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5日間で1100人の不法移民が捕まった

2024年04月14日 | 国内
4月14日 イード休暇中、治安部隊は不法移民を対象にした5日間の作戦を行い、全国で1,117人の不法移民を逮捕したと、アリ・イエルリカヤ内相が発表しました。

 Hurriyet

イエルリカヤ内相は、4月12日、ソシアルメディアXで、「盾ー19」と名づけた作戦では、移動移民検問所による調査も行なったと言っています。知事室と内務省移民局の協力のもとに、警察、憲兵隊、沿岸警備隊からなる法執行隊が、イード連休初日の4月6日から4月10日までの間に、約22,700人の外国籍者の身元確認と入国許可確認を行ったと、内相は語りました。

執行チームは30の大都市で、イスタンブルの103台を含む162台の移動移民検問車を使って、外国籍者の検査を行いました。移民検問車には、治安職員、通訳、移民問題の専門家が待機していて、不法移民容疑者の指紋を採取し、身元をチェックしました。その後、データベースによって、外国人の居住許可に関する書類が精査されます。

5日間の検査で、1117人の外国籍者が、不法入国あるいは居住許可切れと認定され、送還のために移民局に送られました。イエルリカヤ内相は、不法移民と密入国の組織化を阻止するために、全国で行われている作戦について語り、トルコが不法移民の目的地あるいは通過ルートにされることは許さないと明言しました。

昨年の統計によると、2023年には3,700人の密入国者が逮捕されています。


トルコはイランにこれ以上のエスカレーションは望まないと言った

4月13日のイランのイスラエルに対する攻撃の後、トルコはこれ以上のエスカレーションは望まないと、イランに通告しました。

 Hurriyet

外交ソースによると、トルコのハカン・フィダン外相は、4月14日、イランのホセイン・アミラブドラビヤン外相と電話で話しました。フィダン外相は、イスラエルに対するイランの報復後、アミラブドラビヤン外相に、トルコはこれ以上のエスカレーションは望まないと話したと、外交ソースは言っています。

フィダン外相はまた、緊張が増すような対応は止めなければならないというトルコの期待を表明しました。イラン外相はフィダン外相に、「イランの報復作戦は終わった。イランは攻撃されなければ、新しい作戦を始めることはない」と強調しましたが、イスラエルが攻撃してくれば、イランの攻撃はさらに激しくなるだろうと明言しました。

フィダン外相はまた、英国のデーヴィド・キャメロン外相と、イランとイスラエルの緊張について、電話で話し合ったと、ソースは言っています。

トルコはイスラエルとハマスの紛争の拡大を阻止するよう、全関係国を促してきました。イスラエルがダマスカスのイラン大使館を攻撃し,イラン軍の高官が死亡しています。その報復としてイランはイスラエルを攻撃しました。トルコはイスラエルの攻撃を国際法違反として非難しています。


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