中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

衆議院解散、民進は希望へ合流

2017-09-28 23:35:38 | 活動
正式に解散、そして総選挙となりました。

急きょ決められた解散ですが、それに伴って野党再編も一気に進んできました。
しかし、正直よくここまで・・・と思います。

まあ、民進党・希望の党ともにメリットがあるのは事実。

民進党としては、所属議員の生き残りが図られます。
そして、前原さんが「名を捨てて実を取る」と言われましたが、生き残りつつ、人数によっては希望の党の
中枢を占められるのではという狙いもあるのでしょう。

一方の希望の党としては、先日書きましたが候補者擁立の手間が省け、勢力拡大が図られます。
公認する作業は結構大変で、広く候補者を希望の塾から選ぶには時間が無さ過ぎました。
(まあ、国政進出を睨んで内々に候補者の絞り込みはしていたでしょうけど)
民進党の候補者を引き継げるなら、その手間は大きく省けます。

そして、一番の課題として「お金」の問題がありましたが、これも民進党から引っ張れます。
選挙に出るには、様々な用意とともに、供託金(比例なら600万円)が必要です。
塾生から選んだとして、その人を支援するお金がなかったわけですが、ここが解決されます。

民進党から出るつもりだった人には既に支援金が渡っているかもしれませんが、別途希望の党のプロパーとして
出てくる人にも支援金を渡す約束ができたのではないかと思います。

なお、もちろんベースは民進党にプールされている政党助成金。

あとは、希望の党側が民進党の候補者をどれくらい公認候補とするかが注目ですね。
民進党はその結党経緯から、元自民の右派から元社会党の左派まで幅広く議員が所属している党です。
小池さんは改革保守を謳っていくので、左派系議員は弾かれるかもしれませんね。
かつ、「第二民進党」と言われてはいけないので、民進党出身者とプロパーをどの程度にしていくかでしょうか。


しかし、健全な野党が育つには時間がかかると思いますが、小池さんは何か急いでいるように見えますね。
維新も全国規模になるために、太陽の党(当時)と引っ付いて批判を受け党勢が衰えたことがありましたが、
それを踏まえて小池さんはじっくり土台固めをされるのかなと思っていました。
機を見るに敏な方ですし、自身の現在価値を考えられて勝負に出られたのかもしれませんね。

とはいえ、流れを見る目は凄い方ですので、民進党の候補者を選別して主導権を握りつつ進めていかれるのかなと
思います。

野党再編ながら、維新は特にそこには寄らないようですね。
支持層が重なりそうですが、大阪は維新、東京は希望で、とりあえず住み分けされそうです。
感覚的には、関西はまだ維新>希望な感じですね。

とにかく総選挙!
議論が深まることを期待します。
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