魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

オバマ魂

2014年05月21日 | 星の流れに

アメリカは、サイバー攻撃を理由に中国軍官をアメリカで訴追した。
「何が目的や?」
多くの人がそう思ったのではなかろうか。

逮捕できない人物を訴追するのは、象徴的行為に他ならない。
では何の象徴なのかの疑問に、軍事的スパイとは関係なく、中国の国家ぐるみの産業スパイ行為に、自由主義経済の旗頭が警告した。
容認できないボーダーを示した・・・と、考えられている。

当然、中国は根も葉も無いとシラを切り、アメリカこそ情報スパイ国ではないかと反論した。
アメリカが、アメリカのスパイ行為と、中国のスパイ行為は意味が違うと言ってみたところで、世界の多くの「一般人」は、少なくとも、これに関しては、中国の言い分が正しいと思うだろう。

オバマ政権のアメリカは、次々と馬鹿なことをしている。
と言うより、Obamaの正しい発音は、オバカなの?と思ってしまう。
昨今の日本も同じなのだが、法治の机上論にばかりとらわれて、現実的処理が疎かになっている。

CHINALLENGE
ここで、木星が「カニ座の中国」に強く影響する年を振り返って見よう

1996年ヤギ座。木星がカニ座の「相手」を表すヤギ座の時、中国は台湾の総選挙を牽制するため軍事演習で威嚇した。これに対し、アメリカが台湾海峡に空母を送り込み、結局、中国は引き下がった。

2001年カニ座。今度は木星が180゜移動し、中国自身を表すカニ座に来ると、自ら海南島事件を起こし、アメリカに挑戦した。

2008年ヤギ座。木星ヤギ座では、今度は台湾ではなく、チベットとウイグルの対応に追われ、世界から批難された。言うまでもなく、オリンピックと四川大地震の年でもある。

2013年カニ座。そして、昨年から今年2014年。再び木星がカニ座に巡ってくると、中国は再び、アメリカに挑戦している。

1996年、台湾海峡に黙って空母を送ったアメリカは、今や、中国官人の訴追のような、犬の遠吠えしかできなくなっている。あるいはそのガッツが無くなったのだろうか。

とにかく、これでは、Challengeする中国に、ますます甘く見られることだろう。中国は直ちに、Windows8の公的使用を禁止した。嫌がらせ程度なら、いくらでも嫌がらせで対抗できると言うことだ。

オバマ政権のガッツの無さへの批判なのか、20日、第二次大戦で東京初空襲の「ドゥーリトル隊」の兵士に、米上院は「議会金メダル」を授与することを決めた。この作戦は、アメリカのガッツの象徴であり、皮肉なことに、中共軍との連携作戦でもあった。

木星双子座は、アメリカの年でもあるが、この東京初空襲の二月後に、アメリカはミッドウェーで大勝利を収めた。

木星カニ座の中国の年の海南島事件では、当時の米中の力関係から観れば、中国の判定勝ちと言えるかも知れないし、現在のカニ座も、中国の不戦勝になりそうな雰囲気だ。