後手が45歩を突いた図で
角交換すると互角でした。66歩と止めた時が問題ですが、小林先生は44飛を勧めます。
これは36歩を突かれそうで、後手が避けていたと思うのですが。ただしこの図では74飛があって、99玉76飛88角
飛角交換されないように角を引くのが良いようです。この図の評価値は+137の先手ペース。1歩損ですが後手の飛も使いにくくなっていくということでしょう。
とは言え先手がこの筋を気にして36歩を突かなければ、
58金右35歩99玉34飛
後手は石田流の位置に飛を移動できます。88銀の時に後手の方針が岐れるのですが、14歩79金36歩同歩同飛37歩35飛
ここでは68銀~65歩とする方が難しいようですが、68金13桂86角62金46歩25飛
25同飛同桂45歩28飛
こう進めば後手有利。評価値は-785です。
戻って
Aiに聞いてみると、88銀14歩には46歩
36歩同歩46歩同銀36飛
後手がうまくさばいたようですが。37銀34飛38飛
64歩36銀65歩35銀64飛
64飛以外の位置だと、先手は67金と備えて難しいです。86角84飛53角成66角
馬を作った分だけ先手ペースのように見えますが、評価値は+66ほどで互角です。