2020.11.23. Mon. 『まこわやさしいか』
朝:
コーヒー
バナナ・ジュース ㋕
京都国博にお出かけ。 キャンセルするか迷ったが、完全予約制なので、うろうろせずに30m圏内だけで動くことに。
三十三間堂
実に40年ぶり?の再訪?再々訪?。 随分整備されていました。
独特のインド様の神将20体を含む千手観音群は、やはり圧巻で、立体曼荼羅に引き込まれた。
今回は特に風神様に惹かれた。
鍛金工房 WESTSIDE33 〒605-0943 京都府京都市東山区 (大和大路通)七条下る七軒町578
念願のカトラリー等を購入。
「京都国立博物館」
昼: 「京都国立博物館」内『レストラン The Muses (ザ・ミューゼス)』で。
「平成知新館の一階西側に位置するThe Muses(ザ・ミューゼス)はシンプルで洗練された空間が大きなガラス壁面を配した窓から戸外へと一体化し、上質な寛ぎの場をご提供いたします。 京都の食材を取り入れたビストロスタイルのお料理はホテルメイドの本格的なお食事から軽食まで、ハイアットのホスピタリティでお届けします。京都の地酒、地ビール、またホテルメイドのスイーツ、抹茶やカプチーノなどのお飲物も取り揃えております。古都の秘宝に溢れる京都国立博物館をゆっくりとご堪能いただき、ご休憩のひと時をお過ごしください。」
<ランチ・セット> ㋳㋚㋑㋙㋕
南瓜のポタージュ
ミニ・サラダ
ベジタリアン・ローマ風ニョッキ
コーヒー
『御即位記念特別展 皇室の名宝』
「天皇陛下の即位とともに元号が改まり、令和の世を迎えました。新たな世の始まりをことほぎ、皇室ゆかりの地である京都において、宮内庁が所蔵する名品を日本の宮廷で培われた文化とともに紹介する展覧会を開催します。
宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の名だたる品々を中心に、皇室の名宝の数々が、京都の地でまとまって公開される初めての機会。皇室と縁を結んだ名品の数々をご堪能ください。」
想像していたより、はるかに充実した展覧会でした。 作品の素晴らしさはもちろんですが、その保存状態の良さには驚きを禁じ得ない。 二つの展覧会を梯子したほどの満足感です。
このような会を企画してくださった方(?)に感謝。
でも、コロナで完全予約制なはずなのに、当日の空きということで、どんどん人を入れていて、中は凄い密でした。
展示もばっちりで学芸員さんも素晴らしいのに、残念。
東庭園でミニ紅葉狩
ピークは過ぎていましたが、まだ所々美しい紅葉が散見。
おやつ: 車中で。
コーヒー
奈良に戻り、お買い物。
『Baby Face』でテイク・アウトのピック・アップ。 奈良市神功5-1-2 050-3476-0564
夜: テイク・アウトのカフェ飯に、イタリアの白と赤を。
シー・フードとホウレン草のソテー エノキ ㋚㋳㋛
カフェ飯 <わいわいセット> + ピザ ㋳㋚㋛㋑㋕
BFPジャンボサラダ(シーザードレッシング)
BFPフライバスケット(オリジナル唐揚げ、オニオンリング、チーズドッグ、クルスピー・ポテト、スマイル・ポテト)
レギュラーサイズ(2~3人前)のふふわ帽子のオムライス ←驚きのヴォリューム
スモーク・サーモンとクリーム・チーズのピザ
おつまみ豆、マカダミア・ナッツ、海苔 ㋮㋙㋻
トレパッソ オーガニック ビアンコ チェーロ エ テッラ (イタリア) シャルドネ、フィアーノ(いずれもオーガニック)
「3パッソとは3ステップの意味。 見た目は金色。 凝縮されたトロピカルフルーツの香りが広がる。 フレッシュで素晴らしい構成と滑らかさ。 繊細な香りが余韻に香る。 白いお肉や熟成したチーズ。」
しっかりした樽感、シャルドネが前に出ているかな。 厚みのある果実感が、陽気な南の国を思い起こす。
とても美味しい。
冷えた状態で、サラダやシーフードに、◎。
少し温度が上がってきて、なお良い感じで、唐揚げに◎。
ロッソ・トスカーナ 2012 チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴナ (イタリア/トスカーナ/IGTトスカーナ)
「■ ブドウ品種:Sangiovese Grosso 50%以上、Cabernet Sauvignon Merlotをブレンド。性格な比率は不明。
■ 生産地域:Castelnuovo dell'Abate Ateoの畑の若木が中心。(一部他の畑の若木も使われる)
日本においても長年愛されてきたサンタンティモ・ロッソ“アテオ”の畑の若木を中心にサンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした非常にコストパフォーマンスの高いワイン。アテオの品質向上と共に、グラスワインで使用できる価格帯で最高の品質を追求するとの考え方に基づき造られている。畑はもちろん、醸造に関しても一切妥協なし。畑では有機栽培が実践され、防虫剤、防カビ剤はもちろん、除草剤も使用しない。(一部ボルドー液、銅、硫黄化合物は使用する) 収穫後手作業で選別、温度管理をしながらステンレスタンクで20日間発酵。サンジョヴェーゼはスロヴェニアオークの大樽、カベルネ、メルローは2年以上使った仏産バリックとトノーを使用して12ヶ月間熟成。
若い樹ながら日照条件の良さと重い土壌の影響でしっかりとした熟度を持っているため、サンジョヴェーゼの爽やかな酸味と共にどっしりとした果実感を味わえる。熟成は早めに進むので、もうすでに飲み頃を迎えている。熟成を感じさせる腐葉土のような香りに強いブドウを思わせるカシスのニュアンス。アフターは中程度だが、丸くあまやかな余韻は満足度の高いもの。この価格では考えられない完成度。
1962年、ジュゼッペ・ビアンキーニ氏は、メッツァと呼ばれる折半耕作の責任者として、とある伯爵の元で、妻、当時、10ヶ月の息子とともに住み込みで働くようになります。
伯爵は、かなりの資産家で、この家系からローマ法王が出た事もあるほどの由緒正しき人物。彼は、真面目に働くジュゼッペ氏を、とても信頼していました。
1979年、ジュゼッペ氏自身も懸命に働いたお金で、僅かながら畑を購入。将来、子供達の事を思っての事でした。
そんな彼に対し、伯爵は『何で畑なんて買うの?』と、一笑したそうです。
そう、この時には誰も、伯爵の真意は知らず、この後、想像だにしなかった出来事が起こるとは、思ってもみませんでした。
その後も、ジュゼッペ氏は伯爵の元で働き続け、20年程が経過。1985年、残念ながら、伯爵に最期の時がやってきました。
当時20歳だった、ジュゼッペ氏の息子パオロ氏は、こう語ります。
『伯爵にはお子さんがおらず、13人ほどのいとこが居ました。親族皆が、伯爵の財産をあてにしている事は明らかだったから、混乱が起きないよう、警察に、伯爵家を一時封鎖してもらった。そして20日後、遺書が公開されたんだ。その時まで、僕たち家族は、まさかこんな事になるとは思いもしてなかった。』
なんと、伯爵は、所有しているワイナリーや屋敷、財産の全てを、ジュゼッペ一家に相続させる事を遺書にしたためていたのです!
『伯爵は、自分の大事にしてきた畑やワイナリーが、親族の手に渡るとバラバラになって、売られてしまう事に、とても心を痛めていた。父に託せば、きっとワイナリーを守ってくれると思ったんだね。』
そう、伯爵は、伯爵同様、いや、もしかしたら、伯爵以上にこの事に心を痛めるであろう、ジュゼッペ氏なら、きっとその意思を継ぎ、守ってくれると信じていたのです。
ジュゼッペ氏が畑を買ったあの日、伯爵が一笑したのは、既に、この決意があったからなのだと、家族はその時はじめて知りました。
こうして、折半耕作の一責任者だったジュゼッペ氏は、一夜にして、莫大な遺産を相続。相続税を払うため、やむなく一部を売却しつつも、伯爵の意思を継ぐため、その後、更なる品質向上に邁進します。
その後、セラーを改築、新鋭の設備を揃え、醸造責任者に、カーゼ・バッセでの経験があるロベルト・チプレッソ氏を迎えるなどし、チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴナの品質向上に邁進してきました。
数奇な運命を生きる事になった、父ジュゼッペ氏は、65歳の若さで他界しましたが、父の意思をしっかり受け継いだ子供達、息子パオロが醸造責任者に、そして、娘ルチアが販売に従事し、家族一丸となって、今では世界的に認められるようになったこのワイナリーをしっかりと守っています。
伯爵が当時住んでいた屋敷は、ワイナリーの大事な歴史としてそのまま保存され、今は地下を熟成庫として使用するなど、彼らの心は、今も伯爵、そして、父ジュゼッペ氏と共にあります。
チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴナは、モンタルチーノの南端、カステルヌオーヴォの小高い丘の上に、ワイナリーを構えています。
ガレストロと呼ばれる白い石が多いモンタルチーノの土壌において、ここは、少し特異な土壌で、白いガレストロに赤い粘土質が混ざりこみ、鉄分、マグネシウムの比率が周りの土壌と比べ、格段に高くなっているとか。
この特殊な土壌が、チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴナのスタイルを独特な物とし、更には、標高240?360m、オルチャ川の影響もあり、寒暖差の大きさが、上質なブドウを生み出す、理想的条件となっているそうです。
そんな環境の中、有機栽培を実践、収量も法定基準の3/4までに制限、品質を重視しています。
チャッチ・ピッコロミニの美味しさを、手軽に楽しめるとあり、日本で、かなり人気が高い、この1本。
このワインは、チャッチ・ピッコロミニのワインのもう一つの顔として知られる、『アテオ』というワインに、大きく関係しています。
アテオの始まりは、1989。この年、サンジョベーゼが不作でブルネッロの生産を、断念せざるを得ませんでした。
その際、そのサンジョベーゼに、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドし、アテオとしてリリース、その品質が評判となり、今に至ります。
今では、サンジョヴェーゼをアテオに使用することはなくなり、2007年からは、アテオはメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを50%づつブレンド。
そんなアテオと、ブルネッロなどの区画の若木のものをブレンドし、生み出されるのが、ロッソ・トスカーナです。
そうつまり、チャッチ・ピッコロミーニのワインの『縮図のような1本!』なのです!」
ちょっとした熟成感が出ており、好みの飲み頃。 まだ置いても大丈夫そうな、しっかりした造り。
端正なすっきりとした赤なので、気軽なお料理にも合わせやすそう。
デミグラスの効いたオムライスに◎。
コーヒー
11/24 Tue. 『まこわやさしいか』
朝:
肉まん (連れ)
コーヒー
バナナ・ジュース ㋕
昼: 残り物で。
シー・フードとホウレン草のソテー エノキ ㋚㋳㋛
オムライス ㋳㋛
すき焼きうどん ㋑㋻㋛㋳
おやつ:
『足立音江門』製 「パウンド・ケーキ」 () ㋕㋙
マカダミア・ナッツ・チョコレート ㋙
マカダミアン・ロカ ㋙
コーヒー
夜: 連れ、外食。 休肝日。
鳴門金時の豆乳スープ (連れも) ㋮㋙㋻㋳㋚㋛㋑㋕
納豆 雑魚のやわ煮 ㋮㋚㋕㋙
すき焼き丼 ㋑㋻㋛㋳
コーヒー