中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

芦屋市視察

2023-01-30 23:00:08 | 活動
今日は議会運営委員会で芦屋市へ。
議会のICTについて視察です。



特に、タブレットと議会用クラウドシステムのヒアリングを主においていました。
芦屋市議会は6年前から導入されているためです。

ちなみにこのクラウドシステムはSIDEBOOKSといって、私の知人が提供企業にいたため数年前に
加古川市議会でもデモをしてもらった過去があります。

さて、加古川市の現状としては
・一般的な法人向けクラウドシステムを採用しており、基本的な資料は格納されている。

・タブレットは支給されていない。
 →ただし、委員会室などに自分のタブレットは持ち込み可。そこから資料を見ることはできる。

・ポータルシステムはなし
 →通知はメールの一斉送信。
 →スケジュールは各自で管理。

・議会資料(予算や決算の資料など)はPDF化されているものの、基本は紙資料。

という感じです。
これでも、昔に比べたらかなり変わりましたが。(その辺は別途書きますね)

そして、来年度予算(R5年4月~)にタブレットとシステム関連予算を要求しており、通れば
今年の秋ごろに導入される見込みです。

この現状を踏まえて芦屋市が使うシステムと比較すると
・芦屋市が格納されている資料は議会資料が過去のものを含めて網羅されている
 →PDF化はこれまでもされているため、新たな事務的負担は発生しなさそう。

・芦屋市のクラウドシステムSIDEBOOKSはタブレット向けに最適化されていて、視覚で直感的に使える。
 →今のものはPC管理に向いており、タブレット支給の際に研修が必要。

・電子化された資料にメモをすることもでき、保存される。
 →今の加古川のシステムではできず、これが完全電子化を阻む理由になっていると思われる。

・全ての資料を電子化しているが、字が小さくて見にくい事項別明細書は紙資料も配布
 →完全電子化かどうかは議論の余地あり

・印刷する資料が減ることによるコストや事務の負担軽減で、維持コスト以上の効果はある。
 →加古川は印刷量がさらに多いため、一定の費用対効果は見込める。

・個人情報が記載されているものは格納しない配慮をしている。
 →これについては同様にすべき。

といったところで、導入に向けての参考になりました。

加古川で独自に考えるべきところは、
・各部局からの説明資料を格納すべきかどうか
 →正式に外部に出している資料ではないため、市側との協議が必要。

・タブレットのアプリ追加を含めた自由度の幅
 →芦屋市は「議会活動用」という印象。議員活動にどの程度使えるようにするかは議論すべき。

個人的にはメモも含めて電子化されるのは助かります。
ただ、これは個人差がありそう。

また、タブレットの自由度も、議員個人の活動分は別のクラウドシステムに全て入れているので、
たとえその枠があってもPCのほうが作業しやすいので使わないかもと思ったりします。

このあたり、それぞれの議員の考えをすり合わせる必要がありますね。
予算が通ってからの議論ですが、今日のことを踏まえて考えていきます。

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