シューテングスター（77）

（つづき）
ダイヤ改正の話題でアクセス数が上がってくると、全く速報性のない記事もつい書きたくなってしまう捻くれ者でスミマセン（笑）。

福岡県久留米市の「両筑苑」バス停。

現在ここから出る「22番」は、もともとは「JR久留米～西鉄久留米～千本杉～北野役場前～下高橋～松崎～小郡市役所～西鉄小郡駅～JR鳥栖駅～西鉄鳥栖」というルートで運行されていた。
「久留米市～久留米市（旧北野町）～小郡市～佐賀県鳥栖市」と、複数の自治体の境を超えて運行されていた訳だが、現在では久留米市内のみの運行となっており、小郡市に入る少し手前でもともとのルートから西に少し入ったここが「狭義の終点」となっている。



この「北野線」をはじめ、「端間線」に「乙隈線」、それに「三国が丘、美鈴が丘線」など、西鉄バスは小郡市内からほとんど撤退してしまい、現在は、「鳥栖プレミアムアウトレット線」が西鉄小郡駅から出るだけとなっている（…というのは建前で、西鉄のサイトでは筑紫野市域に存在するものとされている筑紫野ニュータウン線の「新津古橋」バス停は、実際は小郡市域に存在している）。



「両筑苑」というのは、名前だけ聞くと「くらじの郷」や「早寿園」的な施設が思い浮かんだりもするが、実際はし尿処理施設である。



周囲は田園地帯が広がっている。
折り返しの便で戻る以外に交通機関もなく、ここで降ろされても「さぁ、どうしようか…」という場所。



それでも、客の出迎えのため、バスの到着時刻が表示されている…（？）。
（つづく）