中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

加古川中央こども園(仮)の方針が示されました

2023-01-22 17:59:30 | 活動


加古川中学校区内にある幼稚園と保育園について、今後の在り方を保護者・地域住民と考える会が
行われました。

背景としては
・加古川幼稚園
 建物の老朽化、児童数の減少

・鳩里幼稚園
 建物の老朽化、児童数の減少

・鳩里保育園
 建物の老朽化、駐車場が狭く送迎で渋滞が起こる

といった問題があります。

私も幼稚園のPTA会長をしましたが、児童数は数年前に比べて大きく減少しています。
要因は共働き世帯の増加、3歳以上の保育料無償化による保育園ニーズの更なる高まりです。

以前に幼稚園の4歳児クラスの待ちが多いことから2クラス制を求めて対応してもらったことがありますが、
今や1クラスに10数人となっています。
集団教育として適正な人数を確保できない現状です。



それらを解消するため、3園を統合してこども園とする方針が出されました。

基本的には、この方針を支持したいと思っています。
理由としては、各園を建て替えるなどのコストは財政また運営面からみても厳しいためです。

加古川市は保育園の充実を進めてきたことから、ここにきて幼稚園のみ残していくことも
児童数の状況からして現実的でないことも確かです。
私としては、幼稚園で素晴らしい教育をしてもらえたと感じていますので、幼稚園の良さを
残していきたいと思っています。
その意味からすると、こども園になっても幼稚園と同様の幼児教育が行われますので、期待を
するところ。

むしろ、これまで幼児教育から少し離れていた保育園の児童も質の高い教育を受けられるように
なると思っています。

また、給食も出るので、毎日のお弁当がなくなることも保護者にとっては嬉しいことでしょう。
幼稚園でも働いているお母さんは多く、作ってあげたい半面、負担だという声もありました。

とはいえ課題もあることは事実。
場所の問題、それに伴う送り迎えの在り方(範囲も広くなるので)といった園自体のこと。
さらに周辺には多く保育園がある中、少子化が進行することを踏まえて、民間とどう住み分けや
調整をしていくか。
などなど。

個人的には、
①療育や医療的ケアが必要な子どもの受け入れのため看護師等を配置することで、民間に入れない
 可能性のある子どもを積極的に受け入れる
②幼児教育の先端を走り、研修も受けられるような人材育成の場としても活用
③対象小学校が2校となるため、連携を深める

ことを求めていきたいと思っています。

おそらく次回定例会に提案される来年度予算に調査費などが盛り込まれると思いますし、今後も
動きがある際にはご報告します。
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