中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

原発危機 官邸からの証言

2012-10-30 23:24:10 | 書籍紹介
いきなりですが、新たに設けてみました、書籍紹介コーナー。

趣味と実益を兼ねて読書はちょこちょことしているのですが、せっかくなので
良いものはご紹介しようかと思い立ちまして。

プラス、自身の備忘録的にも役立つだろうという思いもあります。
(これが結構大きかったりもします)

なお、紹介する本について上記以外の他意はありません。
また、時系列的にもバラバラです(読んだ順ではありません)。


さて、第一弾は
「原発危機 官邸からの証言」 福山哲郎著

です。

福山さんは、民主党の京都選出の参議院議員です。
先日、岡田さんの国政報告会に来られた際、福山さんのお話に感銘を受け、また
ちょうどこの本の中に書かれていることも話されていたこともあって、読んで
みました。

福山さんは、3.11当時、内閣官房副長官として官邸におられ、その後の対応など
内部のことを現場で体験されています。
その際に「福山ノート」と後に呼ばれる、A4サイズのノートに各所とのやりとり
などをメモされていました。
結果的にそのノートは計4冊となり、本書内でも、そのメモ書きが多数出てきます。

その経験を残しておきたいという思いと、あまりに事実と違った報道と理解が
なされ、今後の日本にとっても良くないという思いがあり執筆されたそうです。

例えば、菅総理の被災地視察について。
これはメディアでかなりの批判がありました。
批判にも一理ありましたが、私としては、一国の首相たる人がそこまで軽率に
決定をするだろうかという疑問もありました。

本書には、その決定にいたるまでの経緯が細かに書かれています。

まず、そこに繋がるものとして、ベントの問題がありました。
格納容器の圧力が高まり、水蒸気を逃がしてやらなければいけないという問題です。

細かくは書きませんが、東電からの要請や保安員などとの議論の結果、ベントを
行うことを決定し速やかに発表しましたが、東電がベントをなかなか行いませんでした。
東電が2時間でやると言って要請してきたにも関わらずです。

そこから現場の状況をただした際、官邸に詰めていた東電の武黒フェローさえ、現場の
状況をしらなかったことが判明しました。
(情報ルートは、現場→東電→フェロー→官邸だった)

2段階のクッションがあっては情報の齟齬が起こるということで、被災地の正確な情報の
取得も含めて、菅総理は被災地へと飛んだそうです。
(結局、東電を挟んでいたことで、「原発を捨てたくない」という東電の思いがあり、
冷却のために海水注入することも遅らされていました。)

行っても行かなくても批判は受けるだろうし、それなら行こうという気持ちもあったので
しょう。
帰って来て、菅さんは「これで現場と繋がった」と言ったとか。

東電に乗り込み対策本部をたてたのも、その辺りの不安と、ある意味積み重なった東電への
不信感もあったのでしょう。

また、アメリカの支援を断ったという報道も、何の根拠もなかったようです。


などなど、官邸にいなければわからないことが多く書かれています。

そして、最後にその対応の経験から、福山さんは原発というものは人に制御できるものでは
ないと感じ、脱原発を唱えて本書は締められています。

なお、福山さんは官邸の対応が全て正しかったということを主張されているものではありません。


さて、いろいろな感想があるのですが、まずはメディア情報が全てではなく、やはり様々な視点
からの情報収集が必要ということです。
(もちろん、メディアが役立っていたことも書かれています)

また、問題の本質として「原発事故なんて有り得ない」という神話から、何十年もの間、東電はもとより
官邸・省庁など政府内で原発事故の対応の準備が全くできていなかったということがあります。
(マニュアルはあったものの、現実には役に立たなかった)

原発の利権は、電力会社・省庁・関係議員とその地元など、関係者にとって莫大で、また
都合の良いものでした。
そこから神話が生み出され、その神話の上に危機管理体制が作られていたのです。

そうしたことは、原発に限らず各所にあると思います。
それを正していくためにはどうすべきか。

原発事故の情報を伝えてくれると同時に、多くの示唆も与えてくれる著書でした。
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加古川駅にて市政報告配布

2012-10-29 23:13:42 | 活動
今日は加古川駅にて市政報告を配布いたしました。

実は、9月議会の市政報告、今日が初配りです。
サボっていたわけではないのですが、忙しさにかまけて作成がずれ込んで
しまいました。。。
届いたのが先週末なので、初配りとなりました。

といいつつ、もう11月も目前。
すぐに12月議会も始まってしまいますので、急ピッチでポスティング等致します!

またご意見などいただけましたら幸いです。
(HPにも、近日中にアップします)
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青年局総会(@大阪)→青流戦前夜祭(@加古川)

2012-10-27 22:06:02 | 活動
今日は大阪にて党の青年局近畿ブロックの総会が行われました。

今後の近畿ブロックのあり方などを話し合った後は、「元」ジャーナリストの
上杉隆氏の講演。



「元」というのは、今の日本のメディアは全然ダメで、それと同じにされたくない
との思いからだそうです。

ちなみに、上杉氏は、兵庫県議の石井健一郎さんと同じ高校の同級生だとか!

さて、講演テーマは「民主党の問題点と再生」ということで、報道に関わる方の目線
からのご意見がありました。

大前提として、民主党(上層部)はメディアの使い方が下手ということです。
それは何故かというと、メディアの仕組みを知っている人がいないから。
そして、その仕組みの最たるものが記者クラブです。

記者クラブは大手メディアのみのカルテルなわけですが、そこには官僚、特に
財務省との強力な関係があります。

大手メディアの、省庁への弱みの具体例として
①各社の本社の土地は、国からの払い下げで、一等地にあるにも関わらずタダ
ということ
②決まって3年ごとに追徴課税がある3~6億ほどあるが、言うことをきかないと、
倍の追徴が来たり、2年連続で来たりと締め上げられる。
(なお、追徴は脱税があるからだが、各社カルテルがあるため互いに報道しない)

そのようなところから、官僚はメディアに対して脅しをかけつつ、都合のよい
報道をさせます。
対してメディア側も、弱みはもとより、記者クラブ内で情報を独占できますし、
すばやく情報を得て報道できるため、うまみがあり反対しない。

この持ちつ持たれつの関係が、この国の大きな現況である。

なお、アメリカでは軍部と民間業者が結びつく(そこから戦争へ)が、メディアが
国と結びつくというのは、日本だけである。

その意味で、日本のメディアは腐っている。

このようなメディアと対するには、弱みを突きつつ上手く操るべきであり、そうした
人が海外では当たり前に存在する。

日本にはそうした人がおらず、もっぱら個人の力であり、それが上手かったのが
小泉であり、今は橋下徹である。

民主党は、この記者クラブをオープンにして各国から評価されていたのに、また
元に戻ろうとしている。そこを各国は批判している。

メディアをしっかりと押さえ、オープンな議論を見せていくことが必要である。


だいたい、ポイントとしては以上でした(私の意訳もあります)。

その通りだと思います。
官僚とメディアが結びつき、世論を作っていきます。
少なくとも、彼らはそう思っています。

その点、橋下さんを独裁だとか、民自合併話の時は大政翼賛会だとか言っていましたが、
自分達が一番、戦前~戦中の軍部の情報をそのまま垂れ流して戦争への世論を作った頃
と変化がありません。

こうしたことに国民として対処するには、多方面から情報を得、自身で判断すること、
つまりメディアリテラシーが必要でしょう。

そして政治家は、そうした官僚やメディアが作り出す流れにおいて、誤っている場合は
しっかりと立ち向かうことが求められます。

報道の現場にいる上杉さんの話は、とても興味深いものでした。


さてさて、それが終わったのが17時過ぎで、急いで加古川へ戻りました。
加古川青流戦の前夜祭が18:30からなのです。

大阪の街を走り、何とか間に合いました!

いま、加古川は「棋士のまち」としてPRしており、青流戦は若手棋士の登竜門として
作られた大会です。
決勝は、永瀬五段と伊藤四段の対局となっています。
明日は第二局。
なお、今日の第一局は永瀬五段が勝っています。

記念の花束贈呈と、記念品の加古川和牛贈呈は、市長とゆるキャラ!
(左がウェルピー、右がかっつんです)



プレゼント抽選会では、船江五段の色紙が当たりました!
ので、記念写真も撮っていただきました。



色紙には「凌雲の志」と書かれています。
良い言葉ですね。

私も志を忘れず、歩んでいきたいと思います。

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泊川流域修景検討会

2012-10-26 23:21:12 | 活動
今日は地域に流れている泊川の修景計画の検討会へ。

現在二ヶ月に一回行われており、木村・備後・稲屋の各町内会から
町内会長さんなどが参加しています。
市からも、治水をはじめ、関係各課から参加をしてくれています。

計画的には今年度末に一つの結論を出していきます。

今回も様々な話が出、次回に叩き台を上げて、具体的な話に入っていく
ことになりました。

これにどれくらい予算がつくのかという問題もありますが、積年の課題
でもありますので、しっかり支援していきます。
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新公会計制度勉強会

2012-10-25 23:26:49 | 活動
今日は大阪へ、新公会計制度の勉強会に参加しに行きました。

新公会計制度とは、従来の役所の会計のやり方から、複式簿記など
民間のやり方に近くしたものです。

よく役所は入りと出の単年度だから、という話がありますが、複式簿記や
固定資産台帳によって、中長期的な視点と経営的な視点を取り入れる狙い
があります。

さて、今回の勉強会は3部構成。
ですが、時間の関係上、以下の二部しか出られませんでした。


第一部
講演「地方公会計の課題と実務」
公認会計士 菅原 正明氏

第二部
パネルディスカッション「私たちの試みの報告」
パネラー 豊中市  財政室室長  福山隆志氏
     習志野市 財政部副参事 宮澤正泰氏
     パブリックマネジメントコンサルティング 松村 俊英氏
     コーディネーター 中神 邦彰


豊中や習志野は公会計制度の導入から固定資産台帳を整備されたのですが、
それを中長期的な経営に活かそうという取り組みをされています。

今後の大きな問題として、公共施設の維持補修があるのですが、そのために
会計をツールとして計画立てていこうということです。

これについては、私も12月に質問をしようと考えていたので、非常に参考に
なりました。

しっかり復習をしていきたいと思います。     


行きもそうなのですが、えらく駅に人が多い、、、と思ったら、阪急百貨店の
オープン(8割だそうですが)だったのですね。

ということで、帰り際に撮ってみました。



大阪駅も私が通っていた頃からは様変わりです。
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