INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

続・ひっそりと(33)

2014年03月04日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡市博多区の「西月隈三丁目」バス停。

現在は、
「博多駅~板付~西月隈三丁目~月隈~金隈」を結ぶ「43番」と、
雑餉隈営業所麦野~麦野三丁目~板付七丁目~板付~西月隈三丁目~都市高速~蓮池~天神」を結ぶ「420番」
のルートとなっており、「大神神社前」「雁の巣」「室見五丁目」「木の葉モール橋本前」「福岡城NHK放送センター入口」などと同様に、都心行き・郊外行きが双方向に走る場所となっている。


ただし、「43番」「420番」ともにかつては終日運行されていたが、現在はいずれの路線とも朝夕の必要最低限の本数となり、かなりひっそりとしている(なお、「43番」には「西月隈三丁目」を通らない「南福岡駅~金隈~福岡空港」というもう一つの系統があり、そちらは終日運行されている)。


国道3号と県道112号(旧国道3号)は挟まれた交通量の多い場所ではあるのだが、バス路線は寂しく、「縦軸と横軸」ということを考えさせられる。
大橋駅~板付七丁目の「5番」は そこそこ利用されている印象があるので、大橋駅からの路線を月隈あたりまで延ばしてみてもよいのでは?…とも思うのだが、月隈まで来るとやはり大橋ではなく福岡空港に出るほうが合理的なのでしょうね。

ちなみに「西月隈三丁目」は、かつては「50番」(その後の「41-1番」)などの「広義の終点」であり、「西月隈三丁目」になる前は「見上前」(けんじょうまえ)という名称だった。

「43番」と「420番」の番号の成り立ちをおさらいすると、
・博多駅~板付~雑餉隈を結ぶ路線のうち、麦野経由を「41番」、金隈経由を「43番」とした
・「42」を飛ばしたのは、「42」という数字を忌み嫌ったため(と推測。その後「42番」は「春日~大橋線」として登場)
・その後、「41番」「43番」のうち、「41番」をベースとした都市高速線が2つ登場(「41」の末尾にゼロを付けた「410番」と、「410番」との並びを意識した「420番」)
・さらにその後「410番」は廃止
という流れであり、「西月隈三丁目」に停車する「43番」から見た「420番」は、兄の子供のような存在である(「420番」から見た福岡~甘木の「40番」は「おじいちゃん」でしょうか)。

  
月隈方面と、

  
板付方面。
(つづく)

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