一人で、
第60代横綱双羽黒(というより、
北尾のほうが分かりやすいかな)、
小錦、寺尾などとともに、、、

(((・・;)いかん。
また話があらぬ方向に行ってる。

アグレッシヴなオーディションを
勝ち抜いたフレッシュな面々と
昨年の初演、再演に続き、
すべてに顔を出している
篠崎旗江、伊谷敦彦ら常連組の
力を融合して届ける演目は、
以下の四篇・・・

〈クラムボンは笑ったよ〉の
一節が余りに有名な「やまなし」。
教科書にも掲載されていて、
懐かしく思う人も多いだろう。

皆から疎まれながらも健気に生きる。
賢治作品に多いモチーフから
「よだかの星」「猫の事務所」。

そして、チュンセとポウセの
双子星が活躍する「双子の星」。

いよいよ9月25日~27日
小劇場「楽園」(下北沢)

25(月)19:30~、26(火)15:30~
26(火)19:30~、27(水)13:00~
27(水)16:00~、27(水)19:00~

少々変則的な開演時間です。
お気をつけくださいませ。
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キューポラのあった街へ。

2017年09月19日 | 鑑賞
全国津々浦々にある公共ホール。
その多くには愛称が大概ある。
ネーミングライツ~例えば、
京都会館が「ロームシアター京都」
~ではなく、例を挙げれば・・・
川口市総合文化センターならリリア。
葛飾区亀有文化ホールならリリオ。
亀戸文化センターならカメリア。

さて、この三施設を整理すると、
川口リリアホール
亀有リリオホール
亀戸カメリアホール
となりまして・・・
すべて地名は「か」で始まり、
うち二つは「かめ」であります。
さらにホール名もかなり似ていて、
カメアリとカメリオも混同する。

何かを見に行く際に間違える人が
実際いる。僕も含めて(^_^;)

かなり「意地悪」だと思う。

川口は市花が鉄砲百合だから、
まぁリリアは頷ける。
同じく亀戸のある江東区の区花は
さざんかで、カメリアもあり。
けど、亀有の葛飾区花は花菖蒲、
だったらアイリスじゃ~ん。
(ただアイリスも紛らわしいが)

いやホール愛称は花名にする、
なんて法律やら条例はないし、
もしや区内の「亀有」とリリオに
なにがしかの繋がりがあるのかも。

しかし、これは本線ではないので
中途で投げ出して、本題へ。



昨日、川口リリアホールで
合唱を鑑賞したのである。
合唱ったって、オケもいて、
かなり本格的なヤツでした。

「フィルハーモニック・コーラス」。
2006年に結成された20代中心の
混声合唱団で今回が6回めの演奏会。

つまりプロではないのだけれど、
クラシック好きな知人を同伴したら
「いや実に良かった。また誘って」
と上機嫌だったから、きっと
ハイレベルだったのだろう。



クラシックには疎い僕でも
大変素晴らしく思ったけれど、
制作のはしくれとしては、
キャパ2000のホールの、
少なくとも一階席1336席が
ほぼほぼ一杯ということに驚嘆!

主催たる合唱団は30名ほど。
ゲストとなるオーケストラ
「日乃出フィルハーモニー管弦楽団」
もみたところ同じくらいの人数。
さらにはプロのソリスト、ピアニスト、
そして指揮者が招かれていて、
関わる人間はトータルで70名ほど。

単純に割れば一人が20人呼べば、
成立するわけですが……
やっぱあれだけ埋まると壮観。



川口といえば、キューポラ。
ホールとは駅を隔てた反対側に位置。
「あった」と書いたが、激減したものの
まだ数機は残っているそう。

最後になったが、写真は順に、
リリオのロビーから撮った駅方面。
二階席からのステージ。
リリオのロビーの一部。

三連休の最終日は芸術の秋。
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班学習とアナリスト~過ぎ行く時の流れの中で。

2017年09月18日 | 身辺雑記
公園の片隅でダンスの練習をする
若者の手にはスマートフォン。
「現代人の必需品」を駆使して
振付をチェック。当然のことだ。

僕ら的な「少し前」までは、
公園にラジカセを持っていき、
そこから音を出していたけれど、
今や手のひらサイズの器機で賄う。

ラジオ&カセットテープレコーダー
と一口に言っても昭和50年代は
まだまだ大きなものだった。
部屋には、巨大なステレオが鎮座し、
それに比べたら持ち運び可能……
とはいえ、50カケ30、厚みも15弱
(単位はcm)で重さも3㎏はあった。

そんなのを子供が肩から掛けて、
班単位で近所の農家あたりに
チャリンコ乗って出張って行き
「日頃の苦労は何ですか?」
などとインタビューするや
それを模造紙にまとめて発表。
それが社会科の班学習であった。

あらゆるデジタルマシーンを使い、
バワポとプロジェクターで
発表とかしちゃっているのだろうな、
今はさ・・・(@_@)

そうそう。
芝居のチケットも長らくアナログで、
パソコン導入後も並行して
紙媒体のデータを残していた。
座席表を作ってダブルチェック、
いや、チェックというより寧ろ
台帳として重要視していた感も。
ε=ε=┏(・_・)┛

無料の「チケット専用ソフト」が
最近は増えて便利である。
以前はシステムを数百万も払って、
作ってもらいながらの紙媒体。

時代の流れを痛感します。

まだまだ序の口で、もっともっと。
正直ついていく自信がない。

ピッチャーといえば完投が当り前!
なんてのは、まさに前世紀。
先発~中継~抑えと分業制が
あたりまえだのクラッカー(^_^;)

[*まだ白黒テレビの時代のギャグ]

バレーボールもレフト、センター、
ライトとセッターなんて時代が終わり、
リベロ導入、オポジットなど
ポジションの呼称に加えて、
ルールすら変わって久しい。

バレーといえばグラチャン閉幕。
よくぞゴールデンで中継したよな。
まあ女子はまだしも。男子はさ、
ハナっから全敗濃厚だったわけで。
むしろ。
石川の負傷で「いれば……」という
微かな可能性というか言訳が、
立ってよかったのかも(>_<)

山田とかも使えて。いずれにしろ、
2020東京に向けて強くなって欲しい。

む?
公園のスマホから話が逸れたね。
あ、でもバレーの監督の手には
タブレットが常に握られていた。
すっかり定着したアナリスト。

ウィキで引いてもスポーツじゃなく
「バレーボールのデータ分析担当」
と出てくるほどだ。

タブレットやスマホの台本で
芝居の稽古するのも増えたしな。
時の流れの中で、ぽつねんとします。

嗚呼、敬老の日。……敬う方から、
敬われる方になってるのか、俺。
(T-T)(T-T)(T-T)
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3401のテツヤ

2017年09月15日 | 制作公演関連
8月20日に紹介して以来の
『三島由紀夫の世界vol.1』の話。

新宿区内で開催される10月~11月、
まる2ヶ月にわたる文化芸術イベント
「新宿フィールドミュージアム2017」

https://www.sfm-shinjuku.jp
(詳しくはこちら)

音楽、演劇、ダンス、映画、
美術、写真、ファッション、
伝統文化等々そのジャンルは幅広く、
アンスティチュ・フランセ東京の
「美食の祭典」は食材のマルシェや
フランス料理のワークショップ、
消防博物館のバックヤードツアー
などの企画も・・・。

そんな〈SFM〉に昨年に続き、
J-Theaterは参加するのだが
主宰の小林拓生と、望野哲也が
連続参戦となる。……おっと、
能菅演奏のやすだまこともだ。

個人的に、私はACFで2回、
ラヴィニアでの1回を加えて
SFM全5回に皆勤賞(^_^;)



8月20日のブログでは・・・
キャスト13人中、J-Theaterに
初出演となる6人について書いた。
実は。
その時、望野は出演者ではなかった。

当初、光源氏をモチーフにした
『葵上』の光という大役には
他の役者が決まっており、
顔合わせにも同席したのだが、
某印籠を出す時代劇の出演が増え、
スケジュール調整など試みるも
結果的に降板となり、望野に
白羽の矢が立ったのである。

昨年の近江楽堂。
三島の『近代能楽集』の
「卒塔婆小町」を小林が、
「葵上」を篠本賢一が演出。
望野は「卒塔婆~」
その流れで篠本の率いる
遊戯空間の『仮名手本忠臣蔵』に
出演した望野は、そこでも
大星力弥(忠臣蔵における内蔵助の
子息・大石主税に当たる役)に
大抜擢され、見事に演じきった。

スクランブル参戦となった今回、
土井美加、山田栄子の両ベテランを
向こうにまわし、早くも台詞を収め、
稽古場で健闘している。

徹夜など影での努力が窺われる。

言うまでもなく。
演劇は一人の力で創るものではない。
が。
波に乗っている俳優の双肩に
公演の正否が掛かる割合は大きい。

10月3日、4日の本番まで20日を切った。
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泥棒たち

2017年09月14日 | 鑑賞
黄色い八百屋舞台。
少し前に似たものを見たような。

そこから飛び降りて死ぬ。
ああ、思い出したぞ。

今年6~7月、シアター風姿花伝。
演劇集団ア・ラ・プラス『ビザール』
(ジェーリコ・フバッチ作、
高橋ブランカ翻訳、杉山剛志演出)
壁のようにそそりたつ黄色い開帳場。
ビルから飛び降りて死ぬ人。
そんな場面のある作品だった。

て。
自分が制作担当した舞台じゃん。


そんなことを思ったのは。
東京演劇アンサンブル公演
『泥棒たち』
(デーア・ローアー作、
三輪玲子翻訳、公家義徳演出)

大切では「ない」部分が、
少しだけ似ていただけだ。
傾斜はあれほど大きくはなく、
自殺者もたった一人だったし。

『ビザール』はセルビア、
『泥棒~』はドイツと書かれた国、
そして書かれた年も違う作品である。
そもそも。
共通点は探せば出てくるものだ。

ただ。
先鋭的な演劇の盛んな欧州。
まとった匂いが近しいのは確かだ。
また。
少なからず税金を使わせて頂き、
紹介する翻訳演劇であるから、
ビビッドなものになる確率も
高いという見方もあるだろう。

枕が長くなった。
和田響きが好演。
雨宮大夢が成長。
大橋隆一郎は大器の空気感。
伊藤克、志賀澤子が熟練の味。

観劇は9月10日昼の回。
ブレヒトの芝居小屋。

劇場のある武藏関は緑濃く、
(東京は練馬のはずれにある)
まだ蝉が鳴いていた。

三時間超の大作ゆえ帰宅の頃、
池袋では秋の虫がさえずっていた。
「すんません、ぼちぼち鳴きます」
てな、まだ探るような調子で。

そんなこんな季節の変わり目。

「季節」という椅子に座っていた
夏が落ち着きを失っている。
秋が隙を伺って着座を狙う。
そう、まるで泥棒のように……。

※※※

と下書きしてから数日が過ぎ、
完全に秋です。
『泥棒たち』は18日(祝)まで。
ついでに。
冒頭に触れたア・ラ・プラスの、
セルビア等への旅立ちも、
気づけば二週間を切っているぞ。
『ビザール』ではなく『かもめ』を
引っ提げての海外公演。

諸事情により同行しないけど
その件も近々書ければな。
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