桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

怒り

2009-10-15 | Weblog
元千葉刑務所仲間が本を出版した。
俺たちも実名を出されて、アレコレを書かれているが、実際に読んでみて腹が立った。
金原龍一とかいう著者で、確か本名が金某と言う在日朝鮮人だったと思うが、余り俺の記憶に残らない人だった。その本は書かれた中身が事実に反することの多いモノだった。
携帯で怒りを書き始めたが、とても書ききれない。帰宅してパソコンで本格的に書くとして、余りに腹が立ったから出版社に電話した。
我々が犯人である言動をしていたごとき記述は、事実経過に誤りがあるし、全く裏付けのない話を書いている。
筆者の紹介に「模範囚」とあったのには呆れた。あんな懲罰常習者、いい加減にしろ!だよね。
余りにアタマに来たから、出版社の宝島社の担当者な電話した。然るべく返答をするというので、楽しみにしているところだ。