慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「第一・第二次世界大戦」「マーシャルプラン」

2023年05月24日 | 地政学
🌸アメリカから見た世界2

⛳第一次世界大戦
 ☆第一次世界大戦が勃発する
 ☆混乱に乗じてアメリカはカリブ海の国を占領する
 *大戦が最終盤になってからアメリカは参戦する
 ☆他国へは、不干渉を決め込んでいたアメリカが変化する
 *アメリカは、イギリスとフランスに大量の産業製品を輸出していた
 *連合国側が敗北すれば、自国の産業製品輸出は大幅に減少
 *債権が回収できなくなる恐れがあったので参戦した
 ☆参戦の直接的なきっかけは、ドイツの無制限潜水艦戦略
 *イギリスの船舶が無差別に攻撃される
 *アメリカ人旅行者が犠牲になる事件も起こる
 *アメリカでも、反ドイツ世論が急激に高まった
 ☆アメリカは、連合軍として参戦することを決定した
 ☆第一次世界大戦に参戦する直前
 *アメリカは、フランス、スペインの支配を脱していた
 *ハイチとドミニカ共和国を占領している
 *カリブ海は、アメリカの「裏庭」
 *ヨーロッパの国に勝手にされては面白くない
 *第一次世界大戦でヨーロッパが混乱しているスキに
 *債務返済を掲げて両国へ出兵、占領した
 ☆第一次世界大戦そのものへのアメリカの実質的な関与少ない
 *戦乱に乗じる形で、カリブ海の二国をあっさり手に入れた

第二次世界大戦
 ☆ドイツのポーランド侵攻で始まった第二次世界大戦
 *当初、アメリカは参戦していなかった
 ☆アメリカの太平洋戦争の開戦となった原因は真珠湾攻撃とされているが
 *日本の奇襲攻撃以前に、アメリカの参戦は決定していた
 ☆「ファシズムと軍国主義に対する自由と民主主義との戦い」の大義名分
 *アメリカの参戦で、アメリカはその後次々と戦況を覆していく
 *アメリカが主導で、ノルマンディヘの上陸作戦を開始する
 *アメリカ軍はソ連軍、イギリス軍とともに東西からドイツに進撃
 *ヒトラーの自殺、ドイツの無条件降伏につなげた
 *アジア戦線ではグアムなど日本に占領された太平洋の領土を奪還
 *日本の本土への無差別爆撃、沖縄戦による沖縄の占領
 *広島と長崎への原爆投下を行う
 *日本を無条件降伏させることに成功した
 *アメリカは、連合軍の勝利を導いた
 ☆戦後、日本を占領したアメリカ
 *それ以降も朝鮮半島へと歩みを進めようと考えており
 *ソ連もまた南下し、朝鮮半島へと領土を広げる考えだった
 *その結果、起こったのが朝鮮半島の分割である
 *朝鮮半島にはアメリカ、ソ連が支援する独立国家が誕生した
 ☆資本主義対共産主義、言い換えれば米ソの対立
 *朝鮮半島にそっくり反映される
 *南北統一をめぐって朝鮮戦争が勃発する
 ☆日本は、サラフランシスコ講和条約によって主権を回復する
 *日米安保条約が締結され、日本各地に米軍基地が作られる
 *安全保障を軸とした日本とアメリカの強いつながりが始まる
 ☆日本を影響下に置くことで、アメリカはアジアに確たる拠点を築いた
 *特に朝鮮半島、中国へのアクセスを得たことは
 *冷戦時代、ソ連との関係に大きな影響を与えていく

マーシャル・プラン
 ☆莫大な復興支援金で西欧諸国を手なずける
 ☆マーシャル・プランは、トルーマン大統領政権の
 *マーシャル国務長官が発表したもの
 ☆第二次世界大戦で被災したヨーロッパ諸国のための
 *大規模な経済復興援助計画である
 ☆アメリカが身銭を切ってヨーロッパを支援するもう一つ別の目的
 *共産勢力を経済、軍事、政略のあらゆる面で
 *封じ込めるべきだと考えていたトルーマン政権
 *ヨーロッパの早期復興と経済の安定を促すことで
 *共産主義の影響を最小限に留めたいというのが
 *マーシャル・プランの真の目的だった
 ☆マーシャル・プランによる支援が始まると
 *西欧諸国は急速に息を吹き返し
 *諸国同士やアメリカとの結束を強めていった
 ☆ソ連はマーシャル・プランを非難し
 *東欧諸国を囲い込んだ経済相互援助会議を結成する
 ☆アメリカを中心とする西欧陣営、ソ連を中心とする東欧陣営
 *東西冷戦構造が固定化した
 ☆マーシャル・プランのもう一つの重要な側面
 *アメリカ自国の産業・経済問題への活性化対策でもあった
 *ヨーロッパが経済復興しなければ、自国製品を輸出することができない
 ☆次第にヨーロッパの復興は実現し
 *アメリカ・ヨーロッパにとり、有益な結果となった
 *アメリカは、ヨーロッパの東西分裂はうながしてしまったが
 *西欧諸国の結束を強めることに成功した
 *アメリカと西欧との信頼関係性を築くことにも成功した
 ☆朝鮮戦争勃発など冷戦構造が世界的な展開を見せはじめる
 *被援助国に防衛義務を負わせる相互安全保障法が
 *アメリカ国内で制定された
 *経済面、軍事面でも支援し、西欧の再軍備を後押ししようということ
 ☆経済支援だったマーシャル・プランは終了したが
 *アメリカの対外支援方針、経済面と軍事面が織り交ざった
 *複合的なものに移行していった
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『新地政学』





「第一・第二次世界大戦」「マーシャルプラン」
『新地政学』記事より画像引用)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦悶する「光学機器の名門」

2023年05月24日 | 企業
🌸ニコン「M&A」や新事業に復活賭ける

 ☆世界に誇る技術力が時流に出遅れた
 ☆トヨタ「ハイブリッド」での成功、同様ななられければ良いが

⛳ニコンミラーレス一眼の開発に出遅れ
 ☆長く低迷している光学機器メーカーの名門ニコン
 ☆デジタルカメラ市場で現在主流になったミラーレス
 *開発の遅れによリソニーやキャノンの後塵を拝した
 ☆主力の映像事業が営業赤字に陥るなど
 *カメラ業界での同社の存在感は年々薄れる一方だった
 ☆ニコンミラーレス一眼カメラ「Z9」を満を持して投入した
 *大きな反響を呼んでいる
 ☆「Z9」がこの高機能で70万円は安過ぎると
 *圧倒的支持を獲得し、現在も品薄が続く
 ☆ニコンが得意とした一眼レフ
 *カメラ内部に搭載したレフ(鏡)に被写体を反射させて
 *ファインダーで確認する構造を持つ
 *撮影時に構図を決めやすいのが特徴
 ☆この成功がニコンを窮地に追いこむことになる
 *ミラーレス一眼カメラヘ舵を切るのを躊躇させた
 ☆小型で軽いミラーレスは人気を集め
 *20年に出荷台数で一眼レフを逆転
 *ニコンがようやく一眼レフに見切りを付けたのが
 *21年3月期に映像事業の赤字幅が357億円に拡大してから

主力の露光装置は時代遅れ
 ☆ニコンのもう一つの柱、「半導体露光装置」だ
 *「ArF露光装置」を得意とし主に米インテル向けに販売
 *主力のArF露光装置は”一世代前”の装置
 *ニコンやキヤノンなど、昔のロ―テク技術で食い繋いでいる
 ☆現代台頭したのが、最先端の「EUV露光装置」
 *世界で唯一製造可能なオランダのASMLだ
 ☆米国による半導体製造装置を含む対中輸出規制
 *ニコンは露光装置事業の売上高の約40%
 *中国向けが占めるため”返り血″は避けられない

ニコン3Dプリンター事業で成長狙う
 ☆ニコンは今後どう生き残りを目指すのか
 *近年は積極的なM&Aを手掛けている
 ☆米ボーイングなどへの販路を持つ米モーフ3Dを買収
 *中小型衛星向け部品製造に参入した
 ☆昨年、独3Dプリンター大手SLMソリューションズGを買収
 ☆露光装置事業で培った技術を応用して
 *金属3Dプリンター事業を強化した
 ☆他にも、再生医療向け細胞の受託生産など成長が見込める
 ☆ニコン、カメラの復調や露光装置の「特需」で貯金があるうちに
 *いかにそれらを活かした新規事業を育てるか
 *名門復活へは道半ばだ
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『THEMIS5月号』



苦悶する「光学機器の名門」
『THEMIS5月号』記事他より画像引用)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする