大森山動物園パン2

先日に続いて、秋田市大森山動物園とコラボしたたけや製パンの製品のお話。
まずは前回、外観を紹介した「ライオンみたいなパン」。
袋から出してしまうと、ライオンっていうより、
太陽とか　タコみたい？

割ってみた
まあ、普通のクリームパンの外周にメロンパンの皮をくっつけたもの。
クリームパンはたけやの通常品と同じ味だと思う。嫌いじゃない。
そしてメロンパンの皮は肉厚で適度な堅さで、気に入った。メロンパンの皮だけを食べる機会って普通はないけど、クリームパン＋αという感じで何となく得した気分。


もう1つ前回も紹介した「ふくろうのようなパン」。
うーん、フクロウかなぁ…

折り曲げた部分にチョコクリームが挟まっている
しっとり系のチョコパンでした。


さて、ここからが今回新たに紹介するものです。
「キリンみたいなパン」　510kcal　スーパーで126円
「キリンのジュンくん」をモチーフに、パイ生地を乗せた黒糖風味のロールパンに練乳クリームをサンドしたもの。
亜種としては「アミメキリン」です
上の写真右下に単3電池を置いているけれど、とても長い。1リットルの牛乳パックよりも長くて、買い物袋の中で折れてしまわないか心配した。
袋の裏面には、しっぽが

中味も長い
包装には「ロールパン」とあったけど、これってロールパンというより、「コッペパン」じゃないの？ 巻いてないもん。
黒糖のおかげなのか茶色いパンと、その上の白いパイの波打ったラインが組み合わさって、うまい具合にアミメキリンの体の模様に見える。若干、亀の甲羅みたくもあるけれど。
上下に割れていて中味に練乳が
パン＋黒糖＋練乳という組み合わせは斬新だったけど、意外においしかった。パイ生地もいいアクセント。ちょっとカロリーが高いけれど。


「トラのような蒸しぱん」　229kcal　スーパーで136円
おなじみ「アムールトラのウィッキーくん」をモチーフに、バナナ風味の蒸しパンにチョコ風味フィリングをサンドしたもの。

全5種類のうち、これだけが「パン」ではなく「蒸しぱん」という商品名で、「名称」欄は「菓子パン」ではなく「和生菓子」。（価格も10円高い）原材料とか製法の関係で「パン」の条件を満たさないのだろう。
あるスーパーでは、このトラの蒸しパンだけを置いていなかった。値段が違うから注文を控えたのか、注文票の欄が別で発注し忘れたとか？
　
たしかにトラっぽいけど、これも亀の甲羅に見えません？
トラの模様部分は真っ黒。原材料表示欄にある「着色料（炭末）」だろうか。「炭末」とは植物の炭らしい。
チョコクリームをサンド
そのまんま、バナナとチョコの味の蒸しパンでした…


そして最後が、（まだ食べてないので、外観だけです）
「うさぎのようなパン」　323kcal　スーパーで125円
イチゴジャムを挟んだ白いウサギのパン。ウサギだけは特定の個体をモチーフにしていない。
サクランボのゼリー菓子の目がついている。
ウサギはさみしくても死んじゃうわけではないよ
【2日・開封して食べたので追記】
ウサギ型
中華まんじゅうの皮のような、ややもっちりしたパン生地なのが、普通のジャムパンと違う。普通のジャムパンより好き。
イチゴジャム


まとめると、
ライオン、キリン、ふくろう、トラ、うさぎの5種類があり、うちライオンとキリンが「みたいなパン」、他の3つが「のようなパン（蒸しぱん）」という商品名。
トラの蒸しパンが136円、他は126円が定価のようだ。

スーパーでは、目立つ場所にワゴンに入れて売ったり、POPを出すなどしている店もあり、手に取る客も少なくないようだ。
続編というのも大変かもしれないが、今後にも期待したい。

【6日追記】大森山動物園の公式サイトに掲載された情報によれば、「３ヶ月限定」とのこと。


本物の大森山動物園の方では、新たにピューマがやって来た。
ネコ好きとしては見に行きたいのだけど、最近は天気が悪いし、弘前の花見にも行きたいし…　そのうちに。

※翌2012年には、男鹿水族館のパンが発売された。