いつものように見切り品巡りをしていると、この前引っ越したお母さんにバッタリ出会う。
バッタリ会うだろうとは思っていたが、こんなにすぐに会うとは!!
「慌しくて連絡できなかったの、ゴメンね。」
「わかる、わかる、私もそうだったもの、そのうち連絡来ると思ってた。」
立ち話15分。別居したものの離婚の決着は着いていないそうだ。
「養育費1人4万に応じてくれないのよ!払えない訳が無いのに!」
「うちだって、振り込まれるまで何度も催促してるよ~これ、私が勝手に子供連れて出て行ったなら、まだ判るのよね!自分で好き勝手に出て行って、決めた養育費も払わないんだから。」
「うちだって!!離婚したいって言い出したのは旦那なのよ!」
やっぱり、そのパターンか・・・。
離婚したいと言い出して養育費を値切る者と来たら・・・まさかアレじゃないだろうな~ーー;・・・そのうち変なのが押しかけて来たらどうすりゃいいんだよ~・・・思わず顔見ちゃうぜ。
ま、それはさておき、お母さんは調停でどうにか勝ち取ろうとしているようだ。「2000円よ!2000円で(調停は)済むんだから!」。私なんてただオロオロするばかりで弁護士さん任せだったから、調停で旦那と掛け合うお母さんがリッパで眩しい。どうか勝ち取ってほしい!
ところで!!こちらはこちらで今日になっても養育費が入らない。
またもや電話をしてみると、「振り込みに行く暇が無かった」そうだ。24時間×丸3日過ぎていながら・・。本当に暇が無かったのか。ATMにすら辿りつけ無かったのだろうか。私の想像だが、彼は振込料の数百円すら惜しみ、昼間の一番安い時間帯でしか養育費を振り込む気がないのでは?それとも又いつもの言い逃れ作戦か?
こう言う事がある度に、「自分で離婚と騒ぎながら養育費は渋る」と言う事を思う。
あのお母さんの言葉だって=「払えない訳が無いのに」。
例えば、28万給料を貰っていたら、私らの感覚からすれば8万養育費に払っても、後の20万で充分に暮らしていけるのである。本当に子供の事を思い、子供の学費を思い、子供の将来を思えば、家賃で7万取られても後の13万で食費から電気ガス水道、充分に払っていける。服なんかこっちも買ってない。
彼らは頭で、女と遊ぶ事or次に再婚して普通に暮らす事を、考えているから払えないのだ。そう言うのは「払えない」じゃなくて、「払わない」だろうが。それでも人の目がある所では「俺はこうやって別れた妻にせっつかれて、子供にも一生懸命養育費送ってます」と言うお父さんを演じているのか・・・それが一番口惜しい、いや、哀しい、いや違う、何だろう。とにかくそれは間違ってる。一度でいいから、自分の本性(子供なんかより自分が絶対大事)を自覚してほしい。
それでも、子供にすらこの実態を話せない無念さ。父にはむやみに心配させたくない。妹に言ったからってどうなる?他の観衆に言えば格好の笑い話。子供の前ではそれでもお父さんだと言うフリをせねばならないこの孤独感。数百円さえもケチって「振り込む暇が無い」と言う者のどこがお父さんなのだろうか。いつかこの実態を子供に教えたい。「お前は決して騙されるな」と。
彼らにピッタリの言葉がある。
「いけしゃあしゃあと。」これが全てだ。
それにしても、あのお母さん、ずいぶん痩せたな・・。
元旦那もなんだかんだと言い分けつけてくるね~。
そんなに振込手数料が気になるのなら安いところから振り込んでくれたらいいのにね。
早く振り込まれますように。
私も家賃振り込む時は仕事抜けてでも、その銀行の支店から安く振り込んだりしてます。でも、約束の日を過ぎてるんだから、早く振り込む方が先じゃないのかな・・・。
前にも「振込料がもったいないから、3ヶ月まとめて払いたい」って言われた事があるの。たしかに振込料もバカにならないけど、実際に育てている方はもっとずっとお金は掛かってるのに。
養育費を払うのは当たり前。この国は養育費を払わないのが当たり前で、払うと偉い事になってしまっている。払ってもらうだけでも、結構大変なのにね。せめて遅れるなら連絡くらいしてもいいのに、電話代もこっちもち。
旦那さんの方は果たしてどうなるか?こちらの暮らしはついつい私の目に入る事と思うので、これから実況中継でお送りしたいと思います。