名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-14 スーパー四間飛車(2)

2024-05-16 | 基本定跡の研究

後手が45歩を突いた図で

角交換すると互角でした。66歩と止めた時が問題ですが、小林先生は44飛を勧めます。

これは36歩を突かれそうで、後手が避けていたと思うのですが。ただしこの図では74飛があって、99玉76飛88角

飛角交換されないように角を引くのが良いようです。この図の評価値は+137の先手ペース。1歩損ですが後手の飛も使いにくくなっていくということでしょう。

とは言え先手がこの筋を気にして36歩を突かなければ、

58金右35歩99玉34飛

後手は石田流の位置に飛を移動できます。88銀の時に後手の方針が岐れるのですが、14歩79金36歩同歩同飛37歩35飛

ここでは68銀~65歩とする方が難しいようですが、68金13桂86角62金46歩25飛

25同飛同桂45歩28飛

こう進めば後手有利。評価値は-785です。

戻って

Aiに聞いてみると、88銀14歩には46歩

36歩同歩46歩同銀36飛

後手がうまくさばいたようですが。37銀34飛38飛

64歩36銀65歩35銀64飛

64飛以外の位置だと、先手は67金と備えて難しいです。86角84飛53角成66角

馬を作った分だけ先手ペースのように見えますが、評価値は+66ほどで互角です。

 


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