チコのCOFFEE TIME

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音楽鑑賞を深める科《鈴木英明作品を観賞 オペラ~歌曲の世界》

2015年10月06日 21時18分16秒 | 高齢者大学

   今日の高大に授業は、作曲家の鈴木英明先生と、ソプラノ歌手の田邉織恵先生をお迎えしての贅沢な内容でした。
  関西を代表する作曲家として活躍されている鈴木英明先生は数多くの作品を書いておられます。先生の作品のタイプは、抒情的で美しい曲、能・狂言の語り的な曲、軽快で親しみやすい曲、無機的で抽象的な曲など多様です。先生の主要作品はオペラ「鬼娘恋首引(おにむすめこいのくびひき)」、「源氏物語」、管弦楽と混声合唱のための「未来」、歌曲集「夜に詠める歌」「やさいの歌」、ピアノ作品集「4つの紋様」など多数です。
 今日は先生の代表作、オペラ「鬼娘恋首引」を先生ご自身の解説付きで、DVD観賞しました。内容は、狂言「首引」を下敷きに茂山千之丞が台本を執筆し、鈴木英明先生が作曲された狂言オペラで、山の中で迷った二枚目の若者に、鬼の親分の娘が一目ぼれし、若者の命を掛けて首に縄を巻き付けて首での綱引きとなります。若者の命を掛けて山全体を揺るがす大綱引きがコミカルに演じられました。楽しくて分かりやすいこのオペラは初演以来、国内外で何度も上演され2014年度文化庁芸術祭大賞を受賞しています。
 DVD観賞に続き鈴木先生作曲の歌曲を田邉織恵先生が歌われました。彼女の美しい歌声と、語る様に歌う表現の豊かさにうっとりし、幸せな時間を過ごしました。

 
「鬼娘恋首引」の解説をされる鈴木先生です。  本岡先生が田邉織恵先生のプロフィールを話されています。

 
「鬼娘恋首引」の一場面です。腕相撲や首引きで対決しますが、一目ぼれの鬼娘は勝ち目がありません。

 
田邉先生が主役の鬼娘を演じておられました。鬼娘の先生は可愛いですが、素顔はとても素敵なベッピンさんです。


本岡先生のピアノに合わせて歌われました。本岡先生は何時もより緊張して演奏されていました。

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