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「ヨーロッパは国際法を尊重すべきだ」トルコ外相

2020年03月04日 | 国際
3月5日 ギリシャとEU諸国は難民の処遇において国際法を尊重すべきだと、トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相が、3月3日、発言しました。

 Hurriyet
アンカラで会談したイギリスのラーブ外相(左)とトルコのチャウシュオール外相


トルコはジュネーヴ条約に基づく必要条件を守ってきた。もちろん、今後も守っていく。しかし、残念ながら、国境は閉鎖され、亡命を求める人々が、国際法に反して足止めされている」とトルコ外相は言いました。外相は、アンカラで行われた、イギリスのドミニク・ラーブ外相との記者会見で、上記発言をしました。

「ギリシャとEU諸国は、国際的責任を逃れようとしているが、それはよろしくない」と、チャウシュオール外相は強調しました。「トルコは何者も国内にとどめておく義務はない」

「イドリブの現状によって,わが国への移民の圧力は増大している。わが国はこれ以上の難民を受け入れられないと、さまざまな機会に言ってきた。そして、協力を求めてきた。残念ながら、国際社会はわが国の要請に聞く耳を持たなかった」と外相は言いました。

ラーブ外相は「この人道的災害に対する第一の最大の責任は、シリア体制とロシアにある」と言いました。『わが国はロシアとシリア体制による軍事行動の加速を深く懸念している。われわれは彼らの行為を紛れもない違反として、また人間の基本的行動に反するものとして非難する」

イギリス外相はまた、2月27日、シリア・イドリブで体制側の攻撃によって、トルコ兵34人がなくなったことに弔意を表明しました。


トルコはギリシャが移民を追い返すのを止めるために警察隊を国境に配置

「トルコは移民がトルコに押し戻されるのを阻止するために、3月5日、1000人の特別警察隊をギリシャ国境沿いに配置した」と、スレイマン・ソイル内相は言いました。「164人の移民がギリシャ当局に傷つけられた」

 Hurriyet


トルコがヨーロッパへ行こうとする移民をもう止めないと言った後の、ギリシャとトルコの論争中に、ソイル内相はこの発言をしました。トルコが国境を開けると言うと、何千人の移民がヨーロッパへ渡ろうと、国境に押し寄せました。ギリシャは国境近くで移民を射殺したり、傷つけたりし、トルコはギリシャ当局を非難しています。ソイル内相は、北西国境のエディルネ県で、記者団に、ギリシャ警察は国境を越えようとした何十人もの移民たちを傷つけたと言いました。

「ギリシャは164人を負傷させ、4900人をトルコに追い返した」とソイル内相は言いました。「わが国は、ギリシャが移民を追い返すのを阻止するために、特別警察隊を国境に配置した」


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