(秋田から本荘までの羽越本線の風景はこちら)
本荘(2005年に合併して由利本荘市)市街地の写真をいくつか紹介します。
海流と陸地や平野と山との地理的な位置関係によるものだと思うが、本荘は秋田市よりもさらに暖かく雪が少ない印象がある。しかしこの時は、秋田市と同じか少し多いくらいの積雪。秋田市内もそうだったが、冬の晴天できーんと冷えていて、北海道の道東の寒さを思い出させる。吹雪よりは快適で歩きやすい。
JR羽後本荘駅前の通り。
車道も歩道も雪がない。境目の雪山が盛大だけど、道幅が広いからそんなに邪魔でない。
市役所から子吉川の方へ向かう道(由利中央線というらしい)では市による排雪作業(除雪した雪をよそへ運び出すこと)が行われていた。
ここも駅前同様、車道も歩道も幅が広く、秋田市内(市道でも県道でも)なら排雪が後回しにされそうな道だが、小型乗用ロータリー除雪車2台が続行して雪山を崩し、さらにもう1台が続いてトラックに積むという本格的な作業形態だった。
この辺りは、裏道でもほとんどがきれいに除雪されていて、中心部の車道に関しては由利本荘市の除雪体制は悪くはない感じがした。
通りの突き当たりにピンクの本荘第一病院がそびえる。裏は子吉川。
ナミエツコさんの難病を治した病院。
この近くにショッピングセンター「ジョイフルシティ本荘」があったが、経営する大曲のヤマサコーポレーションが倒産して、昨年10月で閉店した。飲食店街もあり、本格的なショッピングセンターでそれなりににぎやかだったが、建物がまだそのまま残っていて、寂しい。ほかに近くには、本荘グランドホテルや本荘文化会館がある。
【2023年3月12日コメントいただき補足・ジョイフルシティは当初は「ファミリーデパート」という名だったらしい。】
この川沿いの道は幅が狭く、橋の架け替え工事も行われていて、雑然としているが、工事で歩道が通行止めならもっと手前から誘導表示をしてほしいし、歩道や路肩の除雪がなっていなくて歩きにくい。
ジョイフルシティがなくなったとはいえ、買い物や通院で歩いている人も結構いるのに。これを見ると、除雪状況は秋田市内とどっこいどっこいかな。
市内の路線バスは羽後交通のエリアだが、コミュニティバスの市内循環バスも走っている(運行は羽後交通に委託)。「ごてんまり号」といい、1時間に1本、運賃は(当初100円だったが)200円均一。本数や運賃はともかく、秋田市にもほしい。
御殿まりをあしらった塗装。
秋田市内でもよく見る“中型バス”と構造は同じだが、短くて2回りくらい小さく、マイクロバスを少し大きくした程度の車両。※この車両の後の姿はこの記事後半。
後ろが架け替えされる由利橋、さらに後ろの山が裸まいりが行われる新山神社のある山の続き。
第一病院の向かいの道案内。
案内板自体は、汎用品だろう。これの茶色とか黒いのが秋田市中心部にある。白地に青文字なのが見やすくて明るくていい。上には子吉川で盛んなボート競技のイラストが描かれている。
でも市役所とその出先機関名が「由利本荘市」でなく「本荘市」のまま。
忘れているのかお金がないのか知らないけど、この手のものは真っ先に修正されるのが一般的なのに、合併から4年もそのままとは珍しい。僕は「平成の大合併」反対派の地理マニアなので、このままでいいけど。
由利中央線沿いには、「イオンタウン本荘中央ショッピングセンター」があり、その向こうに色あせたジョイフルシティーの看板が見えた。ピンクの濃淡の差が両社の状況の差の象徴に見えてしまった。
ここには以前からショッピングセンターがあり、同じ年(1976年)に開店したジョイフルシティとしのぎを削っていた。
地元のスーパー「つるまい」が「サンプラザ本荘店」をオープンしたのが最初。1994年につるまいの経営にジャスコ(現在のイオン)が資本参加し、翌年つるまいなどが合併・社名変更の上秋田市に進出し、現在の「マックスバリュ東北」のルーツの会社が誕生。ここは同年に「ジャスコ本荘店」となり、2004年に同じ建物でマックスバリュ化、その後、立て替えて昨年に現形態となったらしい(参考元・wikipedia、マックスバリュ東北サイト)。
ジャスコ時代の一時期、ジャスコ本体の経営となった以外は一貫してつるまいの流れを汲む企業が経営しているようで、ある意味生粋の“地元企業”ではある。でも、昔のジャスコやジョイフルシティのようなショッピングセンターの代わりが、平屋建てのスーパーとドラッグストアとドーナツ屋などの集まりで、他の物は車で買いに行かないといけないという時代になってしまったのは、なんとも寂しい。本荘に限らず、秋田市でも全国各地の多くの街でも同じことだけれど。
本荘(2005年に合併して由利本荘市)市街地の写真をいくつか紹介します。
海流と陸地や平野と山との地理的な位置関係によるものだと思うが、本荘は秋田市よりもさらに暖かく雪が少ない印象がある。しかしこの時は、秋田市と同じか少し多いくらいの積雪。秋田市内もそうだったが、冬の晴天できーんと冷えていて、北海道の道東の寒さを思い出させる。吹雪よりは快適で歩きやすい。
JR羽後本荘駅前の通り。
車道も歩道も雪がない。境目の雪山が盛大だけど、道幅が広いからそんなに邪魔でない。
市役所から子吉川の方へ向かう道(由利中央線というらしい)では市による排雪作業(除雪した雪をよそへ運び出すこと)が行われていた。
ここも駅前同様、車道も歩道も幅が広く、秋田市内(市道でも県道でも)なら排雪が後回しにされそうな道だが、小型乗用ロータリー除雪車2台が続行して雪山を崩し、さらにもう1台が続いてトラックに積むという本格的な作業形態だった。
この辺りは、裏道でもほとんどがきれいに除雪されていて、中心部の車道に関しては由利本荘市の除雪体制は悪くはない感じがした。
通りの突き当たりにピンクの本荘第一病院がそびえる。裏は子吉川。
ナミエツコさんの難病を治した病院。
この近くにショッピングセンター「ジョイフルシティ本荘」があったが、経営する大曲のヤマサコーポレーションが倒産して、昨年10月で閉店した。飲食店街もあり、本格的なショッピングセンターでそれなりににぎやかだったが、建物がまだそのまま残っていて、寂しい。ほかに近くには、本荘グランドホテルや本荘文化会館がある。
【2023年3月12日コメントいただき補足・ジョイフルシティは当初は「ファミリーデパート」という名だったらしい。】
この川沿いの道は幅が狭く、橋の架け替え工事も行われていて、雑然としているが、工事で歩道が通行止めならもっと手前から誘導表示をしてほしいし、歩道や路肩の除雪がなっていなくて歩きにくい。
ジョイフルシティがなくなったとはいえ、買い物や通院で歩いている人も結構いるのに。これを見ると、除雪状況は秋田市内とどっこいどっこいかな。
市内の路線バスは羽後交通のエリアだが、コミュニティバスの市内循環バスも走っている(運行は羽後交通に委託)。「ごてんまり号」といい、1時間に1本、運賃は(当初100円だったが)200円均一。本数や運賃はともかく、秋田市にもほしい。
御殿まりをあしらった塗装。
秋田市内でもよく見る“中型バス”と構造は同じだが、短くて2回りくらい小さく、マイクロバスを少し大きくした程度の車両。※この車両の後の姿はこの記事後半。
後ろが架け替えされる由利橋、さらに後ろの山が裸まいりが行われる新山神社のある山の続き。
第一病院の向かいの道案内。
案内板自体は、汎用品だろう。これの茶色とか黒いのが秋田市中心部にある。白地に青文字なのが見やすくて明るくていい。上には子吉川で盛んなボート競技のイラストが描かれている。
でも市役所とその出先機関名が「由利本荘市」でなく「本荘市」のまま。
忘れているのかお金がないのか知らないけど、この手のものは真っ先に修正されるのが一般的なのに、合併から4年もそのままとは珍しい。僕は「平成の大合併」反対派の地理マニアなので、このままでいいけど。
由利中央線沿いには、「イオンタウン本荘中央ショッピングセンター」があり、その向こうに色あせたジョイフルシティーの看板が見えた。ピンクの濃淡の差が両社の状況の差の象徴に見えてしまった。
ここには以前からショッピングセンターがあり、同じ年(1976年)に開店したジョイフルシティとしのぎを削っていた。
地元のスーパー「つるまい」が「サンプラザ本荘店」をオープンしたのが最初。1994年につるまいの経営にジャスコ(現在のイオン)が資本参加し、翌年つるまいなどが合併・社名変更の上秋田市に進出し、現在の「マックスバリュ東北」のルーツの会社が誕生。ここは同年に「ジャスコ本荘店」となり、2004年に同じ建物でマックスバリュ化、その後、立て替えて昨年に現形態となったらしい(参考元・wikipedia、マックスバリュ東北サイト)。
ジャスコ時代の一時期、ジャスコ本体の経営となった以外は一貫してつるまいの流れを汲む企業が経営しているようで、ある意味生粋の“地元企業”ではある。でも、昔のジャスコやジョイフルシティのようなショッピングセンターの代わりが、平屋建てのスーパーとドラッグストアとドーナツ屋などの集まりで、他の物は車で買いに行かないといけないという時代になってしまったのは、なんとも寂しい。本荘に限らず、秋田市でも全国各地の多くの街でも同じことだけれど。
電車でいらしたんですね。
この日は天気がよくて、一段と空が青い日でしたね。
私も今度「羽越本線」に乗ってみようかしら。
これからしばらく大学病院に通うので、たまに電車もいいかも♪
素敵な情報ありがとうございます^^
本荘公園にも行ってみたかったのですが、時間がありませんでした。
羽越本線、昼間はのんびりムードでいいですよ。強風の運休と「青春18きっぷ」シーズンに一部列車が混雑するのに注意すれば。
後日、由利橋の話題も記事にします。
一方のつるまいのほうは、本荘にはイオンスーパーセンターができ、企業としてはイオンへの統合があって、当時とは違うものになってはいるのでしょうが、今なお、つるまいの血は流れているのだと思います。
イオン東北となり、今や東北6県のイオン店舗を秋田市から統括する企業になったわけで、県民であり客として感慨深いです。