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エルドアン大統領がヴァチカンでフランシスコ教皇と会談する

2018年01月17日 | 国際
1月18日 エルドアン大統領が教皇フランシスコの招待を受けて、2月5日、ヴァチカンを訪れ、エルサレムに関する教皇の支持に謝意を述べるだろうと、1月16日、サバー紙が報じました。

Hurriyet

この会談は、教皇フランシスコが、エルサレムをイスラエルの首都と認めるアメリカの一方的な決定に反対する発言をした後に決まりました。教皇は、トルコが国連総会でアメリカの宣言を主導的に拒否したことを支持しました。エルドアン大統領と教皇は12月、電話で何度も話し合いました。

エルドアン大統領は教皇を、エルサレム危機の中でイスタンブルで行われるイスラム協力機構(OIC)のサミットに招待しました。この会談で、エルドアン大統領は、エルサレムを“3つの宗教の聖都”として守ることが必要だと力説し、教皇の支持がつづくことを願うだろうと、サバー紙は言っています。大統領と教皇はまた、イラクとシリアの今後や、現在の移民の流出に関しても話し合うでしょう。 

教皇フランシスコは2014年、アンカラを公式訪問しています。エルドアン大統領の訪問はその返礼でもあります。ヴァチカン訪問後、エルドアン大統領は、ラテン・アメリカ3か国、ヴェネズエラ、ブラジル、パラグアイを訪れると、サバー紙は報じ、経済協力が話し合われるだろうと付言しています。

ヴェネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、2017年、トルコを2度、訪れています。1度は公式訪問であり、2度目は、非同盟運動諸国の首脳として、イスタンブルで行われたOICのサミットに出席しました。


トルコのドネル・ケバブ屋がオーストラリアで人気

トルコで最もポピュラーな食物のひとつドネル・ケバブが、オーストラリアで、夜、おなかがすく人々の必需品になっています。

 Hurriyet

トルコ人がひろめたドネルはオーストラリアでも有名になり、いま50周年を祝う準備中です。ケバブ屋の数はオーストラリア全国で3000店に達しました。店は夜も営業し、夜明けまで開いています。ケバブ屋たちの最大の問題のひとつは、夜働き、昼間眠るので、家族と過ごす時間がじゅうぶんにないということです。

メルボルンの中心でケバブ屋を経営するアリ・カラバジャクさんは、夜、長時間働くのはきついが、よい金になると言いました。「ありがたいことに、金はじゅうぶん稼げますが、家庭生活にはちょっと問題があります。私は一晩中働き、正午まで寝ます。でも、やるしかありませんね」

「私たちは17年間働き、いままで問題もありませんでした。お客はトルコ人と外国人です。満足していますよ。ドネル・ケバブを売って、家族と暮らしています」と、シェリフェ・カラブルトさんは言いました。彼女はトルコ人が多く住む地域に家族と住んでいます。

18年間ケバブ屋をしているムスタファ・ハスマデンさんは、ケバブ屋は休みなく働かなければならないと言いました。「私たちは1週間7日、休日も店を開けています。宗教上の祝日も休めません。お客さんが開けていて欲しいと言うんで」25年間、ケバブやとして働いているアドナン・アクギュンさんは、お客は主として夜働いているタクシー運転手だと言いました。

ピタ・パンに挟んだドネル・ケバブは、10オーストラリア・ドルで売られています。1店のケバブ屋が1週間に8500オーストラリアドル、年間44万2000オーストラリアドルを稼いでいます。


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