K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後15年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

大晦日、夫婦合同作業完遂

2009-12-31 18:39:06 | ケア日記
夕方5時、テレビでは大晦日恒例生放送、「年忘れ!にっぽんの歌番組」が始まった。Kをソファーに誘って座らせようとしたが、どうしても座ろうとしない。 「もしかしたら?」お尻に手を当てると、硬いものを感じた。すぐにトイレに連れて行き、リハパンを取りはずすと、ゴルフボール大の便が1個排出されていた。 最後の排便が24日であったので、きょうで7日間なかったということであるから、こんな小さな便1個で収まるはずはない。 「摘便だ!」 . . . 本文を読む
コメント (6)

2009年度の介護状況

2009-12-30 17:51:45 | ケア日記
Kは人格を失ったわけでもなく、一人の人間として、むしろ幸せに一日一日を暮らしていると思う。それはKの笑顔に如実に顕れている。介護者として、こんなうれしいことはない。言葉を失ったけど、彼女の心の中に存在する私に対する愛情、家族への優しさ、親切心、家事への参加意欲(実際にはできないが)、トイレに行きたいという訴え、喜怒哀楽は、K独特の言葉(私はなんとか理解できる)とKの行動により、懸命に伝えようとしている。仲のよい夫婦であれば、Kも私も幸せであり続けられると思うので、この環境は護りたい。 . . . 本文を読む
コメント

妻は幸せだと思うよ

2009-12-23 10:55:53 | ケア日記
きょうは天皇誕生日、デイはお休み。遅めの朝食後、妻はソファーに座り、BSフジの「大使館の食卓」を観ている。リビングのガラス越しに朝の陽光が妻のヒザに燦々と降り注いでいる。エアコンの暖房を切った。室内は24度の適温、快適である。厳しい寒さの冬に訪れる小春日和とはこういう日のことをいうのだろう。 昨日、ケアマネさんが訪ねてきたとき、「妻は幸せなんでしょうか?」と尋ねた。 「ご主人と仲良く暮らしていること、それがKさんにとっての一番の幸せでは ないでしょうか」と云ってくださった。 . . . 本文を読む
コメント (3)

手をぎゅーっと握られた

2009-12-12 18:19:32 | ケア日記
妻に手を握られるなんて、久しぶりのこと。急にどうしたのかなあ、一瞬よからぬことを私は考えていたようだ。直ぐに「トイレだ」と気づき、現実に戻る。お尻に手を当てると、しっとり濡れていて、リハパンは水分を吸って膨らんでた。Kは、私にトイレを教えてくれていたのに。気づかず、結局間に合わなかった。 . . . 本文を読む
コメント

歩調を合わせる

2009-12-04 22:22:12 | ケア日記
階段や段差を自力で上り下りできない、エレベータの青い敷物を水面と認識するのか、恐怖を感じて足が前に出なくなる、車や自転車などを危険物と認識できない。 これは、Kの歩行に関する状況である。転倒骨折によるねたきりを防止したい、交通事故を防止したいということで、私は、必ずKの腕を抱え歩いている。そのときのことをまずは書いてみたい。Kの右足が出たら、私も右足を出す。左足が出たら、それに私が合わせる。歩幅、足を運ぶ速さ、リズムもKに合せる。歩調を合せるとは、こういうことなのか、Kに安心感が漂い、私に身を委ねてくる。Kの腕を引っぱり、私のペースでやれば、頑としてKは動かなくなるだろう。 . . . 本文を読む
コメント