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ボルトが1本抜ける。

2010-03-04 00:28:48 | 2010年1月右足首骨折入院・治療顛末
3/3 桃の節句。

今日はいよいよ骨を固定しているボルトを抜く日だ。
右足に埋め込まれているボルトは7~8本。
ほとんどは腓骨(細いほうの骨)を繋いでいるプレートを固定するために使われているが
1本だけ腓骨と頚骨を固定するようにねじ込まれている長いボルトがある。

このボルトを抜かない限り右足をちゃんと地面について体重をかけることが出来ないらしい。
体重をかけるとボルトに負荷がかかり、最悪の場合は折れてしまうのだそうだ。

病院に行き、まずはいつものようにリハビリ。
その後、2階の手術室の隣にある部屋へ入る。X線装置のあるところで処置するようだ。
ちなみにエレベーターで2階に上がる際、救急車で運び込まれた
患者さんが乗せられたストレッチャーと一緒になった。どうやらこの人も足に重傷を
負ってしまったらしい。

メスを入れる場所に印をつけたあと、局所麻酔をうたれてほとんど感触の無い状態で
ボルト抜き手術を開始。痛くは無いが足首付近で何かがゴリゴリ回っているのは
わかった。あまり気持ちのよいものではない。

15分ほどで手術は終わり、無事診察室に戻った。

ちなみに画像の釘のようなものが僕の右足首に入っていたボルト。
5センチ弱といったところか。こんな細いもので二つの骨を固定させるべく繋いでいたわけだ。
レントゲン画像で見せてもらった時はもう少し太く見えた。

これより20Kgほどは右足に体重をかけてもよいとのこと。
右足だけを体重計に乗せて感触を掴む。当然松葉杖の使い方も変わってくる。

やはり最初はぎこちないものだがそのうちなれるだろう。
骨折生活はまたしても大きな節目を迎えることになった。
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