前回の記事はこちら。
スーパーの「ヤマト」が大町のニューシティから向かいのADへ移転し、「大町こみち」として開店する4月12日。朝刊にチラシが折り込まれてきた。
やはり今日・明日開催の近くの星辻神社の「だるま祭り」に合わせて、この日の開店としたようだ。
【チラシで分かったこと】
・秋田市共通ポイントカード「ほっぺちゃんカード」は引き続き使用可能。
・地下の店舗は次の通り。やな政青果店、鮮魚うお清、肉の山茂、旬菜味房彩(いろどり)、万屋(よろずや)ヤマト、自然派ベーカリー麦のメグミ。
・地下、旭川・広小路側に「魚介料理と地酒を楽しむ店『ヤマトの居酒屋 旬』」も開店。ランチタイムには毎日3種の定食を650円で提供する。
・地下各店の配置は以下の通り(チラシを撮影したもの)。
【現場へ】
※混雑していたためざっとしか見ていないのと、勘違いがあるかもしれませんのでご承知おきを。
日曜と重なったためか、だるま祭り(別記事で)は大にぎわい。ついでにこっちも見ていくという人が多いようで、祭りに開店を合わせて相乗効果を狙ったのは成功だった。
いつもと反対、旭川・広小路側の入口
こちらには外から直接地下に入れる階段もあるが、そこに数日前にはなかった「人情通り/大町こみち/ヤマト」という看板が。昔の家屋風の黒くて新しい看板が白っぽいファッションビルの中で浮いている。
地下はだるま祭りほどではないが、混雑している。
先日、偵察した際に「家庭用品を並べていた」のを見た部分など、フロアの多くを占める部分が「万屋ヤマト」。飲み物、調味料など他の専門店で扱わない商品をまとめた感じで、ごく普通のスーパー。レジが混んでいた。
通路の南側を区切った部分が他の専門店。「以前ここにあった『名店街』をイメージ」というより、「従来のADのブティックなどのお店の代わりに食品の店をはめこんだ」といった感じだ。各店ごとにレジがある。
気になるのは、パン屋。ニューシティ時代の「ピーターパン」から「麦のメグミ」という店舗名に変わった。店に並ぶ商品やメニューを見る限り、「うぶたまバーガー」やソフトクリームなどはピーターパンを踏襲しているようだが、「幻のクリームパン」は見当たらなかったし、パンの種類が減った気がした。
【4月15日追記】「幻のクリームパン」が140円で売られているのを確認。1階のコンビニでもタイミングが良ければ買えるかもしれない。
惣菜や弁当を売る「旬菜味房彩」を覗く。チラシには「大町こみち弁当498円」とあったが売り切れた模様。他の総菜や弁当は、ニューシティ時代とほぼ変わりなさそうで安心。元気のいいオバさん店員もこちらに移って来ていたし、レシートも「スーパーランドヤマト」表示だったので、総菜部門に名前を付けて1件の店らしく仕立てたということのようだ。
結局の話、「ADの地下をスーパーにした」ということに過ぎないと思った。専門店風に独立させたので、客・店とも効率が悪いような気もするが、従来のヤマトとあまり変わっていなさそうなのは安心した。秋田市中心街の貴重なスーパーとして、今後もがんばってほしい。
1階ニューシティ側のコンビニ風店舗「フードコンビニエンスONEDAYマーケット」(チラシの表記に基づく。以前の記事の“one-day market”は新聞記事の表記を転記したもの)。中は見なかったが、まだ空いた棚があるようだ。ドア上の「藤木」表示を消して、木の「ヤマト」の看板が置かれる。ただ柱や壁には地下に移った「藤木」のために看板を残すようだ。
【さよならAD】
「もうすぐ、会える。New AD」という赤いポスターが年明け頃から入口などにあった。ヤマト移転後のことを指して「NEW AD」と言っているのかと思っていたが、今日、そのポスターの上に紙が貼ってあった。
後ろはニューシティ
!!!
なんと「ADの名称変更」というタイトルの「グローカル・ホテルグループ」という会社の代表取締役名の今日付けの文書。
ADの名称を「イーホテルショッピングモール」にするとのこと。
このビルは下の階がAD、上層はホテルになっており、ホテルがワシントンホテルからイーホテルに変わった際、AD部分もホテルと同じグローカルホテル社の経営になったようだ。
人のことは言えないけど、分かりにくい文章。要約すると「今までイーホテルとADの間には距離感があった。その中で、ヤマト社長の『大町を再生させる』という考えと、当社の『地域から日本を変える』という発想には通ずるものがある。そこで『ホテルと一体となって秋田大町を元気にする』という意味で名称変更する」とのことらしい。
う~ん。つまりは「イーホテルショッピングモール」っていう名前になれば「大町が元気になる」っていうこと? 「秋田」も「大町」も入ってないのに?? よく分からん。
でも、この紙以外の看板等は、全てまだ「AD」の表示。今朝のヤマトの折り込みチラシにも「ファッションアベニューAD地下」とある。いつから名前を変えるつもりなのか? ファッションビル色が強い入口周辺など、これから改装するのだろうか?
ADの名前を変えるという話は前からあったものの、ヤマト開店の日付でいきなりこんな文書を貼るのも場当たり的というか、押し付けがましい。
ヤマトのチラシに便乗するなどして事前に充分に周知して、お客さんに浸透させてから変更するっていうことはできなかったのだろうか? 昨年、弘前で話題になった弘南鉄道の突然の駅名変更の一件に通ずる印象を受けてしまった。そういえば以前(2007年9月)ここに「中華街」を作るなんて話もあったけど、それも立ち消えたようだし…
市民にとっては「ヤマト」「大町こみち」「AD」「イーホテルショッピングモール」などいろんな名称が錯綜して、混乱しそう。
今さらですが「AD」って何の略だろ?
【AD1階通路開放時間の変更】
1階は通路代わりとして、店舗営業よりも長い時間開放されていたが、朝の開く時間が7時45分から9時に変わるそうだ。警備費用の節減かもしれない。近くに道路があるから、そう不便ではないかな。
【9月15日追記】いまだに「AD」と表示され、「もうすぐ会えるNew AD」のポスターも貼ってある。変える気があるのか?
スーパーの「ヤマト」が大町のニューシティから向かいのADへ移転し、「大町こみち」として開店する4月12日。朝刊にチラシが折り込まれてきた。
やはり今日・明日開催の近くの星辻神社の「だるま祭り」に合わせて、この日の開店としたようだ。
【チラシで分かったこと】
・秋田市共通ポイントカード「ほっぺちゃんカード」は引き続き使用可能。
・地下の店舗は次の通り。やな政青果店、鮮魚うお清、肉の山茂、旬菜味房彩(いろどり)、万屋(よろずや)ヤマト、自然派ベーカリー麦のメグミ。
・地下、旭川・広小路側に「魚介料理と地酒を楽しむ店『ヤマトの居酒屋 旬』」も開店。ランチタイムには毎日3種の定食を650円で提供する。
・地下各店の配置は以下の通り(チラシを撮影したもの)。
【現場へ】
※混雑していたためざっとしか見ていないのと、勘違いがあるかもしれませんのでご承知おきを。
日曜と重なったためか、だるま祭り(別記事で)は大にぎわい。ついでにこっちも見ていくという人が多いようで、祭りに開店を合わせて相乗効果を狙ったのは成功だった。
いつもと反対、旭川・広小路側の入口
こちらには外から直接地下に入れる階段もあるが、そこに数日前にはなかった「人情通り/大町こみち/ヤマト」という看板が。昔の家屋風の黒くて新しい看板が白っぽいファッションビルの中で浮いている。
地下はだるま祭りほどではないが、混雑している。
先日、偵察した際に「家庭用品を並べていた」のを見た部分など、フロアの多くを占める部分が「万屋ヤマト」。飲み物、調味料など他の専門店で扱わない商品をまとめた感じで、ごく普通のスーパー。レジが混んでいた。
通路の南側を区切った部分が他の専門店。「以前ここにあった『名店街』をイメージ」というより、「従来のADのブティックなどのお店の代わりに食品の店をはめこんだ」といった感じだ。各店ごとにレジがある。
気になるのは、パン屋。ニューシティ時代の「ピーターパン」から「麦のメグミ」という店舗名に変わった。店に並ぶ商品やメニューを見る限り、「うぶたまバーガー」やソフトクリームなどはピーターパンを踏襲しているようだが、「幻のクリームパン」は見当たらなかったし、パンの種類が減った気がした。
【4月15日追記】「幻のクリームパン」が140円で売られているのを確認。1階のコンビニでもタイミングが良ければ買えるかもしれない。
惣菜や弁当を売る「旬菜味房彩」を覗く。チラシには「大町こみち弁当498円」とあったが売り切れた模様。他の総菜や弁当は、ニューシティ時代とほぼ変わりなさそうで安心。元気のいいオバさん店員もこちらに移って来ていたし、レシートも「スーパーランドヤマト」表示だったので、総菜部門に名前を付けて1件の店らしく仕立てたということのようだ。
結局の話、「ADの地下をスーパーにした」ということに過ぎないと思った。専門店風に独立させたので、客・店とも効率が悪いような気もするが、従来のヤマトとあまり変わっていなさそうなのは安心した。秋田市中心街の貴重なスーパーとして、今後もがんばってほしい。
1階ニューシティ側のコンビニ風店舗「フードコンビニエンスONEDAYマーケット」(チラシの表記に基づく。以前の記事の“one-day market”は新聞記事の表記を転記したもの)。中は見なかったが、まだ空いた棚があるようだ。ドア上の「藤木」表示を消して、木の「ヤマト」の看板が置かれる。ただ柱や壁には地下に移った「藤木」のために看板を残すようだ。
【さよならAD】
「もうすぐ、会える。New AD」という赤いポスターが年明け頃から入口などにあった。ヤマト移転後のことを指して「NEW AD」と言っているのかと思っていたが、今日、そのポスターの上に紙が貼ってあった。
後ろはニューシティ
!!!
なんと「ADの名称変更」というタイトルの「グローカル・ホテルグループ」という会社の代表取締役名の今日付けの文書。
ADの名称を「イーホテルショッピングモール」にするとのこと。
このビルは下の階がAD、上層はホテルになっており、ホテルがワシントンホテルからイーホテルに変わった際、AD部分もホテルと同じグローカルホテル社の経営になったようだ。
人のことは言えないけど、分かりにくい文章。要約すると「今までイーホテルとADの間には距離感があった。その中で、ヤマト社長の『大町を再生させる』という考えと、当社の『地域から日本を変える』という発想には通ずるものがある。そこで『ホテルと一体となって秋田大町を元気にする』という意味で名称変更する」とのことらしい。
う~ん。つまりは「イーホテルショッピングモール」っていう名前になれば「大町が元気になる」っていうこと? 「秋田」も「大町」も入ってないのに?? よく分からん。
でも、この紙以外の看板等は、全てまだ「AD」の表示。今朝のヤマトの折り込みチラシにも「ファッションアベニューAD地下」とある。いつから名前を変えるつもりなのか? ファッションビル色が強い入口周辺など、これから改装するのだろうか?
ADの名前を変えるという話は前からあったものの、ヤマト開店の日付でいきなりこんな文書を貼るのも場当たり的というか、押し付けがましい。
ヤマトのチラシに便乗するなどして事前に充分に周知して、お客さんに浸透させてから変更するっていうことはできなかったのだろうか? 昨年、弘前で話題になった弘南鉄道の突然の駅名変更の一件に通ずる印象を受けてしまった。そういえば以前(2007年9月)ここに「中華街」を作るなんて話もあったけど、それも立ち消えたようだし…
市民にとっては「ヤマト」「大町こみち」「AD」「イーホテルショッピングモール」などいろんな名称が錯綜して、混乱しそう。
今さらですが「AD」って何の略だろ?
【AD1階通路開放時間の変更】
1階は通路代わりとして、店舗営業よりも長い時間開放されていたが、朝の開く時間が7時45分から9時に変わるそうだ。警備費用の節減かもしれない。近くに道路があるから、そう不便ではないかな。
【9月15日追記】いまだに「AD」と表示され、「もうすぐ会えるNew AD」のポスターも貼ってある。変える気があるのか?
地域から日本を変える???なんて大それたコメント。秋田を変えるじゃダメなの?んーーー、頑張ってください。
私もADの意味知りません。。。
僕も唐突な改名に驚きました。名前なんかどうでもいいから、お客さんのためのお店をやってくれてればいいのに。
「イーホテルショッピングモール」覚えられるかな? 我が家では当分の間「AD」または「ヤマト」と呼ぶことでしょう。