行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第6節 福島ユナイテッドFC戦

2024-03-23 15:14:02 | カターレ富山
前節の北陸ダービー・金沢戦で、ようやく、と言っていいでしょう。今シーズン初勝利を挙げたカターレ。
やはり昇格・優勝を目指すにあたっては、勝っていくことの重要性は言わずもがな。それを再確認した勝利でもあったかもしれません。
その初勝利から中3日。連戦の5戦目として、アウェイ・とうほうみんなのスタジアムに乗り込み対戦することとなる、福島ユナイテッドFC戦。
もちろん、狙うは連勝。そして、今シーズンまだ勝ててないないアウェイ戦での勝利にほかなりません。
前節、あらためて実感した勝利でしか得られない自信と手応え。それを、確たるものとするためにも。勝ち点3を持ち帰らねばなりません。

10位に浮上したカターレに対し、11位となっている福島ではあるものの。消化試合が1試合少ないということで、単純な比較とはなりません。
福島のここまでは、開幕戦の岐阜戦でこそ4失点の大敗を喫したものの、第2節の宮崎戦でシーズン初勝利。第3節が空いて、ルヴァンカップ1回戦ではJ2・熊本と対戦。開始4分にいきなり失点、35分に追加点と苦しい状況に追い込まれつつも、怯むことなくゴールを狙い続け。最終的には敗れたものの、試合終了間際に1点を返す意地を見せ、敗戦のなかからも収穫を得たようで。それが奏功するかたちだったのか、ホーム開幕戦として迎えた第4節では、難敵の松本を1-0で撃破。その勢いを加速して連勝を挙げるべく臨んだ前節・第5節の長野戦でしたが。後半の60分に先制したまではよかったものの、76分に追いつかれ。さらには試合終了間際の89分に逆転ゴールを喫し、手痛い敗戦となったのでした。

ここまでの福島、戦績だけを見れば、勝ったり負けたりを繰り返しているようにも見えますが。ゆめゆめ侮ることなど出来ません。
なにしろ、勝敗に関わらずここまで全試合で得点を挙げています。試合運びには課題があるかもしれませんが、攻撃力にはしっかりと自信を持って臨んでいると見てよいのではなかろうかと。
カターレのほうは、ここまでルヴァンカップも90分では無得点だったことを思えば、公式戦6試合中3試合で無得点。リーグ戦に至っては1試合1点が3試合あるだけで、複数得点も獲れていない。それを得点力不足と断じてしまうほどには、悪い印象ばかりではないにせよ・・・それでも、もうちょっとどうにかせねば、というのが本音。
守備を固める相手に苦慮しつつの結果、という面もありますが。今節の福島のように攻撃に自信を持つチームに対したとき、どう出るか。それを跳ね返す守備、お株を奪うかのような攻撃力を発揮し、逆にやりこめるくらいでなければならないところ。
「惜しかった」や「あれを決めていれば」は、いらない。
いかに、決めきるか。そして相手の反撃を許さずシャットアウトするか。さらに良い守備を更なる得点につなげていくか。
前節の終了間際にやられて敗れた嫌なイメージを抱えているであろう福島。それに対し首尾よく先制し、追うかたちを強いることができれば。さらに勝機は高まるのではなかろうかと。
ここまで物足りない得点力が爆発するような展開を期待したいところです。

5連戦の5戦目というカターレ。ホーム開幕奈良戦、ルヴァンカップでホーム山形、アウェイ八戸、ホーム金沢、そして今節のアウェイ福島。移動距離の多さ、中3日という条件もあいまって、いささか厳しいスケジュール。
それに対し、第3節が未消化の福島にとって、今節が4連戦の4戦目。ホームでルヴァンカップ・熊本戦、ホーム開幕松本戦、比較的近いアウェイ長野、そして今節と、移動距離の省エネっぷりが見て取れるスケジュール。
とは言うものの。メンバー入れ替えでやりくりをしつつも、4連戦の4戦目ともなれば、いかに移動の少なかった福島とて、疲労の蓄積具合などを考慮に入れつつのメンバー編成には難儀することではないかと。前節の長野戦では、中2日であった松本戦から6人を変更して臨んだようで。あるいは、ホームに戻る今節は、松本戦準拠のメンバーに戻す、ということもあるのかもしれません。
ベンチに設置された可動式の屋根が強風によって飛ばされるような悪条件に見舞われつつも、しっかりとウノゼロ勝利を勝ち取ってみせた前回ホーム・松本戦。その勝利を再び!と意気込んで待ち構えているのではなかろうかと。
対するカターレも、中3日でしかもアウェイとなれば、やはり前々節・八戸戦のメンバーにガラリと変えて臨むこととなると思われ。
八戸戦メンバーにしてみれば、5バックに手こずり、無得点の敗戦を喫した悔しさは忘れていないところ。さらに、やはり5バックで守りを固めてきた金沢に対し、前節のメンバーはしっかりと勝ちきってみせた。だからこその、今節。「ならば俺たちも!」との発奮を、是非とも勝利につなげてほしいです。そして、「誰が出場しても変わることのないクオリティを維持できる」というコンセプトが名実ともに確かなものであることを、勝って証明せねば。

期待したいのは、マテウス。前節は出場無しだったこともあり、スタメンでの出場が濃厚でしょう。
ルヴァンカップ・山形戦では、格上・J2のレベルを経験。J3レベルであれば抜けていたであろうシチュエーションでも止められるなど、その差というものを実感したのではないかと。そこから中3日で連続出場した八戸戦であったものの。体力的には問題ないとのことでしたが、ゴールを挙げるという結果を出すことは叶わず。今季初得点は、またもお預け。チームも敗れるという悔しい思いをしました。
彼自身としても、巻き返しを期す今節。勝利への意気込みを力に変え、是非ともチームを勝利に導いてほしいです。
昨シーズンのアウェイ最終戦・宮崎戦では、ハットトリックの大暴れ。それ以来のアウェイ戦ゴールでもって、今シーズンここまで3戦連続で勝てていないアウェイ戦に勝利をもたらしてほしい。そう切に願います。
そして、同じく前節・金沢戦では出場のなかった安光にも期待。
攻撃は最大の防御。得点力に自信を持つ福島に対し、攻守にわたってサイドを支配するプレーでもって、封じ込めてほしいです。相手に得点機を与えない守備はもちろんとして。こちらの決定機を創出するクロスもまた、彼の持ち味。それらを、存分に発揮してほしいかと。
覚醒の昨シーズンを経て、今やチームの主力といえる安光。連勝を目指すカターレにこの人あり!との存在感を見せつける活躍を期待します。

昨シーズン3位だったカターレと15位だった福島ですが、総敗戦数だけを見たならば、14敗のカターレと15敗の福島で、ひとつしか違いがありませんでした。
両者を分けたのが、勝利数。19勝を挙げたカターレと12勝だった福島。
それを思い出しても、いかに勝利を挙げるかが大切かということを思い知るというもの。
待望のシーズン初勝利を挙げた前節。ならば、即座に2勝目を、連勝を挙げて上位追撃、さらには“指定席”としての首位の座へ。その足掛かりとせねば。
それでなくとも、昨シーズンの同カードでは敗れている福島が相手とあれば。
リベンジとなる勝利を成し遂げ、アウェイでも勝つ!という意気込みを結果に結びつけねば。

連戦を戦うカターレの、底力を見せるとき!
メンバーそれぞれが力を出し切り、強いカターレを見せつけろ!!!
アウェイ戦を制し、勝ち点3を持ち帰れ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エースが決勝ゴール!北陸ダ... | トップ | 連勝ならず。無失点に抑える... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿