2023.4.10. Mon. 『まこわやさしいか』
朝:
「こんにゃくベーグル プレーン」 『クリスティーヌ・フェルベール』の「トマト・コンフィチュール」、『Le Beurre Bordier』の「クレオール」、「エスペレット」、「レモン・オリーブ」、「柚子」 (連れ、こぱん) ㋑㋳㋕
「こんにゃくベーグル ほうれん草ピーナッツ」 『ボルディエ』のバター4種 (私) ㋑㋳㋙㋕㋻
コーヒー
林檎ヨーグルト (連れ) ㋕
昼: 『万惣』さんで、義弟の還暦のお祝いの宴。
ドゥラモット ブリュット NV 1500ml
「コート・デ・ブランの気品を備えた幻のシャンパーニュ「サロン」の妹的メゾン
ドゥラモットは1760年創業のシャンパーニュ・メゾン。 創業者フランソワ・ドゥラモットの長男ニコラ・ルイはマルタ騎士団のシュヴァリエ(騎士)であり、1824年にアルトワ伯シャルル・フィリップが国王シャルル10世として即位した際には、商事裁判所長官として参列し、レジオン・ドヌール勲章を受けている。
今日のドゥラモットは、その拠点をコート・デ・ブランのグラン・クリュのひとつ、ル・メニル・シュール・オジェ村に置き、あの幻のシャンパーニュ、「サロン」の姉妹メゾンという位置づけを担う。 サロンはご存知のとおり、単一品種、単一クリュ、単一収穫年のシャンパーニュのみを生産し、この100年間にリリースされたのはわずか30数ヴィンテージにすぎない。 ではサロンが造られない年、そのブドウはどうなるのかといえば、このドゥラモットのために使われるのだ。
ラインナップは「ブリュットNV」「ブラン・ド・ブランNV」「ブラン・ド・ブラン・ミレジメ」「ロゼNV」の4アイテム。 ル・メニル・シュール・オジェをはじめコート・デ・ブランのグラン・クリュで収穫されたシャルドネの、ピュアな風味がメゾンのアイデンティ。 瓶内熟成期間はブリュットNVでさえ30~36ヶ月と長く、ブラン・ド・ブランNVでは4?5年も澱と一緒に寝かせられる。 品種やクリュ、長期熟成など当然ながらサロンとの近似性が散見され、メニル、アヴィーズ、オジェ、クラマンのシャルドネがアッサンブラージュされたブラン・ド・ブラン・ミレジメに至っては、プチ・サロンと呼んでしまいたくなるほどの気品と複雑味が堪能できる。 その一方でユニークな存在がロゼ。ブージィ、アンボネイ、トゥール・シュール・マルヌなどモンターニュ・ド・ランス南部のピノ・ノワールと、メニルのシャルドネを用いた、シャンパーニュでは珍しいセニエ法によるロゼであり、口中に広がる芳醇な果実味がとても芳しい。
洗練されたスタイルをもつドゥラモットは、食前はもちろん、昨今の素材を重視したフランス料理や伝統的な日本料理とともに、十分食中酒として楽しめるシャンパーニュといえるだろう。」
ピュリニー・モンラッシェ 2014 フランソワ・カリヨン
「村名クラスのワインですが、このクラスこそフランソワ・カリヨンの実力がよくわかります。
なぜなら、村名クラスのピュリニー・モンラッシェを、これほどまでにエレガントに造る生産者は、数えるほどしか存在せず、それはトップクラスの実力を持っていることの証明に他ならないからです。
味わいはミネラル感たっぷりで、「これこそがピュリニー・モンラッシェのテロワール」ということを飲んで実感できる、納得のテイスト。ボリュームのある果実味をフレッシュな酸味がバランスよく支えています。
他の生産者ではなかなか見られない果実味のボリュームは、どこからくるのか?といろいろ聞いてみたところ、なんと「ピュリニー・モンラッシェ」を造るブドウのの40%は「レ・ザンセニュール」という畑から採れたブドウを使用しているとのこと。
この「レ・ザンセニュール」という畑は「バタール・モンラッシェ」に隣接しており、以前は「バタール・モンラッシェ」の一部だったという由緒正しい畑。
1939年の区画改定時に残念ながらグラン・クリュからは外れてしまいましたが、 並外れた素質を持つ畑であることは間違いありません。
ピュリニーの複数の区画のブドウが織りなす美しきヴィラージュ。黄色い果実や花が溢れる生き生きとした香り。力強い果実と確かな酸が織りなす肉感的な味わい。クリーンな果実や塩っぽさのあるミネラルがクリーミーなフィニッシュに溶け込んでいます!」
DUTTON Goldfield Chardonnay 2014 Dutton Ranch (USA/California)
「熟成:フレンチオークのバリック10ヶ月(新樽40%)
伝統国シャルドネのエレガントなスタイル×ニューワールドのヴォリューム感あるスタイルが幸福に融合!カリフォルニア・シャルドネの名手ダットン・ゴールドフィールドの手腕が存分に発揮された素晴らしい1本です。
果実の力強さとリッチさと偉大な酸のストラクチャーを備えた、クラシックなロシアン・リヴァー・ヴァレーのシャルドネを体現するため、グリーン・ヴァレーを中心に様々な区画のブドウをブレンド。熟したオレンジやアプリコット、ハーブ、バニラがほのかに香り涼しげな香り。透明感ある優しい果実に細かな酸が継ぎ目なく溶け込み、目の詰まった複雑な味わいを織りなしています。余韻は実に長くクリーミー。大きなグラスでゆっくりと楽しんで欲しい、とにかくリッチで贅沢なシャルドネの逸品。おすすめです。(ワインレヴュー担当:Firadis WINE CLUB collection 店長 五十嵐 祐介)
生産者の概要: カリフォルニアで最も偉大な生産者のひとり。ソノマ最有力栽培家ダットン・ランチと敏腕醸造家がロシアン・リヴァー・ヴァレーで最高のワインを造りだす。
3つのポイント:
- 世界のワイン産地の情報を網羅する『ワイン・レポート』2009年度版にて、スタッグス・リープやオー・ボン・クリマに先立ち、最も偉大な生産者の筆頭に選ばれている。
- 現当主の一人であるスティーヴは幼い頃から家業を手伝い、32歳の時にはソノマ・カウンティから『年間最優秀若手醸造家』に選ばれた生粋のブドウ栽培家。
- ダットン・ランチが所有する誰もがうらやむ区画から、贅沢にも彼らの理想に適した畑を選りすぐり、スティーヴが特別に目をかけてブドウを栽培する。畑は「自然と高い酸が維持される地所であること」を条件に選ばれている。
生産者のこだわり: カリフォルニア州北部のノース・コーストに位置するソノマのロシアン・リヴァー・ヴァレーの西側地区は、卓越したシャルドネやピノ・ノワールの世界的な生産地として知られる。海岸線に近いため海からの冷たい霧が一定の割合でかかり、カルフォルニアならではの日照の豊富さと冷涼な気候の恩恵を受け、しっかりとした酸を残しながらブドウが完熟する。特に、その中でも独立したアペラシオンに認定されているグリーン・ヴァレーは、ペタルマ・ギャップと呼ばれる海岸沿いに並ぶ山脈の途切れ目から霧が流れ込む最初の場所にあるため一層冷涼な気候となり、果実の豊かさの中にも緊張感を保持したシャルドネやピノ・ノワールの産地として注目を集めている。
しかし、この地は最初から世界的なワイン生産地として認められていたわけではない。1960年代、ナパのワイン産業が活発になる一方で、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの西側地区は高品質のワインを生産するには涼しすぎるとして、大量生産のスパークリングワイン用のブドウやリンゴなどの果樹が主に栽培されていた。この不遇の状況を変えたのは19世紀から果樹栽培を営んできたダットン家だ。この地のワインへのポテンシャルを予見した4代目のウォーレン・ダットンは、ダットン・ランチを設立して家業をブドウ栽培にシフトし、グリーン・ヴァレーに初めてシャルドネを植樹するなど、周囲の農家からの賛同が得られなくてもひたすら可能性を信じてブドウ栽培に取り組んだ。今やロシアン・リヴァー・ヴァレーを中心に約445haの畑を所有し、キスラーなど優良ワイナリー御用達のソノマの最有力栽培家となったダットン・ランチだが、この発展の一端を担ったのが息子のスティーヴ・ダットンと友人のダン・ゴールドフィールドである。
ダットン・ランチの現当主の一人であるスティーヴは幼い頃から家業を手伝い、32歳の時にはソノマ・カウンティから『年間最優秀若手醸造家』に選ばれた生粋のブドウ栽培家である。一方、ダンは1969年のブルゴーニュに感銘を受けてワインに人生を見出した科学者で、醸造家になるべくカリフォルニア大学デイヴィス校で学び、ロバート・モンダヴィで研修を積んだ。
2人はダンがブルゴーニュ・スタイルのシャルドネやピノ・ノワールで有名なラ・クレマで醸造責任者として働いていた時に知り合い、すぐに意気投合した。彼らはロシアン・リヴァー・ヴァレーで最も涼しい西側地区で最高のワインを造るという思いを分かち合い、ブドウ栽培にふさわしい場所を調査し、畑を拓き、そのキャラクターを研究するなど、実験的ともいえる活動を協力して行った。醸造家としての手腕を認められたダンがハートフォード・コートの設立を任されて以降もそれは変わらず、1990年代に彼の下で醸造を補佐した若き醸造家たちも、冷涼なロシアン・リヴァー・ヴァレーでの偉大なワイン造りを広めていった。
1998年、自ら育てた最高品質のブドウを最上のワインへ醸すため、スティーヴとダンはダットン・ゴールドフィールドを設立した。畑はもちろん、彼らが開発したといっても過言ではないロシアン・リヴァー・ヴァレーの冷涼な西側地区がメインである。誰もがうらやむダットン・ランチが所有する区画から、贅沢にも彼らの理想に適した畑を選りすぐり、スティーヴが特別に目をかけてブドウを栽培する。「自然と高い酸が維持される地所であること」を条件に選ばれた。
シャルドネの畑は、カリフォルニアでは珍しく灌漑をしない畑である。灌漑しない畑の方がブドウは深く根をはるという。その中でも自然と収量が制限され、凝縮したブドウが得られるため、高樹齢の畑のブドウが好んで使われている。」
ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2012 《◎40周年記念アニバーサリー・ボトル》
Caymus 40th Anniversary 2012
「◎好評のケイマスより、生涯一度の40th限定Ver.を蔵出しゲット!
「何だこのケイマスは!?」と驚かれるかもしれませんが、この見たこともないケイマスは、'12年で40周年を迎えた彼らがこれを記念して作成した限定アニバーサリー・ボトル。「40」と大きく刻まれたスペシャル・エディションです。
11/1未明に発刊された、パーカー監修ワイン・アドヴォケイト誌最新#215にて、(スペシャル・セレクションではなく)こちらのナパ・カベが見事【RP96点】を奪取致しました(ロバート・パーカー自らの採点)!もちろん同銘柄歴代No.1の快挙です。同誌曰く、飲み頃としてはまだ次期尚早。この機会にたっぷり確保頂き、セラー・ストック下さいませ。
傑出年号'12年を反映したかのような、深きコクある、非常に濃厚&リッチば味わい。「ならでは」のケイマス・スタイルが貫かれています。ソノマ・カベルネと飲み比べて最も違いの出るナパ・カベの一つだと思います。
2012年で40周年を迎えたケイマス。S.S.の欄でも書きましたが、ケイマスがナパ・カベの王道を揺ぎ無く突き進んでいるように見えるのは、時代のニーズを敏感に察知し、それに添ってきたからこそです。技術のみならずヴィンテージ、流行を含め、常に繊細な変化を自らに課し、それを続けてきた結果であり、決して「不変」などではありません。以下はケイマスより、アニバーサリー・ボトルのリリースについて。
「ケイマスのカベルネ・ソーヴィニョン40周年を記念して、2012年のワインは特別なラベルとボトルを使用しました。そして、偶然にも、2012年のナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンは歴史に残る最良のヴィンテージとなりました。霜の影響が全くなく、温暖な春の気候、暖かく乾燥した夏、熱波も一切発生しなかった理想的な育成期でした。クラシックなスタイルのカベルネ・ソーヴィニョンが生産された年です。」
味わいの本筋でクラシックな王道を行きながら余韻や深いところで進む道中にはモダンな面も見せるそのスタイルには、一抹の古臭さも感じられない筈です。進化を続ける必要は無くとも、変化は必須なのです。そうでなければケイマスがこれほど長く愛されるわけもありません。「継続的輸入の停止期間が続くことは、日本のナパ愛好家にとっての損失」と記述しておりましたが、正規輸入復活。
■パーカーポイント96点(同銘柄歴代No.1)」
Chateau Pichon Longueville Baron 2003 (Pauillac 2級)
「カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ35%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%
ピション=バロンの偉業といえる1990年をしのばせる。2003年はボルドーのクリュ・クラッセとしては力強い、アルコール度の高い(13.46%)ワインで、pHは高く(3.85)、酸は弱い(3.1)。31hl/haという収量でつくられており、ブレンド比率はカベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ35%。
インクのような紫色をしており、大柄な、厚みのある、ジューシーなノーズは醤油、ブラックベリー、クレーム・ド・カシス、ミネラル、花を思わせる。フルボディで、力強く、果実味の純粋さや深みがすごい。
この美酒は、樽で成長していくうちにどんどん輪郭のはっきりしたものになっていくことだろう。フィニッシュは45秒強も持ちこたえる。
予想される飲み頃:2009~2025年。92~94点+」
「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテスト・ド・ララドンと区別するために、ボルドーでは親しみを込めて「バロン」の愛称で呼ばれている。ブドウ畑の半分弱はシャトー・ラトゥールと向かい合わせに位置し、深い色調と気品のあるアロマ、密度の高い酒質のワインを引き出す第1級のテロワールになっている。」
「ワインの品質は、アクサとジャン・ミシェル・カーズ(シャトー・ランシュ・バージュの所有者)の作業チームが加わってから非常に向上した。1989年と1990年は純粋なポイヤックのスタイルで頂点を極めている。」
Critic | Score | When to drink |
Wine Spectator | 95/100 | |
CellarTracker | 93/100 (112 notes from 92 users ) | |
Stephen Tanzer | 93/100 | |
Jamie Goode | 92/100 | |
Jean-Marc Quarin | 92/100 | 2012 to 2025 |
Bettane et Desseauve | 18/20 | 2015 to 2025 |
Decanter | 18/20 | 2009 to 2021 |
La Revue du Vin de France | 17.5/20 | |
Vinum Wine Magazine | 17/20 | 2010 to 2025 |
Jancis Robinson | 16/20 |
コルクがよくなかったのか、ブショネとまではいかないが、熟成が進み、古酒状態。
和食にはかえって良かったが、本来のお味を堪能できず、残念。
おやつ:
コーヒー
こぱんちゃん、上京。
お買い物。
夜: リベイクしながら。 ㋮㋙㋻㋳㋚㋛㋑
お昼の続き
竹の子昆布煮
揚げだし豆腐
鰺フライ弁当 (分け分け)
温玉ぶっかけうどん
コンドール・アンディーノ・マルベック 2021
「★サクラ・ワイン・アワード金賞 ★アルゼンチン・ワイン・アワード銅賞
ぶどう品種:マルベック
非常に濃い色調。
フレッシュでスパイシーな酸が心地良く、タンニンもやわらか。
ミントのような清涼感のある余韻が長く続きます。
食の中心が肉であるアルゼンチンの代表品種だけあり、肉料理にぴったりです。
<濃厚なベリー風味のアルゼンチン代表品種マルベック>
「人より牛の方が多い」といわれるアルゼンチンでは、肉料理に合う濃厚なワインが好まれます。そのため、マルベックはフランス原産ですが、アルゼンチンの代表品種となりました。存在感のあるタンニンと果実味が、肉料理を食べた時の口当たりを引き締めてくれます。
<アルゼンチン随一の生産地メンドーサ>
アルゼンチンワインの約7割を生産する重要な産地で、ぶどう栽培が州の主要産業のひとつになっています。特に栽培条件に恵まれ、高品質ワインの産地として知られています。」
4/11 Tue. 『まこわやさしいか』
朝:
鮭おにぎり (連れ) ㋚㋻
『成城石井』製 スコーン (私) 『Le Beurre Bordier』の「クレオール」、「エスペレット」、「レモン・オリーブ」、「柚子」 ㋕
コーヒー
林檎ヨーグルト (連れ) ㋕
昼:
鯛皮チップス
鯛のあら焚き ㋚
具沢山うどん 揚げ、椎茸、葱、天かす、とろろ昆布 ㋮㋛㋳㋻
おやつ:
古都華
『カシェット』のプティ・フール ㋕㋙
コーヒー
夜: 連れ、外食。 休肝日。
鯛皮チップス
梅お粥 梅昆布茶、蒟蒻米 揚げ、鮭ほぐし、胡麻おかかふりかけ、塩昆布 ㋻㋑㋮㋚㋙
コーヒー
『もち吉』製 「チョコあられ」 ㋙㋮