4月23日(金)晴
21日、仕事から帰り休憩して買い物に行き、次女がセットしてくれたAmazonプライムでシカゴPDでも見ようと思っていた時、ふとベッドの中にいたぐりとゃんを見たら、何か様子が変。鼻炎なのでイビキをかいて寝てるけど、その音と違う音がしてる。目を開いて私を見つめる。
他の人には姿を見せない伽乃子と違って割とフレンドリーなぐりちゃんは、日曜日来た長女のダンナさんに散々可愛がって貰って調子に乗って寝転んだり懐いたりしてたのに。
5時を待ち即受診した。少し早めに行き1番に見てもらおうと行ったら5分前に着き、その5分を待つのか長かった。
結果、甲状腺に腫瘍が出来ていて、呼吸の司る部分が麻痺し、呼吸困難になっていた。血液検査レントゲンの検査。長くかかりそうだったので、何も言わずに出てきたので一度帰宅してお婆さんにその旨伝え、財布にお金を足してまた病院へ。レントゲン撮るだけでも急変する可能性がある、と言われていた通り、行ったら息が止まり酸素を吸わされていました。
いつもの日常が普通に過ぎて行くと思っていてはいけないのだ、と思い知らされる。
腫瘍に放射線を当てる治療は、じっとしていなければ出来ないし、これも途中でどうなるか分からない、器官を切開して酸素を送る事も出来る、と言う説明も。ただ、ぐりちゃんには 時間が無さすぎる、とも言われる。鎮静をかけて楽に眠らせる事も相談に応じる、とも。ああ、安楽死か、と思う。
ただ、症状としてはとても苦しい。呼吸困難なんだから。取り敢えずステロイドを打ち抗生剤を打ち点滴して帰宅。
あんなにあどけなく悪気なく、テレビ好きで、心の優しいぐりちゃんがどうしてこんな目に。年に一度のワクチンや、度々鼻炎がひどくなると受診してるので、その時は何ともなかったのに、いつの間にこんな事に、と後悔は尽きない。
昨日は1日家を空けなければならなかったので、伽乃子と別々にした。伽乃子にとても怯える。
でも今はステロイドが効いたようだ。食欲戻り毛繕いまでしてる。ステロイドってすごい。8年前死んだフクちゃんもステロイドで少しの間良い時間を過ごせた。ぐりちゃんも一体いつまでステロイドを頼りに生きれるだろう。
高齢なので積極的な治療は避けようと考えている。
昨日、帰宅したらご飯は全部食べていて、いい感じだった。今日もこれから受診します。