できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

4月11日(今日)のプリキュアの話です。

2021-04-11 11:45:47 | プリキュア話

先ほどはクォーター制度導入最初の授業週を終えた話を書きましたが、今度はいつもどおり、今日(4月11日)は日曜日なので、プリキュアと仮面ライダーを見た話です。特に今日放送分のプリキュアの話を書いておきます。

さて、先週放送分で一応、プリキュアたち4人が部室をつくり、生徒会長にも認めてもらった上で、「トロピカる部」という活動を開始しすることになりました。今週からはそのトロピカる部の活動の様子を描いていくことになるわけですが…。まあ、今日の放送分の出だしは、いきなり「浜辺でプリキュアたち4人がランニング」という場面でしたね。

それで、ランニングを3年生のあすか(キュアフラミンゴ)がしきり、まなつ(キュアサマー)が喜んでついていくわけですが。でも、いまさら「トロピカる部ってなにする部なの…? 運動部なの?」と、ランニングが苦手なサンゴ(キュアコーラル)やみのり(キュアパパイア)が言う。「みのりやサンゴは運動不足じゃないの?」とあすかが言う。そんな展開から、今日の放送分はスタートしました。

そんな浜辺をランニングするプリキュアたちは、アザラシのような生き物を見付けます。人魚のローラの話しでは、これは人魚たちの国の妖精で女王さまのペット「くるるん」だとか。その「くるるん」はなにかを訴えているのですが、ローラはよくわかりません。みのりが「もしかしたら、おなかすいているんじゃないか?」と気づいて、ローラの持っていた貝殻クッキーをあげると、「くるるん」は喜んで食べます。「どうしてわかったの?」とローラが聴くと、みのりは「たぶん長い旅をしてきたから、おなかすいているんではないかと…」と。

その後、貝殻クッキーを食べて安心した「くるるん」に、ローラが「どうして浜辺に来たの来たの?」と尋ねると、どうやら人魚たちの国の女王さまから、ローラにお届けものがあったのだとか。でも、そのお届けものをどこかで「くるるん」がなくしてしまった様子。そこでプリキュアとローラは、そのお届け物を探すことになります。ちなみにローラはこのとき、「きっとそれはプリキュアたちのパワーアップアイテムだわ。女王さまの期待にこたえなければ…」と思います。

でも、プリキュアたちが浜辺を手分けして探しても、ローラと「くるるん」が海のなかを探しても、そのお届けものは見つかりません。そんななか、みのりだけはなぜか林の中を探そうとしています。「どうしてそっちに行くの?」と思っていたら、みのりが風呂敷包みのようなものが木の枝にひっかかっていたといって、それを持ってきます。どうやら「くるるん」が持ってきたお届けものは、その風呂敷包みだったようです。みのりは「くるるんは海流のなかで包みを落としたけど、それが浜辺に打ち上げられて、誰か人間に拾われる。拾った人はきっとわかりやすいように、木の枝にくくりつける」と思って、林の中を探したようです。「どうしてそんなことを考えたの?」と聴くローラに、「本から得た想像力。本を読んで、他の人の求めているものを想像する力がついたから」とみのりは答えます。

そうやって女王さまからの届け物を手にしたプリキュアたちのところに、「後回しの魔女」の手下のエルダが現れます。ただ、エルダはまだ自分が「お子さま」だということで、「おとなみたいな責任ある仕事は任されたくない。おとな扱いしないで」とごねていました。そこで、魔女の執事のバトラーから「おだちんをあげる」と言われて、人魚の女王がローラに渡そうとしたものを奪い取るために来たようです。

そんなエルダは、浜辺の貝殻を巨大なヤラネーダにして、プリキュアたち4人に攻撃をしかけます。ですが、その対応にプリキュアたちは苦戦します。その一方で、エルダはローラと「くるるん」に、女王からの届け物を渡せと言います。「これはプリキュアのパワーアップアイテムだから渡せない」というローラに、「だだこねてやる!」というエルダ。でも、実際にローラがその包みを開いてみると、中からでてきたのは、人魚の国のおいしいお菓子ばかり。「おだちんとして、それをもらってやる」とエルダがローラたちを攻撃しようとしたときに、キュアパパイア(=みのり)が現れます。

キュアパパイアは「人魚の女王さまからの大切のおくりもの。ローラにとって大切なもの。それは絶対に渡さない」と、ローラたちを前にしてきっぱりと言います。そして、他のプリキュアたちと相談して、まずロープをつかって、巨大な貝殻からつくられたヤラネーダを倒します。ヤラネーダが倒されたので、エルダはしかたなく去っていきます。

ラストの場面ですが、どうやら届いたのは、先ほども書いたとおり、人魚の国(グランオーシャン)の名物のお菓子ばかり。それをプリキュアたちとローラがいっしょに食べます。どうやら人魚の女王は、がんばっているローラをねぎらおうと思って、それを届けたようです。そんななか「くるるん」はローラのもっていたアクアポットをつかって、「シャボンピクチャー」という画像を撮り始めます。どうやらローラのもっていたポットは、カメラのかわりにもなるようです。そして、ローラがプリキュアたちといっしょにお菓子を食べているところを、「くるるん」は「シャボンピクチャー」に撮ります。その画像は、ローラが元気にしているかどうかを心配していた人魚の女王さまのところにも届きます。また、「くるるん」はグランオーシャンにはもどらずに、アクアポットのなかに入ります。「帰りたくないんだね」と、ローラもその気持ちをくみ取れるようになりました。

まあ、こんな感じで…。今回の物語は「くるるん」という妖精の存在を仲立ちにして、ローラが他の人の気持ちをわかるようになる「成長」を見せる。また、その「成長」を助けたのは、みのり=キュアパパイアという仲間の存在だった。そういう物語のようです。こんな感じで、ローラと他のプリキュアたちとのかかわりのなかで、お互いがお互いを育てていく様子が、これからしばらくの間描かれるように思います。

ちなみに次回予告では、あすか(=キュアフラミンゴ)が自作の弁当を学校にもってくるので、それをまねして「トロピカる部」として弁当作りにチャレンジするという、そういう話になるようですね。

ということで、今日のプリキュアの話、おわります。

 


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新年度からの4学期制(クォーター制)導入後、最初の授業週が終わった話

2021-04-11 11:31:46 | 私の「仲間」たちへ

今日は4月11日(日)。いつものとおり日曜日で、朝からプリキュアと仮面ライダーセイバー見てました。あとで今朝のプリキュアの話を書きますが・・・。

その前に近況報告を。おかげさまで、おとといの金曜日、新年度最初の授業週の8コマの授業を無事に終えることができました。

ちなみに、今年度からうちの大学は「4学期制」(いわゆる「クォーター制度」。略称はQ)を導入しました。だから今までのような「前期」「後期」のセメスター制ではなくて、第1クォーター(1Q、4月から6月初旬までの8週)・第2クォーター(6月2週目から8月初旬までの8週)というかたちで授業運営をしていくことになります。各Qで完結するように15回の授業を週2回ずつ行う科目があったり、ある学部ではひとつのQを全部、フィールドワークなどの体験型の活動に使ったり…。まあ、そういうことをやりやすくするための工夫ですね。

ただ、私の担当科目(=教職課程科目ばかりですが)は、1Qに1コマ・2Qに1コマという開講形態で、2つのQ連続で15回授業をやって単位認定するパターンの科目ばかりです。だから、今までのような「前期」セメスターでの授業運営と、私自身は「実質的にはなにも変わらない感じ」です。

それと、初回授業の感想をコメントカードに書いてもらったのですが…。学生たちのなかには私の授業科目を対面で受講できることを「待ち望んでいた」ようなコメントがけっこうあって、読んでいてこっちが涙がでるくらいうれしかったです。

「住友さんの担当科目を1回生の頃から受講したかった」とか、「住友さんの教職の科目が週3回もあってラッキー」とか、「住友さん大好き! だって授業聴いているだけで、ああ、なんかこの先生、私たちのことわかってて授業してくれてること伝わるから」とか。そういう内容のコメントカードを読むと、「ああ、この子たちのために、もうちょっとだけ、大学の教員で居よう」という気持ちになりますね。

今年でちょうど、うちの大学の教員になって20年目になります。50代に入って、去年からなんだかだいぶん心身に疲れがでてきたのか、無理のきかないからだとこころになってきました。でも、学生たちに支えてもらいながら、「もうちょっとだけ、教職課程の担当教員続けてみよう」と、そんな気分になったクォーター制度最初の1週間でした。

 


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