K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

人生には我慢しなければならない時がある

2020-04-25 08:53:54 | ケア日記
楽しいこと、気持ちいいことって、
人生という長い時間軸で見ると、
ほんの一瞬に終わってしまう快楽
です。

一瞬の快楽を味わいたいがために、
人生を棒にふってしまうのはとても
もったいない。

長い人生には、我慢しなければなら
ないときがあり、それを乗り越えた
先には、楽しく羽ばたけるときが必ず
やってくると知るべきです。

ここで言いたかったことは、コロナ
ウイルス感染拡大を抑えるために発せ
られた、特別事態宣言で国や県から
要請された自宅待機に関すること。

「ステイホーム」いえにいましょう、
そうすればうつされることもないし、
うつすこともない。

コロナを打ち負かすには、これしか
術はないので、皆さん是非よろしく
お願いしますである。

諸外国で行われた都市封鎖のように、
法律で規制され、違反すれば罰せら
れる強制力はなく、あくまでも一人
一人に自粛を促すというものである。

「家にいたってやることないし、
少しぐらいなら、外に出たっていい
じゃない? そんなに簡単にコロナに
かかることなんてないし」・・
こういう人は必ずいる。

県外からわざわざパチンコをやりに
きたことがやり玉にあがって、報道
されていたが、これも自粛という範疇
なので、捕まえられて罰せられる
強制力はないからだ。

私の場合でいえば、パチンコでなく、
ゴルフ練習場に行って、クラブを思い
切り振れば気分も晴れるし、行きたい
という気持ちもある。

「行きたければ、行って楽しいことを
やってくればいいじゃない?」と、
私の中の悪いヤツが誘ってくる。

だけど、その誘惑に負けたら、残り
少ない人生を終わらせてしまうことは
必定なので、国からのお達しが出る
までは、家にいることに決めた。

その理由を、少し説明してみたい。

コロナについて勉強すると、高発熱、
強い咳、痰、肺炎、呼吸障害、急速に
重症化、免疫力の少ない82歳では回復
不可、といった具合で、恐ろしく怖い
病気である、と分かった。

埼玉県では既にコロナ感染者数が入院
ベッド数を上回り、引き受けを断る
病院もあり、医療従事者が感染し医療
崩壊を起こしている、といった非常に
厳しい状況にある。

入院後は、家族との面会は禁止され、
また最悪の場合でも看取りに立ち会う
ことも禁止される。

感染者数、死者数は、急増しており、
最早コロナとの戦争状態に入れり。

どういう訳だかよく理解できないが、
他国に比べ、わが国のPCR検査件数は
極めて少ない。

それ故に、無症状で陽性である人が、
どこにもいる気がする。

ネットで陽性患者についてみると、
同居家族には陽性の人が多くいる
ことが分かる。

感染経路不明の患者数が増えていて、
既に市中には症状には出ていないが、
陽性の人が膨大数いるらしい。

どこに感染者がいるのか、全く分から
ないまさに暗闇の中にいるのと同じ。

もしゴルフの練習で、コロナに感染し
たら、自分だけの問題でなく、同居の
息子に移すことになるだろうし、
何よりも私自身が高熱、呼吸困難など
の苦しみを受け、死ぬかもしれないと
のリスクを意識して、行動すべきで
あると気づいた。

「家にいてください」と要請されたら
国民の一人としてそれを守ることは
当然であり、ひいては自分の命を守る
ことになると思います。

例え話でなんだけど、「不倫」。

気持ちいいのは、そのときの、ほんの
一瞬だと思う。

それがばれて、離婚となれば、人生を
棒に振ったも同然。そうならないため
にも、不倫は絶対にすべきでないのは
自明の理である。

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