魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

非常ボタン

2009年12月07日 | 日記・エッセイ・コラム

トヨタ車がアメリカで、危険な車として非難されている。
フロアマットがアクセルに引っかかって止まらなくなり、死亡事故が多発したということだ。
アメリカ人の雑さを考えれば、あり得ることで、やはりそこまで気を配るべきだったのだろうが、「好事魔多し」で、売れてる時にはワキが甘くなる。

しかし、じゃあなぜ他の会社の車ではそういうことが起きないのか。
とても疑問になる。なにか、アメリカ自動車産業の不調の八つ当たりに、狙い撃たれているような気もする。

しかし、そういう気持ちでいたから、いい加減な対応になってしまったのではなかろうか、あれだけ気を遣っていたトヨタが、弱り目に祟り目状態だ。不況で工場撤退をすると言って、また叩かれている。

豊田は何座なのかよく解らないが、愛知は魚座だ。
やはり末期症状なのだろうか。
それにしても、フロアマット一枚で、死亡事故が起こる。
自動車はまだまだ奥が深い。
いつも思うことなのだが、
これだけ電子制御しているのに、何で、安全対策に電子制御が活用されないのだろうか。

先日、知人の50代の女性が、買ったばかりの車でバック駐車をしようとして、アクセルとブレーキを踏み違え、壁に激突して大破した。
屋上の駐車場から壁を突き破って落下する例も少なくない。
少なくとも、バックで異常なアクセルの踏み込みは、感知して電子制御できるはずだ。

遠からず、完全自動運転もできるだろうが、そこまでとは言わないから、とっさの場合の、制止ボタンぐらいあっても良さそうなものだ。
第一、クラクションを鳴らす前に止まる発想で、車を作るべきだ。

クラクションが一番鳴らしやすい位置にあるが、非常ボタンだろう。
押したら、フラッシャーとブレーキランプがついて、アクセルが切れてブレーキが掛かるという、一発・非常ボタンがなぜ無いのだろう。

個人的には、クラクションは要らない。一度も鳴らしたことがないので、実は、本当に鳴るのか、どんな音がするのかも知らない。


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