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、エルトゥールル号を記念して、トルコのコルヴェット艦が日本へ

2024年04月08日 | 国際
4月9日 トルコのコルヴェット艦「TCGクナルアダ号」が、4月8日、極東への長旅に出発しました。同艦は、1890年、日本からの帰途に沈没した不運なフリゲート艦エルトゥールル号のルートをたどります。

 Hurriyet

この航海はトルコと日本の100年に及ぶ外交的結束の里標を示すものでもあります。TCGクナルアダ号は、4か月半の航海中、20か国、24都市に寄稿します。

4月8日、船はイズミルのフォチャを出発し、8月19日、航海を終えます。この旅は、134年昔、日本訪問後、嵐に会って沈没したエルトゥールル号に敬意を表するものになります。

TCGクナルアダ号は、日本に到着する前に、ジブチ、ソマリア、モルジブ、バングラデシュ、マレーシア、インドネシア、タイランド、中国、韓国を訪れ、また、フィリッピン、シンガポール、スリランカ、インド、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦、パキスタン、ヨルダンに寄港します。

TCGクナルアダ号はトルコ海軍の存在を知らしめ、訪問国との相互関係の育成を目標にしています。途上、寄港国の海軍と共同訓練も行うでしょう。アデン湾やソマリヤ東海岸沖での海賊の攻撃に対応して、2009年、連合軍が設立されました。

連合軍はEUのアタランタ作戦とNATOのオーシャン・シールド作戦と連帯して活動しています。TCGクナルアダ号の船長99メートル、幅14.4メートルで、20トンの武器を積むことができ、最高速度は29ノット出せます。

エルトゥールル号の航海は悲劇に終わり、69人の生存者を残して、540人の乗組員が命を落としました。この悲劇を目撃した日本の串本町は、亡くなった人々を記念して記念碑を建てました。串本では現在も追悼式が行われています。


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