K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後15年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

手をつなぐ効果

2009-06-21 14:38:45 | ケア日記
Kの髪の毛が伸びてうっとうしくなった。訪問美容師のSさんに電話しようと思ったが、その都度躊躇った。カットした髪の毛が下に落ちないよう、首に巻きつけるあの落下傘みたいなもの、あれがKにはどうも苦しいらしいからだ。しかし、いつまでも暑苦しいのも嫌だから、昨日、Sさんに電話して来ていただいた。Kが椅子に座り、落下傘をつけると、Kは「何をするのよ」と云わんばかりに、手でそれを払いのけようとした。私は、「大丈夫だよ」と云って、Kの手を握った。 . . . 本文を読む
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叶えてあげたいこと

2009-06-20 16:39:28 | ケア日記
RouteK様宛、1通のハガキが届いた。あるファッションメーカーからの「社員家族特別招待会」というもの。百貨店で売られているものと同じものが、社員家族特別価格で手に入るので、元気な頃のKは電車を乗り継いてでも、よく出かけていた。買ってきた戦利品を袋から取り出して「あーだ、こーだ」と、嬉しそうに話していた。今のKは出かけていくことも、買い物することもできない。叶わぬこととは知りつつも、このハガキを手にしたとき、もう一度Kにこの喜びを叶えさせてあげたいと思った。 . . . 本文を読む
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階段上り介助、教えてください

2009-06-18 17:34:53 | ケア日記
以前にも書いたが、最近の傾向としてKは階段、とくに上りが苦手になった。階段の前で、身体が固まってしまって、足が上に上がっていかないのである。何かに対して怖がっているみたいだ。例えば、階段が急坂に見えている。あるいは、大きな穴に見えている。私が腕力でKの腕を引っぱり上げても、びくともしない。一筋縄ではいかない。こんなとき、どうやればいいのだろうか。みなさま、どんなことでも結構ですから、コメントをお願いします。 . . . 本文を読む
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最近の排泄状況の変化

2009-06-14 23:29:38 | ケア日記
最近のKの排泄記録には、2つの変化がみられる。1.トイレに座っても排尿・便がないことが多い。 2.睡眠中にリハパンへ排尿・便することが多い。1は、私から見れば、膀胱に尿が溜まっているはずだから、そろそろおしっこが出るはずだと、思うのである。だがKはまだその気になっていないらしいのだ。脳から尿をしろという指令が届いておらず、尿意がわかず、排尿に至らないのではないか。 2は、失禁を起こす時間を特定できていない。眠っているときの失禁であれば仕方がない。もしKが目を覚ましたあとのことであれば、介護者としてできることがあるような気がする。不快な状況に置いておかないよう、ケアを早めることが、しんどいけど、私の仕事だと思う。 . . . 本文を読む
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認知症になってしまったKの幸せって何か?

2009-06-12 18:55:12 | ケア日記
「治療薬を飲んだら、脳の細胞が復元したの。編み物もできるようになったわよ。うれしいわ。パパ、きょうの夕食何を食べたい? 」なんて云ってくれるK。こんな姿のKが実現すれば、それがKにとって一番の幸せだと思うが、今の医学では望めない。認知症になってしまったKの幸せって何か? デイサービスの主任さんにお話したら、「Kさんの幸せは、ご主人と一緒に生活することと確信しています」と云ってくれた。 . . . 本文を読む
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36.5時間ぶりの排尿

2009-06-09 23:11:01 | ケア日記
夫婦でかかってしまった夏風邪、2人とも、快方に向かっています。Kの排尿、最後にあったのは、昨日(6/8)の午前10時半。それ以来、何度かトイレに座るも、 おしっこが全く出ないのです。デイサービスでもチャレンジしたが、駄目でした。 出なかったのは、風邪のために汗をいっぱいかいたからと思います。本日午後10時、ソファに座ったまま、リハパンに多量の排尿がありました。36時間30分目の排尿にほっとしました。 . . . 本文を読む
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早め早めの対応と予防

2009-06-06 14:32:36 | ケア日記
昨夕、妻Kにいつもの元気さがみられず、鼻水・鼻声・咳、38.6度の熱がありました。私が妻に風邪をうつしてしまったのです。これは、私が一番恐れていたことです。私は、罪の意識でうろたえました。昨日の19時、Y先生に電話を申し上げました。「ケアマネさんから、明日往診くださるとの連絡をいただいておりますが、今妻の体温を測ったところ、39度近い熱がありました。どうしたらよろしいでしょうか」と私。「わかりました。今から行きましょう」と先生がおっしゃってくださいました。 . . . 本文を読む
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介護者の病状(6/5)

2009-06-05 14:42:54 | ケア日記
医師の指示通り、処方薬を服用、熱は、平熱に戻りました。その他、痰のからんだ咳、鼻水、頭痛など、風邪の症状は一進一退です。Kの世話や家事のため、私が体を動かすると、熱が上がってしまい、痰のからんだ咳や鼻水がひどくなります。気をつけているのは、Kにうつさないこと。それには、Kと離れる時間を多く持つこと、ケアの時間を少なくして接触しないことです。そう注意していても、残念ながらKは鼻水・鼻声になっている。私も71歳、回復力も衰えてきていますから、もし、80歳のときに今回のような風邪を引いたら、そのときは回復することなく、私の人生を閉じることになるだろうと、自分を強く戒め、二度とこのような風邪を引かぬよう、日頃から充分注意しなければと、痛切に感じた次第です。 . . . 本文を読む
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続・介護者が病気になってみて

2009-06-02 17:47:40 | ケア日記
私が熱を出し、ダウンした翌朝のこと、Kは目を覚ましたまま布団から出てくる気配がありませんでした。こういうときは、睡眠中の尿失禁である場合が多い。いつもなら、気持ちが悪いはずだから、パンツをチェックし、汚れていれば、新しいものに履き替えさせてやります。だけどこのときばかりは、どうにも私の体が動いてくれないのです。その結果、Kは私のケアを受けることなく、放置されたままの状態にありました。Kを介護している私が病気になると、Kに何もしてやれなくなりますので、私が倒れるわけにはいかないということを身に沁みて感じ入りました。 . . . 本文を読む
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