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ユーラシア・トンネルが、22日、部分的にオープン

2016年12月22日 | 国内
12月22日 イスタンブルのボスフォラス海峡を横断する初の道路トンネル「ユーラシア・トンネル」が、一部オープンしました。


ヨーロッパ側のカズルチェシュメ地区とアジア側のギョズテペ地区を結ぶ道路トンネルは、安全上の理由で、両側1車線ずつです。トンネルは2017年1月末まで、午前7時から午後9時までオープンし、その後は24時間オープンします。

通行料は2017年初めまで15トルコリラ(4.2ドル)。この間、徴集された通行料は、テロの犠牲者の家族に贈られると、エルドアン大統領が、12月20日の開通式のスピーチで言いました。このプロジェクトは24年間、毎年、1億5000万~1億8000万リラ、国庫を潤すと、エルドアン大統領は言いました。

トンネルの全長は5.4キロ、そのうち3.34キロが海底になります。アクセス道路と合わせると、ユーラシア・トンネル・プロジェクトの全長は14.6キロメートルになります。最深部はボスフォラス海峡の水面から106.4メートルになります。


暗殺されたカルロフ大使の追悼式にプーチン大統領も出席

暗殺されたアンドレイ・カルロフ駐トルコ・ロシア大使の追悼式が、12月22日、行われ、ロシアのリーダーたちが出席しました。

 Hurriyet

カルロフ大統領の家族、プーチン大統領、ドミトリー・メドヴェージェフ首相、セルゲイ・ラヴロフ外相と外務省の職員らが、追悼式に参列しました。追悼式はキリル総主教が主宰し、モスクワの救世主大聖堂で行われました。

カルロフ大使は12月19日、トルコの首都アンカラの展覧会場で射殺されました。スピーチ中の大使を撃った暗殺者は、22歳の警官、メルヴュト・メルト・アルトゥンタシュでした。プーチン大統領は式典に出席するため、恒例の記者会見を延期しました。大統領はまた、カルロフ大使に「ロシア連邦の英雄」の称号を贈る大統領命令に署名したということです。


「ロシア大使暗殺者はFETO関係者だ」エルドアン大統領

カルロフ駐トルコ・ロシア大使の暗殺者は、在米説教師フェトフラー・ギュレンの運動に関係していたと、エルドアン大統領が、12月21日、言いました。「彼が育った場所その他の調査から、彼がFETO(フェトフラー・テロリスト組織)のメンバーと関係を持っていたことがわかった。トルコの国家情報機関(MIT)が、暗殺者の国際的リンクを調査した」

 Hurriyet

エルドアン大統領はまた、北シリアのイスラム国(IS)の都市アルバブは、トルコ軍と自由シリア軍(FSA)によって完全に包囲されたと言いました。12月21日、エルドアン大統領は、アルバニアのニシャニ大統領と会談中に、フルシ・アカル参謀総長から、「ユーフラテスの盾作戦」について、情報を受けたと言いました。

エルドアン大統領は、アルバブ包囲の最後に、トルコ軍も数人の死傷者を出したとも言いました。「アルバブはまもなく陥落し、アルバブの住民たちも、自分の土地に住めるようになるだろう」
 


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