安倍政権は、気合いを入れ直して経済対策をすると意気込んでいるが、安倍ちゃん自身が裏目に入った。 「裏目の時」
各種の経済指標が落ちてきて、アベノミクスは正念場だと懸念されている。
裏目に入ると、それまでうまくいっていたこと、自分の得意分野ほどうまくいかなくなる。逆に、得意でもないことで、好結果が出る。そしてそれが、悪運の種まきになる。
一白、申酉空亡の安倍首相の得意分野は、「ムードづくり」だ。
金融緩和で、円安を誘導し、株価を上げたが、相場はムードで動くものだから、これは大当たりをした。しかし、飾り付けや昭明でお祭りムードが高まっても、実体が動いていなければ、場外で、ドカーンと音がしたり、雨が降ってくれば、会場は一度にしらけてしまう。
一白の苦手なことは、基礎を打ち込んで家を建てる、辛い汚れ仕事だ。絶好調の時はごまかせたが、裏目になれば、一瞬にして照明が消えて、元のみすぼらしい廃墟があらわになる。そこで、さらに拍車をかけて、光り物、鳴り物を持ち込んでも、既に誰もが気づいてしまっている。
人間、裏目になったら、自分の得意技を引っ込めた方がいい。一番良いのは、一端、雲隠れすることだが、責任者としてはそうも行かないから、これまで、自分に反対してきたような人に、謙虚に相談をし、事実上その人に任せることだ。生きてるように見せて、死に体になることで、事業を継続できる。そして、それを見ながら反省と勉強をする。
しかし、今の今までうまくいっていたのに、裏目など考えることもできないから、当然、責任者として、努力する。それが、ますます事態を悪化させる。
アベノミクス第二弾とやらは、ムードづくりのための新しい目くらましだが、正にそれが、いけない。
ムードに魂を入れ、実体化させる事こそ、辛い汚れ仕事だ。それができないから、また同じ手を持ち出している。二匹目のドジョウより、元のドジョウを柳川鍋にして欲しい。自分でできなければ、できる人を利用してでもだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます