天秤座に火星が入って、3週間。陰に日向に、問題が吹き出している。
安倍首相は9月21日生まれだから、厳密には乙女座だが、ほとんど天秤と見なしても良いし、その安倍首相の乙女座27゜に対し、火星は11月後半から影響を及ぼし始めている。
もちろん、天秤座の日本にも同時に影響が現れる。
火星が影響し始めた11月23日。中国が突然、防空識別圏を発表したのも、中国にとっての第4室、天秤座の国境領域問題での攻撃的な火星の影響だ。
同時に、天秤座の日本、及び安倍首相の焦りや怒りを引き起こす。
11月26日に衆院、12月5日の参院で「特定秘密保護法」を強行採決。
11月27日に日本版NSC「安全保障会議設置法」改正参院で成立。
12月17日には「防衛大綱」の大幅な変更がなされた。
そして、12月26日には、安倍総理の靖国参拝と続く。
ドッカーン! ドッカーン!
もう、日本は完全に、「キレた」
火星が天秤座に入ることで、心配していた遥か南海の国境より、日本の中枢が先に発火した。
真珠湾攻撃の時、大本営発表を聞いた日本人は、賢愚保革を越えて、ほぼ全国民が、「清清した」と喜んだ。
安倍総理の靖国参拝に関して、中韓との軋轢を危惧する、欧米からの批判が上がったことで、国内でも批判的な意見が広がったが、
実際には、靖国神社の根本的な意味や成り立ちなど、関係なく、
「7年間、中韓に配慮して、何か良いことがあったか」の思いで、アンケートの数値以上に、支持がわき上がった。
批判に回っている人の中にも、心のどこかに「清清した」と思った人は少なくないのではなかろうか。
火星が来て、一番心配されることは、まさにこういうことだ。
火星は、がさつな若者の怒りを表す。衝動的で配慮のない言動は、若気の至りなら大目に見られるが、しかるべき年、しかるべき立場の人間が行えば、非難の的になる。
土星が入った星座の人間は、モウロク言動で非難される。
今回の猪瀬知事や、「子供を産む機械」事件の柳沢厚労大臣の例だ。「蝎に来た」
一方、火星が入ると、異常行動でヒンシュクを買う。「火星通過」
オセロの中島など、いわば個人的問題だと思うのだが、有名人であることで、集中砲火を浴びた。
日本は、世界の中の有名人だ。個人の問題だから放っといてくれと言っても通用しない。火星は、注目を浴びる「有名」の星でもある。
オヒツジ座、カニ座、天秤座、山羊座の、全「活動宮」に、それぞれ、天王星、木星、火星、冥王星が揃い踏みし、12月末には山羊座に、金、水、太陽が鎮座する完璧な大十字となり、活動宮は大ピンチだ。
そして、月が天秤の火星に重なった26日、
ついに、安倍総理の靖国参拝。
じぇじぇじぇ !
世界の反応も、予想外と言えるだろう。
それぐらい、インパクトのある惑星環境だったと言うことだ。