広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

うず潮/だんご

2017-09-13 00:00:00 | ランチパック
【15日アップ日時変更】この記事は2017-09-12 22:34:39付で初回アップしましたが、同日付で前の記事をアップしていました。なんとなく、アップは1日につき1本にしたいので、この記事を2017-09-13 00:00:00付に変更します。

前回の駅弁に続き、山形の食べ物の話題。
青森の工藤パン、岩手のシライシパン、秋田のたけや製パンと北東北には地元限定の大手の製パン会社(いずれもヤマザキまたは敷島製パンと提携)が存在する。さらに、各県内の限られたエリア内だけで親しまれる製パン会社もある。

山形県ではそのようなものを聞いたことはなかった。仙台などの大手の工場からの輸送が容易なことが関係するのかもしれない。
逆に、広大で交通の便が悪かった北東北ならではの事情があるとも言えそう。

今回、事前に調べると、山形限定の製パンメーカーも、やはりあることが分かった。
山形市の「りょうこく」というメーカー。(和洋菓子も作っているらしい)

山形市や新庄市でいくつかのスーパーをのぞいてみたところ、ヤマザキやパスコなどとともに、りょうこくの袋入りの菓子パンが数種類売られていた。駅のNEWDAYSやファミリーマートではなかった。
山形駅西口のマックスバリュで購入。
うず潮 栄養成分表示なし
海から遠い山形県内陸部で「うず潮」とは!
「UZUMAKI PAN」「うずまきパンの中に、フレッシュクリームのうずサンド。」とあり、想像はついた。
包装の袋は、大手のものより若干薄手なのが、ご当地メーカーならでは(?)。

 
なるほど。パン生地自体が渦になっていて、上にはクリームの渦も描かれる。
パンはハンバーガーのように上下に切れ目が入っている。開くと、
ホイップクリーム

ヤマザキ系列なんかでもありそうだけど、(たぶん)ない商品。
クリームは量が多いもののしつこくなくていい。ご当地メーカーならではの堅実な菓子パン。
秋田で売ってくれてもいいのに。

袋越しにうず潮の底面
底側も、ちゃんと渦になっている。

例えばチョコクリームとかあんことか、うず潮の派生商品があってもよさそうだけど、ないみたい。
うず潮と並ぶ、りょうこくの主力パンが、コッペパンを切り開いてチョココーティングした、その名も「開きチョコ」という商品。
先に見た別のスーパーでは扱っていたものの、マックスバリュでは置いていなくて買いそびれてしまった。


また、高畠町には「たいようパン」というメーカーも存在し、開きチョコと競合する「ベタチョコ」というパンもあるとのこと。
開きチョコもベタチョコも、秋田のたけやの「ダブルチョコ」「チョコトースト」と同じカテゴリーに入るパンのようだ。


さて、エダマメをつぶした「ずんだ」は、全国的には仙台が著名かもしれないけれど、岩手、秋田、山形の各一部地域などでも作られている。
お菓子コーナーには、こんなものが。
おつまみだんご(ずんだ)
山形県東根市の「東だんご本舗」というメーカーの餅類がいくつかあった。ずんだは串団子版もあった。
米(うるち米のみでもち米は使っていない)は山形県産。まずいわけがない。
串でないので、1つずつつまめて、まさに「おつまみだんご」
惣菜コーナーでもずんだのおはぎなんかがあったはず。
岩手県の一関周辺は餅文化で有名。秋田は米どころのわりには、商売としてはあまり餅や団子を作って売ろうとしないのか、その岩手のメーカーの餅類がよく売られている。
山形ではこうして地元メーカーが存在するということは、山形もわりと餅を食べる地域なのだろう。選択肢が多いのは、餅好きとしてはうらやましい。

※旅行記の続きはこちら

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