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ストックホルム・テロの容疑者は2年前、トルコから追放されていた

2017年04月13日 | 国際
4月13日 ウズベキスタンの情報源によると、4月7日、ストックホルムで歩行者をひき殺した、ウズベキスタン国籍の容疑者は、2年前、イスラム国(IS)に参加しようと、トルコからシリアへ向かう途中で、トルコから追放されていました。

 Hurriyet

39歳の容疑者ラクフマト・アキロフは、2015年、トルコ=シリア国境を越えようとし、トルコ当局に拘束されたと、情報源は言っています。彼は難民として送り返されたそうです。

「アキロフはタジキスタンのISのアジトの工作員から影響を受け、ISに参加してシリアで戦おうと思っていた」と情報源は言っています。ウズベキスタン当局はアキロフを国際手配のリストに加えていました。

アキロフは、4月7日、トラックを突っ込んで4人を殺し15人を負傷させた“テロリスト犯罪”を自供したと、11日、彼の弁護士が言いました。スエーデンのメディアの報道によると、アキロフは、ISから直接、攻撃を実行するよう“命令”を受けたと言っているそうです。

スエーデンの永住権を取れなかったアキロフは、建設作業員をしていました。彼はテロ攻撃から数時間後に拘束されました。

2015年のブリュッセルのテロの自爆犯の1人、イブラヒム・エル・バクラオールも、トルコからシリアへ国境を越えようとして、トルコから追放されていました。


イスタンブルの歴史的シルケジ駅で、チョコレート祭が開催される

4月20日~23日、イスタンブルの歴史的なシルケジ駅で、チョコレート・フェスティバルが開かれます。

 Sabah

フェスティバルには世界的に有名なシェフが参加し、タトゥー・クリエーティヴ・スタジオ、パートナーズ、メディヤドクトル・ヤプムが主催します。さまざまなワークショップ、講演、教室が、バフチェシェヒル大学の美食プログラムとBAUガストロノミーの協力で催されます。フェスティバルのスポンサーは同大学とイスタンブルの美食専門学校、USLAアカデミーです。

トルコにおけるチョコレートの歴史を知らせることが、このプログラムの教育的意味です。4月23日はトルコの祝日「独立記念日/子どもの日」ですが、フェスティバルでは子供参加のイベントもあります。

シルケジ駅は1890年に建てられ、有名なオリエント急行の終着駅として機能していました。国際列車サービスは、2013年、シルケジ駅をマルマライ鉄道駅に改造するために中止されました。イスタンブルのヨーロッパ側とアジア側をボスフォラス海峡の海底で結ぶという計画は、オスマン時代からありましたが、それを実現させたのがマルマライ鉄道です。

歴史的なシルケジ駅はいま、文化的イベントの会場として使われています。

・・・昨年、私、シルケジ駅で催されたブック・フェアに行きました。昔のフォームが本のフェア会場で、疲れたら、停車している列車の中で、ひと休み。歴史ある駅のおもしろい利用法だと思いました。


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