魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

そろそろ

2016年08月13日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年暮れから、次々と小さな事故に見舞われ、万全な時がない。大抵、下らないチョットしたことで怪我をするのだが、どれも全治3週間ぐらいで、治ったかなと思う頃に次の怪我をする。
原因は、一言で言えば歳なのだが、占いで言えば、ちょうど10年に一度の転換点に当たっている。最大の転換点は30年に一度だが、その間、二回の転換点を経る。運の転換期は、30年目は両3年、あるいはそれ以上の動揺期があるが、10年目は1年間ぐらいだ。

昨年暮れからの異変は、測ったように10年目に始まった。これは珍しい例だが、自己暗示ではない(と、思う)。こうした動揺は、心身共に変化することで、それまでとは違う生き方を迫られている事を表している。
今まで出来ていたことが出来なくなり、出来なかったことが出来るようになる。
人生前半は、体力気力が向上し依存ができなくなる。後半は体力は失われ理解や寛容性が向上する。

中でも、30年に一度の転換は、かなり大きな変化で、全く違う人生を歩み始めることも多い。
自民党の谷垣禎一幹事長が自転車で転び、大怪我をして幹事長を降りた。今まさに、30年目の転機に当たっている。昨年は、アメリカのケリー国務長官も自転車で転んで大怪我をした。これも30年の転機だった。ケリー長官はその後復帰して、仕事をしているが、オバマ政権も終わるので、転機であることには変わりない。

自転車愛好家は、転ぶのには慣れている。転んだことのない愛好家などいないだろう。ただ、何でもない時なら、転んでも擦り傷ぐらいですむが、運の転機では過去に無いような結果をもたらす。ケリー長官も、外交に大きな穴を開けた。
つまり、それまで当たり前にしていたことが、転換期には思わぬ結果になる。

自分も、一連の怪我の中には、自転車での転倒もあったが、大転換期でもなく一市民なのでどうにか事なきを得た。ただ、やはり、生き方を転換せよとの天の声に、色々考え直すことにした。
このブログを始めて、この9月で丸10年になる。ちょうど良い機会だから、そろそろブログを止めようと思う。元々、書き始めたこと自体が、星に導かれていたのだろう。
金にはならないが、書くために、少なからず勉強をしたり、チェックしたりする。10年続けたことで、色々気づいたこともあったし、考え方も多少は変化した。人間、どんな下らない行為もムダではない。

下書きや、書きかけだけでも何百も溜まったし、まだまだ書きたいことはあるが、炎上しないように気を配っているので、全体に刺激がなく、あまり面白みがない。
また、恋愛やセックスに関することは、ほぼ封印したので、人間について、7割ぐらいは書いていないことになる。人間は繁殖のために生まれるのだから、これを外せば、画竜点睛を欠き、目白のサンマになってしまう。
しかし、何も気にせずに書いていれば、色気違いと思われるし、そんな人ばかりが来るようになって、読んでもらいたい人に読んでもらえなくなる。だから、意識して書かなかった。

言いたくても上手く言えなかったことの方が多いが、力量が無いから仕方ない。
10年前に始めた秋になれば、潮が引くように止めていこうと思う。


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