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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

僕たちは希望という名の列車に乗った

2020-01-25 21:20:14 | 洋画
そうですね、セットにするためにレンタルしてきた作品ですが
文化系ミニシアターって言うロードショー映画館が東京には3館くらいあって
そこで公開された作品だったんですね
クズとかゴミ映画しか見ない私にはある意味御門違いの作品でしたが
重たい内容の割には、眠らずにモニターに映される映画に引き込まれていました

ある意味青春映画といってもいいのかな
第二次世界大戦のドイツ敗戦によって、連合軍がアメリカとソ連によって
ヨーロッパが東西に二分され、その境界線がなんとドイツの首都だったベルリン
そこまでの東ヨーロッパの国々は、ソ連によって赤化されて行く中で、
ナチスからの解放の名の下にソ連によって赤化されていった東欧に国々
戦後10年も経過すると民主主義の運動が起こったり、国の主権を求めて反発が起きるのは自然な事で
ハンガリーがロシア統治に反旗を翻すものの弾圧される

そんな事実もソ連の統治下にある東ベルリンの市民には報道管制が敷かれ
真実は隠されて行くわけで、
1956年のベルリンではまだ東西の壁が建設されていなくて、ある意味東西は検閲があるだけで人々は東西の往来ができていて
その西に祖父の墓参りを理由に東ドイツの高校に通う将来エリートコースの教室に通う
テオとクルトは、西ベルリンの映画館でハンガリーのニュースを知り
彼らへの経緯としてクラスで2分間の黙祷に入った途端に授業が始まり・・・
先生への答弁をしなかった

そこからこの黙祷が、郡の学務局のケスラー女性局員に知られることとなり、黙祷の首謀者は誰かの追及がはじまります
生徒たちは抵抗するものの、その追求は苛烈を極め、クラスメイトの疑心暗鬼を生ませたり
家族の過去をあばかき、それによって脅され、一人の生徒が密告に追い込まれます
社会主義の東ドイツですから、エリートから落ちると工場労働者として一生が決まってしまうわけで
18歳の将来と現実の狭間の葛藤から

なんと壁がまだないと言うわけで、子供たちは西への脱出に・・・

18歳の決断を描いた事実にお基づいたお話だったんですね
ポスター前列の男女3人が主役ですが、その中の真ん中のお姉ちゃん
着衣ではありますがかなりな巨乳みたいで、目が釘付けになってました(汗

2018年製作、ドイツ映画
ラース・クラウメ監督作品
出演:レオナルド・シャイヒャー、トム・グラメンツ、ヨナス・ダスラ―、ロナルト・ツェアフェルト、ブルクハルト・クラウスナー

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