広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

雪の動物園1

2009-01-11 22:58:24 | 動物・植物
11日朝の秋田市は7センチ程度とこの冬一番の本格的な積雪になった。最高気温は0度を少し上回った寒中らしい気候。
というわけで、前から機会をうかがっていた、秋田市大森山動物園の冬期開園「雪の動物園」へ(以前行った際の記事はこちら)。

大森山動物園は、春から秋にかけては無休で営業し、冬の11月末から3月は休園しているが、ここ数年は、冬期の一部の土日祝日のみ縮小営業をしている。開園時間は短く、入場料は安く設定されている。また、開園日(開園時間帯のみ?)は秋田駅から動物園行きの路線バスが運行されている。

入場料は300円だが、この機会に1200円の年間パスポートを購入して入場。
海沿いの山にあるので、風で雪が飛ばされているかと思ったが、秋田市中心部と同じくらいの積雪。通路の除雪作業が大変そう。今日は風もそれほど強くなく、寒さも街中と変わらない。午後遅い時間だったが、それなりにお客さんは来ていて、遊園地は休みだが売店などは営業している。

ざっと冬の動物たちを紹介します。次の記事で別の写真を載せる動物もいます。
 
カリフォルニアアシカ。メスのスミコさんは相変わらずおとなしいが、上の画像のオスのマヤは泳ぎ回ったかと思えば、水面に顔を出して外を眺めたり、スミコさんに「あぅあぅ」と声を掛けたりといつも以上に活発。
“カリフォルニア”アシカなので、温暖な土地の生き物のイメージがあるが、温帯の動物だし、昔は近縁のニホンアシカという種が存在したくらいなので、寒さに強いのか。

サル山では、エサやり体験が行われていたこともあって、ニホンザルたちも元気。


シンリンオオカミ。前来た時とは別の2頭が外に出ていた。雪の中をうろうろ。




前来た時はじっとしていたユキヒョウ。「雪豹」だけあって、活発。


千葉の「風太」の子供の「ユウタ」が来て話題のシセンレッサーパンダ。
今日はユウタは屋内展示で、外にはメスがいた。やはりユウタは頻繁に立っていたが、立たなくても雪の中を歩くレッサーパンダの仕草もかわいらしい。

雪が降ってきて体に付いても平気。


フンボルトペンギン。南極ではなく、日本の裏側の温帯に生息する種なので、夏でも元気だが、冬も立ったり泳いだりさまざま。
 
チンパンジーは屋内に。おそらく彼のボンタさんと思われる(以前の記事参照)個体が、ガラス越しにこちらに興味を示してくれた。後ろの高い位置にもう1頭寝ている。

ゾウやキリンなど寒さが苦手な動物は展示されないが、いつもと違う動物たちの姿が見られ、寒くても来た甲斐があった。屋内展示場などでは、風除けがされたり暖房されたりしていたのはうれしかった。
次の記事でも、もう少し紹介します

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
面白いね (あどれ)
2009-01-12 22:10:58
冬の動物園って意外な一面が見られて面白そう♪
オオカミですね~、我が家のデブ犬の遠い遠い祖先!さすが凛々しい。。。アシカのほうがあどれに似て見えるのは気のせいかしらね??はは。
面白かった (taic02)
2009-01-12 22:37:42
アシカもとても活発でした。そのため表情が生き生きしていて、確かに犬っぽいかもしれません。
でもメスに声を掛けても相手にされなくて、かわいそうでした。
寒くても、行く価値がある冬の動物園でしたよ。年間パスポートを買ったので、夏の夜の動物園も行こうかな。

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