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白鳩ブログ:神通力 烈火

2016年10月09日 15時32分25秒 | カード情報(ゲーム・...
赤の新しい焼きコード。
4ログは烈風よりもダメージが10点低い150点。
5ログだとインドラの矢と同威力、万雷より10点低い170点。
正直、比較対象に使っている他の焼きコードの火力が微妙だと思っているので
強いとは思わないが、まあ査定に照らすとこんなものなのかな。
既存コードよりダメージは若干低いが、その代わりちょっとしたボーナスがある。
相手の強化を無視できるらしい。

つまりカードに記載された基本BPの値を参考にダメージを計算する事が出来る。
なるほどこれはかなり便利な能力だ。
現在、Мサイズで額面のBPが一番高いユニットはBP130のオーディン。
それ以外はBP120以下のユニットしか居ない。
烈火はこの値の参考にどのくらいの耐性コードが使われるかを予想して
デッキを構築する事が出来る。
たとえば緑単デッキを基準に考えるなら
オーディンでもBP130にルーンフォースとエオーを使用されたとして耐久値210、
雷火や残響、反響で210点ダメージまでなら安定してだせるようにデッキを構築しておけば
ダメージが足りないという状況は無いだろうという予測が立つ。
それ以外のデッキであればBP120にレジストを使われても耐久値200、
烈火と雷火をワンセットで持っておけばレジスト1枚までなら足りるという推定が成り立つ。
勿論実際はここから覚醒も考慮しなければならないし、
ディスペルやイングを使われる場合もあるだろうが、
デッキを組み立てる際により明確なビジョンを持ってデッキを設計する事が可能になる。
これからの環境であるBP120に強化2枚のBP160ユニットにも有効である。

たった1枚のカードで240点のデストロイを使用せず、
わざわざ170点ダメージの烈火に雷火を使用して同じ6ログでやっと200点ダメージを作りだすのは、
ただ6ログで相手のМサイズユニットを即殺するよりも
同時にレジストやエオーなどを使用させて相手の手札1枚と4ログを消費させつつ
主力ユニットもブレイクさせるほうが相手に与えるダメージがはるかに大きいからである。
コードを使えばギリギリで耐えられるかもしれない火力を落とし、
それにリアクションを誘っておいて、雷火で叩き潰す。
もしリアクションしてこないならばギリギリの安いログ消費で相手ユニットをブレイクする事が出来る。
これが赤の戦術だ。
ただ相手ユニットをブレイクするダメージを落としたいだけなら
6ログのデストロイを1枚入れるだけのほうがはるかに効率的でユニットのスペックも高くなる。
明確な設計思想がないならデストロイで良い。
このカードを使う意味を持つデッキを作らなければならない。