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電動タクシーがイスタンブルにお目見え

2017年10月10日 | 国内
10月11日 今年末までに、イスタンブルの街路に200台の電動タクシーが登場すると、イスタンブル・タクシー運転手会議所(ITEO)のヤフヤ・ウーウル会長が、10月9日、アナドル通信に語りました。

 Hurriyet

「現時点では、1台が走っています。明日、もう1台が街路にお目見えします。今年末までに200台になるでしょう」と、ウーウル会長は、イスタンブルのゾルル・センター前で行われた、新しいタクシーの宣伝イベントで言いました。

電動タクシーはターコイズ・ブルーで、料金は他のタクシーより15%高くなります。「お客様は、ふつうのタクシーだと20リラのところを、23リラでターコイズ・ブルーのタクシーを利用できます」と、ウーウル会長は言いました。「15%高くても、お客様はこの高品質の車に乗ってくださると思っています」

「新しいトルコには、新しいタクシーが必要です。新しいタクシーは、お客様の快適さと安全を増し、サービスの質を向上させるでしょう」と、ウーウル会長は言い、運転手たちも新しいタクシーに乗りたがっていると言いました。

「ドライバーには自動的に新しい車と免許が提供されるわけではありません。タクシーのオーナーは自分の予算や営業する地域などを考慮して選ぶことができるシステムです。新しいタクシーはイスタンブルの新しい時代です。現在の黄色いタクシーと違って、ターコイズ・ブルーのタクシーは、イスタンブルのどの地域でも制限なく営業することができます」


トルコのトップ・ビジネス組織がアメリカとの緊張緩和を促す

トルコのトップ・ビジネス組織が、穏やかな外交と常識で、最近のアメリカとの緊張を解決するよう呼びかけ、相互の経済的、社会的、文化的、学術的関係と一般市民に深刻な打撃を与えることのないよう警告しました。

 Hurriyet

「アメリカのビザ・サービス中止の決定は、非常に不幸な展開ではある。トルコとアメリカは、強く、根深く、政治的、経済的、歴史的に結ばれている。NATOの同盟国である両国の結束は、中東と世界の安定の維持に非常に重要である」と、トルコ・ビジネス産業協会(TUSIAD)が、10月9日、声明で言いました。

駐トルコ・アメリカ外交施設は、10月8日、非移民ビザ・サービスをすべて中止しました。ワシントンのトルコ大使館はこれを受けて、ほとんど同じ声明を出しました。イスタンブルのアメリカ領事館職員のメティン・トプズが、10月4日、スパイ容疑と、ギュレン派の有力メンバーと関係していた容疑で逮捕されたため、両国の関係が厳しくなったとき、アメリカはこの措置に出ました。

トルコ・ビジネス産業協会は、“ビザ危機”を解決する外交的手続きをいますぐ始めるべきであり、意見の相違は穏やかな外交と常識で解決させるべきだと言っています。「この危機は、互いの信頼と建設的な対話を促進して緩和させるべきだ。意見の相違はできるだけ早く解決することが必要だ」と、TUSIADは付言しました。


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