広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

弘前駅2009夏

2009-08-23 19:43:02 | 津軽のいろいろ
弘前へ行って来たので、しばらくその記事が多くなります。
まずはおなじみのJR弘前駅の装飾から。 ※過去の様子はこちら:夏と秋正月2月花見

今年の夏も弘前駅はいろいろやってくれていた。改札内の待合室前では
駅社員作成の「弘前ねぷたの角灯籠」

改札内の表示板などには恒例の「金魚ねぷた」
右に大きな顔が見えるけど、
五所川原市の「立佞武多(たちねぷた)」実物の顔部分
高さ20メートル超のねぷたが練り歩く立佞武多だが、その大きさ故、保管が難しく、3年間運行された後は解体されるようだ。その顔だけを譲り受けたのだろう。
これの顔だけ
実は、これの昨年版は、秋田駅構内(在来線改札内のなまはげの面の隣)に飾られていた。同じ秋田支社管内だし、五能線のPRもあったのだろうが、秋田で五所川原のお祭りを連想する人は少なかっただろうから、弘前駅に飾った方が賢明。しかも低い位置の展示なので迫力がある。
隣にはミニチュアの五所川原立佞武多、青森ねぶた、弘前ねぷた

これが弘前の扇形のねぷた
これもJR社員が作ったのだろうか? 本物より精巧な技が要求されそうだ。
改札口上の発車案内裏面
昨年は切り絵だったが、今年は「あずましい津軽」キャンペーン連動の春と同じもの。
「あずましい」は津軽弁で「気持ちいい、居心地がいい」といった意味合い
他にもいつもの弘前城、旧市立図書館の模型があり、「感想をどうぞ」というノートまであった。
改札外から
もうねぷたが終わったからか、改札の外はほぼ通常。でもみどりの窓口とJR東日本の旅行代理店「びゅうプラザ」には金魚ねぷたが下がっていた。改札内の金魚ねぷたは紙製だったが、
こちらはビーチボール素材製

そういえば、あの巨大リンゴオブジェがない。昨年は目やヒレを付けて金魚ねぷたとコラボ(?)した「りん魚ねぷた」になっていたのに…

と思ったらみどりの窓口隣の自由通路上に置かれていた。たまに改札内から出てきてここにあることもあるから、「流浪のリンゴ」だ。

途中、秋田県の東能代駅でホームの柱の「駅名板(仮称)」が更新されていた。
JR東日本秋田支社管内の駅では、緑色の板に白文字で駅名がひらがな表記され、下部に秋田蕗(秋田県内と山形県の一部)かリンゴ(青森県西部)のシルエットが描かれる独自のものが設置されていた。平面でなく、L字型で2面1組なのも珍しい。
近年の秋田駅や弘前駅では、首都圏と同じイラストなしで平面の白地に黒文字、ローマ字併記のものが設置されたが、それ以外の駅では見かけなかった。
東能代駅2番線
「秋田支社の従来と同じ2面型」なのに「首都圏と同じデザイン」という初めて見るタイプの駅名板。ヒモで縛られているのがなんとも…
上部のカラーは首都圏では路線カラーになっているが、東能代では奥羽本線下りの2番線はオレンジ色、五能線の3番線は水色。同じ奥羽本線の弘前駅は緑色だったので、法則はなさそう。
奥の3番線は上部が水色。中央線快速と京浜東北線、ではありません
首都圏や秋田、弘前駅では、太いラインの文字で、おそらく「新ゴ」シリーズという写植フォントが使われていると思うが、この「ひがしのしろ」は細身で若干縦長。もしかして「メイリオ」フォント登場前のWindowsの画面表示用フォント「MS UI Gothic」ではないだろうか。画面で見るのを考慮したフォントだから、大きなサイズで印刷して使うフォントではないと思う。見て姿がきれいな文字とは思わない。
秋田支社管内では、駅名標(横書きで左右の駅名も書いている看板)も駅や設置時期でフォントが違っているので、文字には無頓着なようだ。この表示板も同じ現象が起きてしまったわけで、首都圏の真似をするならフォントまでこだわって同じにしてほしい。でも、首都圏と一括発注すれば経費節減になるだろうが、形やフォントが違うから、結局は秋田支社独自で発注しているわけで、コストは同じなんじゃないだろうか。だったら従来のままでもいい気がする。
※駅名標のフォントについてはこちらでも取り上げています。

今後は他の小さな駅もこのタイプに変わるとすれば味気なくて残念。ただし、東能代近くの無人駅、富根(とみね)は新しそうな駅名板だったが、秋田蕗の緑の従来型だった。当分は使えそうだから、すぐになくなることはないだろう。

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4 コメント

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顔だけでも大きい (mugi-shochu)
2009-08-23 21:42:26
全体で20メートル超だけあって顔もでかい。一緒に写っている人間と比べると大きさが分かり、迫力を感じます。
弘前、青森、五所川原と3種類並べているのも比較できていいですね。
そして、やはりリンゴは欠かせない。
返信する
五所川原のは (taic02)
2009-08-23 21:59:07
5階建てより高いそうです。顔だけとはいえ、目の前に置いてあると迫力大です。
県外の人には各地のネブタの違いが分からないでしょうから、主要な3種が一堂に会するこの展示方法は、ありそうでなかった分かりやすいものだと思います。

そして間もなくリンゴの季節ですね。弘前駅も何かやってくれるでしょう。
返信する
来週 (あどれ)
2009-08-27 21:34:20
職場の研修旅行で、青森に行くようです。(幹事じゃないからお客さん状態)
五所川原のたちねぷた、見る予定らしい。
こんな感じなのかなぁ~。写真撮ってくるね!

私、この金魚好きなんです。カワイイよね♪
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立佞武多の館 (taic02)
2009-08-27 22:29:18
五所川原駅前に立佞武多がすっぽり収まる展示館があるので、そこでしょう。あとは太宰治関連かな?
お気をつけて。写真を楽しみにしてます!

機会があれば、碇ケ関の道の駅の産直に行ってみてください。
ミョウガとかトマト、それに意外にモモが安くておいしかった。リンゴは少し早いですけど。マルメロソフトもあるし。
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