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裁判所が韓国大使館に従業員の保険金不払いに対して罰金判決

2015年04月21日 | 国際
4月22日 裁判所がアンカラの韓国大使館に、元従業員への保険金不払いに対して100万リラの罰金と割増金を支払うよう命じました。

 Hurriyet

1999年から2010年までアンカラの韓国大使館で働いていたレマン・フィゲン・ベクマンさんは、彼女の最初の3年間の保険金を受け取っていないことに気づきました。ベクマンさんは韓国大使館とトルコ社会保障協会(SGK)に対して訴訟を起こしました。

アンカラの裁判所は、ベクマンさんの保険金を支払わなかった韓国大使館に100万リラの罰金を課しました。韓国大使館はベクマンさんの最初の3年間の保険金を支払わず、また、その後も、最低賃金に対する保険金しか支払っていませんでした。彼女の給料は最低賃金より多額です。韓国大使館はその総額を支払うことになるでしょう。

裁判所はまた、退職後、彼女が受け取っている年金の差額プラス利子を支払うよう韓国大使館に命じました。トルコ外務省は国内の全大使館に外交ノートを配布し、トルコ市民または永住権を持った非トルコ市民を雇用した場合、トルコの労働法に従うよう通達しています。

ベクマンさんの弁護士オメル・バラン・エルミシュ氏は、「これは法の勝利です。彼女のような多くの被害者がいます。大使館は外交特権を盾にとって、従業員を犠牲にしているのです」と言っています。


4人の子を連れた英国籍夫婦がISILに参加しようとして逮捕された

4人の子供を連れた夫婦がISIL(イスラム国)に参加するためシリアに入ろうとしたとしてアンカラで逮捕されたと、警察当局が国営アナドルニュースに語りました。4月16日、ギリシャ経由でトルコに入国したこの家族は、4月20日、アンカラの工業地帯オスティムのホテルで逮捕されました。

 Hurriyet

4月19日、英国当局が、アシフ・マリク(33)と妻サラ・マリク(29)と、1歳から7歳までの4人の子供が、トルコに入国し、シリアに向かうだろうと、トルコに通告してきました。トルコ警察はまもなく彼らを追放すると言っています。

バークシャーのスラウに住んでいた家族は、4月7日以来、行方不明になっていたと英国警察は言っています。この家族の親戚は、彼らについて“非常に心配していた”と言い、彼らはハンガリー経由でトルコに行ったのだろうと推測しています。

世界中の何千人もの外国人戦闘員が、シリアとイラクのISILなどのグループに参加していると思われます。シリアと800キロもの国境を共有しているトルコは、ISILに参加するためシリアに入ろうとする何百人もの外国人を捕らえ追放しています。


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