農業において深刻となっている獣害。
兵庫県では特に、鹿とイノシシですね。
あとはハクビシンやヌートリアなど。
加古川でも有害鳥獣対策として、職員が罠免許を取ったりしています。
さて、現在インターン生が未来自治体に取り組んでくれていますが、そのテーマは「農」
そんな話をしていますと、高砂市の川端副議長さんからご提案があり。
「罠を見に来ないか!?」
ということで、行ってきました。
(先日のことです)
実際、学生たちは獣害や罠や柵(電気柵含む)のこと自体を知らなかったので、良い機会をいただきました。
雨の中ですが、高砂市阿弥陀町の住宅のすぐ裏の山へ。
入った瞬間から鉄柵が出てきます。
そして、そこから少し入ったところに大きな箱罠!
思ったより大きい!
下に撒かれているいるのは、米ぬかですね。
イノシシの罠猟では結構使うようです。
罠自体は市のもの。
買うと結構しますよ、コレ。
罠には他に「くくり罠」がありますが(アマゾンでも売っている!)、安全性を考えると箱の方が良いそうです。
その後には、電気柵も見学。
今のは太陽光で発電して動くそうですよ。
これらの活動により、イノシシが出てくることが少なくなったそうです。
加古川でも志方や神吉にイノシシが出ていますし、タケノコのほか、畑にも影響が出ています。
猟友会の高齢化も言われており、由々しき問題です。
それぞれの自治体で罠の貸出や補助もありますが、ハンター育成が急務です。